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5時間超の夢のステージ「キラフェス 2017」レポートをお届け!
2017.04.10 <PASH! PLUS>
PASH! PLUS
人気男性声優陣の所属するエンターテイメントレーベル「Kiramune」のメンバーが集い、パフォーマンスを披露する「Kiramune Music Festival 2017」(通称:キラフェス2017)。2日間にかけて横浜アリーナで開催された、まさにキラメキの詰まったステージ、3月5日公演の様子をお届けします!
出演者:神谷浩史、浪川大輔、柿原徹也、岡本信彦、Trignal(江口拓也・木村良平・代永 翼)、吉野裕行
各メンバーの個性全開な、夢のステージ!
まず開幕を飾ったのはTrignal(江口拓也さん・木村良平さん・代永 翼さん)の3人。幕開けにふさわしいゴージャスな衣装で、「Update A Day」を熱唱。江口さんの「最後まで最高の1日にしていきましょう!」の掛け声で、会場は早くも熱狂に包まれました。そして「Kiss Plus」、「Win-possible!」と続き、3人ならではの息の合ったダンスや、江口さんのラップ・通称「えぐラップ」で、会場は更にヒートアップ!
次に登場したのは、純白の衣装に身を包んだ神谷浩史さん。その瞬間から会場は神谷さんのメンバーカラーである紫一色のサイリウムに包まれ、最新アルバム「Theater」より「影もまた真なり」をしっとり歌い上げます。続いては2009年のデビューアルバムより「バジル」を、トロッコで客席の間近を通過しながら披露。サービス精神満点かつ、神谷さんのアーティストとしての歴史も感じられる一幕となりました。
赤と黒を基調としたハードなロックテイストな衣装で、バックダンサーを従えて登場した浪川大輔さん。「Colorless sky」を伸びやかな歌声で歌い、キレッキレのダンスも。続く「FIRE」では、ステージ各所で炎が吹き上がる演出で会場の度肝を抜きました。浪川さんの熱いパフォーマンス、黄色と赤のサイリウムも相まって、まさに横浜アリーナ全体が炎に包まれたような、圧巻の風景に!
柿原徹也さんがまず披露したのは、ハイテンポでノリの良いナンバー「リングオブドランカー」。観客からの合いの手もバッチリ決まり、このキラフェスでの盛り上がりこそ「求めていた『リングオブドランカー』の形」と、感慨深そうに語っていました。そして「Othello」をムーディーに、「ドラマ」を巧みなライティングとともにセクシーに歌い上げ、柿原さんの世界へ一気に引き込まれるステージとなりました。
岡本信彦さんはなんと豪華絢爛な和服姿で登場! 幻想的なメロディが印象的な「朧月」を歌い、終盤では金色の扇子を使ったダンスも。時に強く、時にしなやかに舞う姿に会場も釘付けに。さらに次の「Miseries of life」へ移る時には早着替えも成功させるという華麗な技を披露!
序盤のトリは吉野裕行さん。「DRAMATIC SURF COASTER」では、最後のサビ直前にド派手なジャンプを決め、「Do it」ではエアギターも交えてハイテンションに。吉野さんの、満面の笑顔で伸びやかに歌う姿が印象的なステージでした。
トークタイムも大盛り上がり♪
8名による圧巻のパフォーマンスが繰り広げられたのち、全員集合してのトークコーナーに。最初のテーマは、卒業シーズンに合わせて「今年卒業したいこと」。まず浪川さんが「『ちゃんとやれ』って言われるのを卒業したい」と語り、笑いを誘います。その後、岡本さんが「花粉症を卒業したい」と自身が花粉症で悩んでいることを話すと、そこからまさかの花粉症トークで大盛り上がり。声優業界でも花粉症に悩む人が多いらしく、特に神谷さんは自身を「ミラクル花粉症」と評するほど。
続いて浪川さんが提案したテーマは『抱負』。神谷さんは「いいオジさん」になりたいと語り「杖をついてでもキラフェスに出たい」と発言。会場を爆笑で包み込むとともに、『Kiramune』への愛を感じさせる一幕でした。
そして次は「今後、キラフェスで挑戦したいこと」。代永さんは「プロジェクションマッピングを使って演出してみたい」、岡本さんは「このメンバーでアニメを作りたい」、柿原さんは「北海道から沖縄までアリーナツアーをやりたい!」と、それぞれ形は違えど、大きな目標を掲げて、観客からも大歓声が。今後の彼らの活躍がますます楽しみになるトークを見せてくれました。
最後は吉野さんの提案で、今回出演が叶わなかった入野自由さんのイメージカラーである赤のサイリウムで会場が包まれる、感動的なシーンも。メンバーたちの仲良しさと絆がひしひしと伝わってくるひと時となりました。
熱狂も感動も、全てを包んでショーは続く!
