前野智昭、白井悠介らが出演「WAVE!! 1st EVENT～Wonderful Party～」レポ！アプリゲームやアニメ制作の発表も

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2019.09.24 <PASH! PLUS>

PASH! PLUS

　東京オリンピック正式種目となり注目を集める競技・サーフィンをテーマにしたビッグプロジェクト『WAVE!!』の初ホールイベント「WAVE!! 1st EVENT～Wonderful Party～」が、サーフィンのオリンピック会場となる同じ千葉県の市川市文化会館大ホールにて開催。

　イベントには前野智昭さん（陽岡マサキ役）、小笠原仁さん（秋月ショウ役）、中島ヨシキさん（田中ナル役）、佐藤拓也さん（厳名コウスケ役）、白井悠介さん（松風ユータ役）、土岐隼一さん（木戸ナオヤ役）が出演。朗読劇や会場と一体になって盛り上がるバラエティコーナーなどで構成された本イベントの夜の部をレポートする。

　会場にはキャラクターそれぞれのサーフボードが並べられ、そこはまるでサーファーが集まるビーチのよう。ユニットのテーマソングに合わせてキャストが登場すると、会場が一気にペンライトの光で鮮やかに彩られた。白井さんが「眼鏡してますか？」と呼びかけたりと、キャラクターの個性豊かな挨拶でスタート。

　進行は土岐さんが担当し、会場とのコールアンドレスポンスでは「会場に聞いてみたいこと」をテーマに声をかけた。佐藤さんが「昼の部も来た人！？」と呼びかけると会場から多くの手が挙がり、「昼の部では（聞きたいことは）ないと言っていたけど、夜はさすがにあるよね？」と振られた中島さんが「特にないです！みんなのことならなんでも知ってるよ！」と呼びかけると歓声が上がった。

　前日に誕生日を迎えた小笠原さんに全員でおめでとうコールをするサプライズや、白井さんの「俺たちを乗っける準備はできてる？」という呼びかけからペンライトの青い光でまるで海に波を作り出すかのような光景を作り、「Take Off！！」のコールで会場の熱気を高め次のコーナーへと繋げていく。

　まずは前半の朗読劇がスタート。コウスケ、ユータ、ナオヤの「mmm（エムスリー）」チームの3人が舞台に上がり、湘南チームのふたりとナオヤが大洗に向かう途中で合流するシーン。ナオヤ役の土岐さんとユータ役の白井さんが小さな子供と母親を演じたり、コウスケ役の佐藤さんが台本通りに実際に空気椅子状態で朗読をしたりと、ユーモラスな演技を繰り広げた。

　次にバラエティコーナーでは、キャスト陣が参加者からのお悩み相談に答えたり、ステージに設えられたサーフィンゲームにチャレンジ。マサキ、ショウ、ナルの「オオアライトライ」チームと「mmm」チームに分かれ、コーナーごとの勝敗でゲットできるポイントの合計点を争った。

　最初はお悩み相談コーナー。1つ目は「自分に自信が持てず、履歴書の自己PRが苦手。どうしたら長所ができますか？」という相談。

　まずはキャストそれぞれが自分の長所を挙げてみようということになり、小笠原さんは「一晩寝たら（悩んでいたことを）忘れるところ」、前野さんは「僕は真面目なところ」などと答えていく。自分を良く見せられるようにプラスに言い換えるのが大事なんじゃない？という流れに。そしてチームで最終的な回答をまとめ、「オオアライトライ」チームは中島さんが「短所は必ずいいところにできる。そういう風に自分の気持ちを強く持つのはどうだろうか」とアドバイス。「mmm」チームは白井さんが「ありのままのことを伝えた方がいい気がするな。素直に言えばいいと思うよ」と、違った視点からの回答をし、「オオアライトライ」チームが5ポイントをゲットした。

