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『斉藤壮馬の和心を君に』小西克幸と飴細工やお茶と甘味、牛鍋を堪能! オフィシャルインタビュー到着
2019.08.28 <PASH! PLUS>
PASH! PLUS
7月からTOKYO MXで放送さている『斉藤壮馬の和心を君に 其の弐』。本番組は、声優・斉藤壮馬さんが豪華ゲストとともに“和心”を探究し、日本文化の魅力を再発見していく番組、通称『そま君』の第2期となる。
8月28日に放送される#9、そして翌週9月4日放送の#10には小西克幸さんがゲストとして登場。飴細工に挑戦したり、お茶と甘味、牛鍋を堪能したりと終始楽しく “和心”を学ぶ。今回は斉藤さんと小西さんのオフィシャルインタビューをお届けしよう。
斉藤壮馬さん&小西克幸さんオフィシャルインタビュー
――まずはお2人が仲良くなったきっかけについて教えてください。
斉藤:僕からすると小西さんは大先輩なので、「仲良く」と言っていいのかわからないのですが、ある時期、現場でご一緒させていただく機会がすごく多かったんです。そこからお話させていただくことが増えて、今に至る……という感じですね。
小西:壮馬くんは初めて会ったときに「小西さんが出ていた作品、大好きなんです!」って人懐っこく、少しうっとうしい感じで(笑)話しかけてくれたんですよ。それから現場でもしょっちゅう会うようになったので、いい距離感で仲良くなれたと思います。
――今までのゲストは斉藤さんの同年代や直属の先輩でしたが、今回、大先輩である小西さんをゲストにお呼びした理由を教えてください。
斉藤:小西さんと2人でお食事に行ったり、お酒を飲んだりっていうことがないので、もし番組に来ていただけたら一緒に飲めるんじゃないかと思って(笑)。それから番組にかこつけて、お好きなものとかパーソナルなことをいろいろお聞きしてみたいな、というのが大きな理由です。
――では番組について振り返っていきます。今回は和体験として、飴細工に挑戦していただきましたが、いかがでしたか?
小西:楽しかったです! でも難しかったですね。紙から飴をはがすのも難しかったですし、丸くするのも一苦労でしたし……。
斉藤:丸くするの、難しかったですよね! 先生はさくさくっと手早くやってらっしゃいましたけど。
小西:そうそう。どんどん固まっていくから、手早くやらないといけないんだよね。紙からはがした時点で先生と我々には大きな差がありましたから、あの時点でもう出来の良し悪しは決まっていたんだと思います。
斉藤:先生に「飴に触ると、体温との温度差で冷えて固まります」と教えられてはいたんですが、ついつい触っちゃうんですよね。それで固まっちゃうから力ずくで伸ばしたりして、さらに冷えてしまって……。何も考えず直感的に行動するとどんどんうまくいかなくなるので、飴を丸くしたり割り箸にさしたりという細工以前の動きにさえ、テクニックが必要なんだと思いました。
小西:先生が作った飴細工は、宝石みたいにキラキラしているんですよ。僕たちが作ったものは、手袋の跡とかデコボコが残ってしまって、粘土みたいでしたが……(笑)。
斉藤:今回はチュートリアルとしてイルカを作ったあと、癒し大王とメロにも挑戦したんですが、一番難しかったのは大王の指と王冠でした。ハサミで切り込みを入れるとき、僕としては優しく切ろうとしていたんですが、飴が固まってきたこともあって、最後のインパクトの瞬間にどうしても割れてしまって……。
小西:でもさ、先生はきっと割れる様子を見せてほしかったんじゃないかな。「力むとこうなりますよ」という例があったほうが、テレビ的にもよかったと思うし。
斉藤:(笑)本当に、難しかったけど楽しかったですね!
――今後、飴細工で作ってみたいモチーフはありますか?
小西:十二支ですね! 十二支をうまく作れたら一人前らしいので、がんばりたいです。
斉藤:じゃあ僕は龍を作りたいです。
小西:無理だよ、龍は(笑)。龍つながりで、ドラゴンボールはどう? ひたすら丸くすればいけるよ。
斉藤:確かに(笑)。あとはペイントの技術次第ですね。
小西:とはいえ、さっき壮馬くんが言っていたとおり、単純な作業にもテクニックが必要なので、まずは飴を丸くして串にさすという技術をマスターしたいですね。あれが本当に難しかった。どんなモチーフを作るにもまずはあの作業が必要だから、あの技術を習得するところから始めたいと思います。
――飴細工体験のほかには、昼にお茶と甘味、夜に牛鍋を召し上がりました。印象に残っているメニューはありますか?
