DearDream、OLDCODEXをフィーチャーした“アニサマ2018”1日目レポート

　世界最大級のアニソンライブイベント“Animelo Summer Live”が、さいたまスーパーアリーナにて8月24日～26日の3日間開催されました。

　今年はテーマに“OK!”を掲げ、出演したアーティストたちが「OK？」と問いかけ、それに観客が「OK！」と応える場面が多く見られました。今回PASH！は男性アーティストのDearDreamとOLDCODEXに注目！　2組のステージを中心に1日目のレポートをお届けします。

▲2018年のアニサマのトップバッターを飾ったのは内田彩さんと三森すずこさんのコラボ！　2人が歌ったのは“ちゅるぱや”でおなじみの『DISCOTHEQUE』。客席も“ちゅるぱや”の部分を2人と一緒に歌っていました。

▲サプライズゲストの藍井エイルさんは『流星』を披露。青いペンライトがまるで星空のよう。

▲「またアニサマのステージに立つことができて、とっても嬉しく思っています！」と挨拶をした藍井さん。再びステージに立つ機会をもらえたことについての感謝も述べていました。

　登場するや否や会場の女性客の歓声を一身に集めていたのDearDream。DearDreamの5人が声優として出演するTVアニメ『ドリフェス！』オープニング映像とともに、『PLEASURE FLAG』を披露します。

　登場時どう合わせればいいかわからず困惑気味に見えた男性客もキラキラのアイドルスマイルに魅了され、曲のサビではペンライトを激しく振って応援していました。自己紹介で「DearDreamの赤担当、石原壮馬です！」とそれぞれのメンバーカラーも紹介していたのですが、そのたびに客席はペンライトの色をチェンジ。これにはメンバーも感激していました。

　また、緑担当の太田将煕さんは、ライブでは定番のコール＆レスポンスをやりたいということで、客席に協力を呼びかけます。このコール＆レスポンスは、太田さんが「この～木なんの木～？」と呼びかけた後、『ドリフェス！』で太田さんが声優を務めるキャラクターの名前である「片桐いつき！」と応えるというもの。かなりハイテンションで太田さんが呼びかけると、客席からは割れんばかりの「片桐いつき！」が返って来て太田さんも満面の笑みに！

　さらにリーダーの富田健太郎さんが、いつもライブでやっているコール＆レスポンス「イケるっしょ！」を今年のアニサマのテーマの“OK!”と合わせた「OKっしょ！」を提案。富田さんが「準備OK？」「もう1回！」「ラストー！」と声をかけるたびに、「OKっしょー！」と大きな声が返っていました。

　5人は二手に分かれ、2つのトロッコに乗って『ユメノコドウ』を歌います。客席の外周を通りながら、アリーナやスタンド席の観客に向かって全力で笑顔や手を振ってファンサービスをしていました！

▲TVアニメ『BanG Dream！』のガールズバンドPoppin’Party。『God knows…』では客席と大盛り上がり！　前半の締めくくりにふさわしいステージでした。

▲来年ラストステージが決まっているWake Up, Girls！はこれが最後のアニサマ。過去の映像が流れると涙ぐむメンバーも。

▲アニサマ初出演のDo As Infinity。初出演ではありますが、ベテランユニットということでそのパフォーマンスは堂々としたもの。

▲とにかくキュートなAquars。今年のテーマの「OK！」を復唱するときは思い思いの“OKポーズ”をして、客席を沸かせていました♪

　トリを務めたOLDCODEXは、歌だけでなくおなじみのライブペイントも合わせて披露するという贅沢なステージに！　ステージにボーカルのTa_2さんとペインターのYORKE.さんが登場すると、さっそくYORKE.さん用意されていたアートボードに「OLDCODEX We’re Here！」とペイント。

　そして1曲目から『Growth Arrow』で一気に会場をロックで染め上げます。この日一番のロックな曲に客席もノリノリ。トークタイムでは客席からのTa_2さんを呼ぶ声をよく聞くため、イヤモニをはずして声援に応えていました。

　続いての『One Side』ではTa_2さんたっての希望で、ペンライトは赤に。赤い光に包まれたTa_2さんはシャウトを披露！　それに呼応するかのように会場の熱も上がります。YORKE.さんもペイント道具をマイクに持ち替え、客席を煽っていました。

　OLDCODEXがアニサマに出演するのは4年ぶりということで、「じつはめちゃめちゃ緊張しています」とTa_2さんが告白するものの、まるでそんな素振りが見えないため客席からはどよめきが。また、「4年前の俺はアニメが好きじゃなかった」という驚きの発言も飛び出します。