すでに大充実のステージですが、まだまだ前半戦が終わったばかり。中盤以降もさらにヒートアップします!
最初に登場した神谷さんは、軽快なギターサウンドとともに「イズムリズム」をセクシーなダンスや眼差しで熱唱。柿原さんはラップが印象的でキャッチーなナンバー「ダンディギ」を、会場のみんなを巻き込みながら歌いきり、エンターテイナーとしての本領を発揮したパフォーマンスを披露。Trignalの3人は「色づく季節」で、最初は3人バラバラのステージからはじまり、やがて1箇所に集まり肩を並べて歌うという、感動的な演出を見せてくれました。
吉野さんは「シャララ」では拡声器を使って力強くワイルドに熱唱。浪川さんはバラード「My Treasure」を透き通った声で情感たっぷりに。さらに、2人はユニット「Uncle Bomb」としても登場。吉野さんは赤、浪川さんは青の衣装に身を包み、息の合ったデュエットを披露しました。「愛よ激情~マタドールは宙を舞う~」では、炎が舞う中、金の布を使ってマタドールのようなダンスも見せるなど、大人の魅力が詰まった歌と演出で、会場の熱気も最高潮に!
トリを飾ったのは岡本さん。「君の笑顔 僕の笑顔」のクライマックスには、とびっきりのスマイルを見せ、観客達を悩殺♪ 続いては、自身が作詞し、Kiramuneメンバー全員がコーラスを担当した「8piece」。曲が完成するまでのメンバーたちとの暖かなやりとり、そしてアーティスト活動5周年を迎えた岡本さんの心境など、数々の秘話が語られ、岡本さんも観客も感極まった様子でコール&レスポンスを贈り合っていました。感動はまだまだ止まず、「Happy memories」を、「みんな幸せになりますように!」という掛け声とともに熱唱。ラストには、多数の鳥の形をした紙がアリーナ上方から舞い降りてくるサプライズが。さらに中にはメンバーからの直筆メッセージが書かれたものもあり、ファンにとって最高のプレゼントとなりました!
キラフェスの醍醐味といえば、メンバー同士のコラボ!!
ひとまず終演したものの、当然ながら客席からはアンコールの嵐。鳴り止まない声に応え、出演者全員がそれぞれのカラーの「Kiramune」Tシャツに身を包み、「EVER DREAM」とともに再登場! そして、キラフェスの醍醐味とも言える、数々のコラボを見せてくれました。
柿原さんの「レッスンAtoB」では、柿原さんと同じAB型の木村さん、さらに、イベントスタッフのAB型の方々が「AB」と書かれたTシャツで大集合。曲のラストには「AB型サイコー!」と締めくくりました。Trignalの「PANORAMA SODA」では、なぜかビーチチェアでくつろいでいた浪川さんと柿原さん。そして岡本さんの「Want you」では神谷さんと吉野さんが加わり、”チュー”のポーズを決めるとアリーナは黄色い声でいっぱいに! メンバー同士はもちろん、スタッフ陣との絆も伝わってくる一幕になりました。
数々の夢のコラボで興奮も冷めやらぬ中、ラストはメンバー全員で「Get Together!」と「僕らの描く未来」を会場全体が一体となって熱唱。「キラフェス 2017」は、約5時間半にも及ぶ長丁場となりながらも、アリーナ中を終始興奮に包み込む、まさに一夜限りの夢を見ているような最高のステージとなりました。
Text=PASH!PLUS編集部
<セットリスト>
M1 Update A Day
M2 Kiss Plus
M3 Win-possible!
M4 影もまた真なり
M5 バジル
M6 Colorless sky
M7 FIRE
M8 リングオブドランカー
M9 Othello
M10 ドラマ
M11 朧月
M12 Miseries of life
M13 DRAMATIC SURF COASTER
M14 Do it
トーク
M15 イズムリズム
M16 Q.E.D.
M17 Fiction Factor
M18 Tricky Love
M19 シャララ
M20 色づく季節
M21 恋つぼみ
M22 GENERATIONS
M23 ダンディギ
M24 My Treasure
M25 JAM packed TRAIN
M26 つかめ輝きを
M27 Good Good Time
M28 デッドマグネット
M29 愛よ激情~マタドールは宙を舞う~
M30 Blazing
M31 1% -ワンパーセント-
M32 オレンジ
M33 Start of LIFE
M34 流れ星
M35 YELL
M36 ワタリドリ
M37 Bye-Bye☆セレモニー
M38 デリンジャー
M39 激アツ超絶Saturday Night!!
M40 君の笑顔 僕の笑顔
M41 8piece
M42 Happy memories
EN1 EVER DREAM
EN2 レッスンAtoB
EN3 \わっしょい/
EN4 PANORAMA SODA
EN5 ハレバレハート
EN6 Want you
EN7 ファンキー☆ウェーブ
トーク
EN8 Get Together!
EN9 僕らの描く未来
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