　2つ目の相談では「年上好きだからなのか、好きになる人が既婚者ばかりです。年下を好きになれる、年下のいいところを教えてください。…もしくは既婚者の落とし方を知りたいです。※危険な橋は渡りません！」という夜らしいテーマに、会場もどよめきが！「オオアライトライ」チームは小笠原さんが年下男子、中島さんが年上女性を、「mmm」チームは白井さんが年下男子、佐藤さんが年上女性を演じ、母性本能に訴えかけたり、攻めのアピールをかけるエチュードを披露し、笑いを誘った。結果、2つ目も「オオアライトライ」チームがポイントを重ねた。

　次のコーナーは「波乗り読み取りクイズ」。サーフボードが激しく動く機械にキャストが乗り、バランスを保っている間に残りの2人が最大10問の漢字の読み方クイズに回答していくというもの。先攻「オオアライトライ」チームは中島さんがサーフボードに。30秒を超えると敵チームから妨害を出せるルールに則り、全身と表情を使って白井さんが中島さんの笑いを誘いバランスを崩させようとする作戦に、会場も大盛り上がり！　しかし正解は4問止まり。「mmm」チームは土岐さんがボードに乗り、スイッチを強にしても微動だにしない体幹を見せつけ、最終的に5問正解。「オオアライトライ」チームの回答数を上回った。

　次のコーナーでは、森久保祥太郎さんからのビデオメッセージが。再生される前にキャストの皆さんの森久保さんの声マネの披露もあり、会場の笑いを誘った。資産家である森ウィリアム聡一郎役の森久保さんの「かけ算で成長していきましょう」という前フリから、「ビッグマネーボール転がし」ゲームへ。キャストから渡った巨大なボールを客席後方まで送り、またステージへ返す時間を競うもの。この時点で勝ったチームには20ポイントが入る大盤振る舞い！開始前には前野さんが「女の子の爪大丈夫？　気を付けてね」と心配する場面も。2回ゲームを行い、途中でステージにボールが戻ってしまうこともありながら、1ゲーム目は「オオアライトライ」が、2ゲーム目は「mmm」が勝ち、各チーム20ポイントずつ獲得。最終結果は34対25で「オオアライトライ」チームの勝利となった。

　次のコーナーは、勝利した「オオアライトライ」チームが巨大ルーレットに矢を投げ、来場者とキャストへのプレゼントを当てるゲーム。中島さんが唐揚げ、前野さんが来場者プレゼントを連続して当て、小笠原さんはなんとルーレット外に矢が刺さる大失態！「次回イベントにもこのルーレット持ってきていただいて、ここ（外した場所）に小笠原という的を」と土岐さんがすかさずフォローし、笑いを誘った。

　後半の朗読劇は、大洗で合流した6人が花火大会に行く途中、男6人じゃむさくるしいから女の子に声をかけよう！と練習をする一幕。それぞれ個性的なナンパの仕方や意外性のある女の子役の演技で盛り上がりを見せた。結局声をかけられないまま花火は上がってしまったが、花火の迫力に6人は圧倒。やっぱり仲間と花火を見ると楽しい、来年もこれからもずっとみんなで見よう。と夏の青春の誓いを交わし、終劇となった。

　締めの挨拶では、「やりたいこともたくさんありますので、どんどん大きくなっていくよう頑張ってまいります」と土岐さん。白井さんは「ゆくゆくはみんなでサーフィンを」とコメント。最後は前野さんが「アプリゲーム化も発表されて、ここからです！これからも引き続き皆さんの無理のない範囲で応援していただければ」と茨城弁で丁寧にコメントした。

　「でっかい花火上げっぺ！」と最後にWAVE!!テーマソング「Ride the WAVE!!」を出演者全員で披露。中島さん、前野さんが拳を突き上げて客席を煽り、会場はまるでスタンディングのライブハウスに様変わり。ペンライトで作られた光の海で織りなす青いビッグウェーブで「WAVE!! WAVE!!」と会場からコールが起こり、真夏のサーフィン会場さながらの熱気に包まれた。