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劇場アニメ『あした世界が終わるとしても』公開直前PV解禁。梶 裕貴ら登壇の完成披露上映会レポートが到着
2019.01.24 <PASH! PLUS>
PASH! PLUS
1月25日より公開される劇場長編アニメーション『あした世界が終わるとしても』より、公開直前PVが解禁。完成披露上映会のオフィシャルレポートも公開された。
最新の公開直前PVは、主人公・真の揺れ動く心や新宿でのアクションバトルシーンを含み、本作のストーリーに沿った新規映像も登場。より一層本作の公開へ向けての期待が高まる内容となっている。
完成披露上映会オフィシャルレポート
1月20日、新宿ピカデリーにて行われた劇場長編アニメーション『あした世界が終わるとしても』の完成披露上映会のオフィシャルレポートが到着した。
舞台挨拶には、キャストの梶 裕貴さん(狭間 真役)、内田真礼さん(泉 琴莉役)、千本木彩花さん(コトコ役)、さらに監督の櫻木優平さんが登壇。発売開始5分でチケットがソールドアウトしただけあって、会場には熱いファンが詰めかけており、声優陣が姿を見せると劇場は大歓声に包まれた。
本作誕生のきっかけとなったHulu配信のアニメ『ソウタイセカイ』に続いて真を演じた梶さんは「『ソウタイセカイ』から約2年、また新作としてこうやってみなさまにお届けできるのが嬉しい」と笑顔で挨拶。完成した作品について「僕が収録に参加したタイミングで、ほとんど画が完成しているようなクオリティの印象でしたが、出来上がったものを見たらもっともっとクオリティが上がっていて驚きました」と明かし「青春群像劇とSFのバトル要素の両面を楽しめると思います」と見どころを語った。
真に想いを寄せる琴莉を演じた内田さんにとっても、収録時点でキャラクターの細かい表情まで画が出来上がっていたのは、演じる上でも非常に大きかったよう。「収録のときに、台本に書いてあるト書き、この時の表情が何を表しているかが、キャラクターの顔にも表れていて、演じやすかったです。琴莉が真のことを好きなのが細かく描かれていて嬉しかったし、みなさんにも琴莉の気持ちが届くんじゃないかと思いました」と笑顔を見せる。
千本木さんは「画ももちろんですが、とにかく音がよくて、音に持って行かれた感じがしました。このお2人 (梶さん、内田さん) のお芝居も本当に素晴らしくて鳥肌が立ちました! 音も良くてお芝居もすごくて画も素晴らしかったので、これは劇場で見るべき、五感で感じられる作品だなと思いました」と興奮気味に完成度の高さを強調した。
梶さんはアフレコ収録に関して「監督が自ら音響監督も務められているので、細かい演出もしていただけまし た」と述懐。その場で声優陣からアドリブや提案をすることも多かったそうで、櫻木監督は「CGで作っていて、演じていただいた後で修正ができるので“アドリブも思い切りやってください”と伝えました」と手応えを明かす。「声に引っ張ってもらおうという思いが最初からあったので」と声優陣とのセッションの中でクリエイティブを高めることができたと振り返ったが、梶さんも「僕らも青春群像劇の繊細さとバトルパートのアニメならではの派手な演出を楽しみながら表現させていただきました」と充実した表情を見せた。
この日は、ちょうど大学入試のセンター試験2日目ということもあり、作品にちなんで各人の高校時代を尋ねると、梶さんは「僕は、声優になりたいと思って養成所通いつつ、演劇部に所属して、声優になることだけを考えていました。体育祭や文化祭も楽しんで充実した高校生活でした」と振り返る。そんな梶さんを内田さんは「高校生の頃から主人公っぽい感じだったんですか(笑)?」とイジり、梶さんは「別に主人公っぽく生きようとしてないですが…」と苦笑い。
そんな内田さんは「バイトして、ゲームして、ゲームショーとかに行ってました」と語ったが、梶さんからお返しとばかり「ゲームキャラっぽかったんですか?」とイジられ、会場は笑いに包まれる。そして「吹奏楽部に3年間、ひたすら打ち込んでました」という千本木さんは「私はいたって“村人A”のような感じで…(笑)」と自虐的に語り、再び会場は笑いに包まれていた。
また「あした世界が終わるなら何をするか?」という質問に梶さんは「この作品を見ると日常のありがたみを感じるので、できれば普段通りにゆったりまったりと大事な人たちと過ごしたい」としみじみ。
櫻木監督は「人と会わずに車で人のいないところに行って“なんてちっぽけな生き物なんだ”と…」と語ったが、これに千本木さんが「確かに(人間は)ちっぽけですよね…」と同意。しかし、梶さんは千本木さんが監督を「ちっぽけ」と評したと“誤解”し「おいおい、どうなってるんだ(笑)!」と冗談ながらに怒った素振りをみせた。「キミの事務所の後輩は…」と内田さんにまで苦言を呈し、会場は笑いに包まれた。
最後に梶さんは「この『あした世界が終わるとしても』に続く言葉、メッセージが何かを考えたくなる話だと思いますし、考えながらご覧いただけたら」と呼びかけ、大盛況の中で舞台挨拶は幕を閉じた。
『あした世界が終わるとしても』は1月25日より公開となる。
10代満足度97%!
先日1月13日に行われた特別先行試写会のアンケート調べによると、10代の満足度が97%と高評価を得た。リアルな高校生を描きたいと櫻木監督の想いがリアルな高校生たちにも届いているという結果に。
10代の視聴者からの感想の一部をご紹介しよう。
・途中で泣きました。映画を観て泣くなんて何年ぶりだと思いました。(18歳・男子)
・しんぞうがなりやみませんでした。ひさしぶりにかんどうしました。(16歳・男子)
・リコが可愛かった。(19歳・女子/17 歳・男子ほか)
・自分の世界観が変わる!(19歳・女子)
A応P 現場潜入番組配信情報
アニメが大好きな女の子のグループ・A応Pが、“A応P放送局#2”として、最新アニメ制作現場に潜入!
『あした世界が終わるとしても』の制作スタジオであるクラフタースタジオにA応Pメンバーの巴 奎依、広瀬ゆうき、小嶋 凛の三人が潜入し試写鑑賞とスタジオの取材が行われた。その様子が、1月31日よりA応Pオフィシャルファンクラブ“A応P応援団”の中のスペシャルコンテンツ“A応P放送局”で配信されり。また、ダイジェスト版はA応 P 公式YouTubeチャンネルで公開される。
→A応P放送局#2はコチラ
※1月31日配信予定
→ダイジェスト版はコチラ
※1月25日公開予定
DATA
■『あした世界が終わるとしても』
公式サイト:ashitasekaiga.jp
公式Twitter:@ashitasekaiga
ROAD SHOW:2019年1月25日
原作=クラフター
監督・脚本=櫻木優平
制作=クラフタースタジオ
製作=『あした世界が終わるとしても』製作委員会
配給=松竹メディア事業部
©あした世界が終わるとしても