　しかし「本当はアニメが好きだったんだよ」と言い切ったTa_2さんは、その想いを込めた『Heading to Over』について紹介。この曲は水泳選手の青年たちの青春を描いたTVアニメ『Free!-Dive to the Future-』のオープニングテーマ。7月25日に発売されたばかりのこの曲をTa_2さんは「まだこの曲は色がついていない」と形容し、客席にペンライトを消すようにお願い。徐々にペンライトが消え、客席からは光が消えました。

　そして曲が始まると、先ほどの2曲よりも熱い歓声が響き、リズムに乗って体を揺らす彼らの振動で会場も揺れていました。とにかく自由に音楽を楽しむ観客の姿にTa_2さんも満足そう。アートボードもYORKE.さんの手によって何度も何度もペイントされ、「OLDCODEX ANIMELO SUMMER LIVE」の文字が描かれていました。

　最後の『WALK』ではTa_2さんの「ペンライトは好きな色で」という言葉に従い、客席は先ほどとはうってかわって色とりどりの光であふれていました。「俺フロアに行くからさ」と言ったTa_2さんはステージを降り、アリーナ席に登場！　歌いながらも客席を煽ったり、グータッチをしたり、男性客と額を合わせたりと、Ta_2さんらしい熱いやり取りが見られました。

　ステージに戻ったTa_2さんは「ありがとうございました！」と渾身の力で叫び、YORKE.さんはボードに「OK!」と大きく描いて、OLDCODEXのパフォーマンスを締めくくりました。

　最後はこの日の出演者がアニサマTシャツを着てステージに登場。最後に登場したOLDCODEXのTa_2さんは「むちゃくちゃ楽しかったです！」と声を枯らして叫んでいました。

　そして全員で『Animelo Summer Live 2018 “OK!”』テーマソング『Stand by…MUSIC!!!』を熱唱し、アニサマ1日目は終了となりました。

セットリスト

1.DISCOTHEQUE（三森すずこ×内田 彩）
2.流星（藍井エイル）
3.ラピスラズリ（藍井エイル）
4.SPEED STAR（GARNiDELiA）
5.Error（GARNiDELiA）
6.君の知らない物語（GARNiDELiA×中島 愛）
7.To see the future（レン＜楠木ともり＞）
8.Shocking Blue（伊藤美来）
9.守りたいもののために（伊藤美来）
10.PLEASURE FLAG（DearDream）
11.ユメノコドウ（DearDream）
12.Open your eyes（亜咲花）
13.SHINY DAYS（亜咲花）
14.Bright way（内田 彩）
15.So Happy（内田 彩）
16.Starlight（山崎エリイ）
17.笑顔に会いたい（みっく＆エリイ＜伊藤美来×山崎エリイ＞）
18.ティアドロップス（Poppin’Party）
19.キラキラだとか夢だとか ～Sing Girls～（Poppin’Party）
20.God knows…（Poppin’Party）
21.ファティマ（いとうかなこ）
22.LAST GAME（Zwei）
23.スカイクラッドの観測者（いとうかなこ×Zwei）
24.放課後オーバーフロウ（中島 愛）
25.サタデー・ナイト・クエスチョン（中島 愛）
26.桃色タイフーン（春奈るな）
27.Startear（春奈るな）
28.瞬間センチメンタル（黒崎真音×春奈るな feat.大塚紗英＆西本りみ from Poppin’Party）
29.décadence -デカダンス-（黒崎真音）
30.Gravitation（黒崎真音）
31.極上スマイル（Wake Up, Girls！）
32.Polaris（Wake Up, Girls！）
33.ユニバーページ（三森すずこ）
34.革命のマスカレード（三森すずこ）
35.VORACITY（MYTH ＆ ROID）
36.HYDRA（MYTH ＆ ROID）
37.化身の獣（Do As Infinity）
38.深い森（Do As Infinity）
39.君がいない未来（Do As Infinity）
40.未来の僕らは知ってるよ（Aqours）
41.君の瞳を巡る冒険（Aqours）
42.WONDERFUL STORIES～勇気はどこに？君の胸に！（Aqours）
43.Growth Arrow（OLDCODEX）
44.One Side（OLDCODEX）
45.Heading to Over（OLDCODEX）
46.WALK（OLDCODEX）
47.Stand by…MUSIC!!!（アニサマ2018出演アーティスト）

「Animelo Summer Live 2018 “OK!”公式サイト：https://anisama.tv/2018/artist/

©Animelo Summer Live 2018/MAGES.