小西:どちらのお店もおいしかったです。お茶屋さんは想像以上にたくさんの種類のお茶があってびっくりしましたし、いただいた磯辺焼きも最高でした! お茶も1回目に淹れたもの、2回目に淹れたものの違いを楽しめて、すごくこだわっていらっしゃるのが伝わりました。ぜひまたプライベートでもお邪魔して、おいしいお茶と焼きたての餅をいただきたいなと思います。夜に伺った牛鍋のお店もおいしかったですね! とくに割下がおいしすぎてびっくりしました(笑)。もっとサーロインも食べたかったなぁ。もっとサーロインも食べたかったなぁ!
斉藤:(笑)。僕は普段、あまりお茶を飲まないんですが、『そま君』の収録ではいろいろなお茶をいただいています。今回もとてもいいお茶を飲ませていただいて嬉しかったです。季節柄、ちょうど雨が降っていたんですが、そんな日にホッと一息つけるような優しい雰囲気のお店でしたね。あと収録はしていないんですが、そのお茶屋さんではスタッフさんと一緒に昼食もいただきまして。僕は豆乳ごまタンタンスープごはんをいただいたんですが、それもすごくおいしかったです! 牛鍋屋さんは、おいしすぎてしゃべるよりも食べるほうに集中してしまったような……(笑)。小西さんがおっしゃっていたとおり、割下がとても特徴的でおいしかったです。秘密の素材をたくさん使っているそうで、いろいろな味を楽しめました。
小西:すごくフルーティーだったよね。風味も深くて。
斉藤:そうですね。砂糖だけじゃなく果物の糖分も感じられて、本当においしかったです。次はお座敷を借りて、大人数で行けたらいいなと思いました。
――今後、2人でやってみたい「和心探し」はありますか?
小西:「世界で和心探し」でいいんじゃないですか?
斉藤:海外から見た和、というのはおもしろそうですよね。DVD特別編として出すとか。
――収録中は、台湾に行きたいという話も出ていましたね。
小西:台湾に限らず、日本のアニメ作品のイベントをやっている地域ならどこでもいいと思います。イベントに出演しつつ番組収録もできたら一石二鳥ですね(笑)。
斉藤:あとはスケジュール次第ですね……。ほかにおすすめの地域ってありますか?
小西:やっぱりハワイはよかったよ。あとカナダ! 仕事でカナダのバンクーバーに行ったんですが、すごくよかったです。都会的な街もあり、昔ながらの煉瓦道もあり……。その煉瓦道を10分くらい行くと、森と湖に出るんです。空気もよくて最高でした。
斉藤:うわぁ、いいなぁ……! 個人的にも、カナダは行ってみたいんですよ。じゃあ『そま君』出張版は、台湾かハワイかカナダということで(笑)。
――ありがとうございました。では、最後に番組を楽しみにしている方へメッセージをお願いします。
小西:なぜか僕みたいなおじさんが、壮馬くんのような若いイケメン声優の番組に出演させていただきました。本当にありがとうございます。スタッフさんは「今回は撮れ高がいっぱいある」とおっしゃっていたのですが、僕はそんなに喋っていない気がするので、ちょっと不安です。でも、宏太朗くんがうまくナレーションでまとめてくれると思うので、僕たちのトータルな演目を楽しんでいただけたらと思います。
斉藤:いつか大先輩にも出ていただきたいと思いながら、実際は難しいんじゃないかという不安もあったので、今回小西さんとご一緒できてとても嬉しかったです! 収録もすごく刺激的でした。番組も2期までやってきて、僕のなかで「こういうふうに組み立てよう」という骨子のようなものができてきたんですが、小西さんとのロケでまた新しい発見がたくさんありました。声優としてだけでなく、こういった収録に関しても勉強させていただけて、とても楽しかったです! そして今日はロケの終わり時間が早いのをいいことに、小西さんを飲みに誘ってみたんですが「まだ早い」と言われてしまったので、また次の機会を探りたいと思います!(笑)
小西:ごめん。俺、家が好きだから早く帰りたいのよ。
斉藤:じゃあ小西さんの家で飲むというのは……。
小西:ごめん。
斉藤:(笑)。次の機会を虎視眈々と狙っていきたいと思います!
小西:次の機会は海外ロケかな。
斉藤:そうですね! 台湾やハワイなら距離も近いですし、カナダもよさそうですし。ぜひ皆さんにも応援していただけると嬉しいです!
DATA
■『斉藤壮馬の和心を君に 其の弐』
ON AIR:7月3日(水)23:00~TOKYO MXで毎週放送!
出演:斉藤壮馬 ほか/ナレーション:西山宏太朗
※エムキャス(PC・スマホ対応)でも視聴可能。
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