山下大輝&津田健次郎『ヒロアカ』デクVSオーバーホールの死闘を振り返る!クライマックス上映会のレポート到着

2020.01.11 <PASH! PLUS>


PASH! PLUS

 1月11日(土)にユナイテッドシネマ アクアシティ台場にて、TVアニメ『僕のヒーローアカデミア』第4期シリーズ「ヒーローインターン編クライマックススペシャル上映&トークイベント」が開催。原作ファンから放送を待望されていたエピソードをTVアニメ放送にあわせリアルタイムで上映し、さらに、その回で遂に決着を迎える主人公・緑谷出久“デク”と、4期での宿敵・治崎廻“オーバーホール”それぞれの声を務める、山下大輝と津田健次郎をゲストに迎え、「ヒーローインターン編」を締めくくる熱いトークを繰り広げた。

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 イベントは、前週の1月4日に放送された第75話「見えない希望」の上映から幕を開ける。物語のカギを握る少女で、死穢八斎會の若頭であるオーバーホールの計画に利用されている壊理(エリ)を救い出さんとするデクとプロヒーローのサー・ナイトアイらの迫力の闘いが描かれた。

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 上映後には、ゲストの山下と津田が登壇。ヒロアカ史上、最も長いエピソードになった「ヒーローインターン編」についての感想を尋ねると、山下は「これまでのシリーズでは、ここまで命と隣あわせになるような状況が無かった。心をえぐられるような生々しさや衝撃的な展開があり、これまでと違う雰囲気がありました」とコメント。また、死穢八斎會を束ねるオーバーホールについて、津田は「とても知性があり、凶暴なところだけでは無いところを強調するキャラクターとして演じました」と、その役作りについて語った。

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 続いてトークは、2019年末から2020年初めに展開した「ヒーローインターン編クライマックス」のエピソードについて展開。通形ミリオがオーバーホールと対峙する第74話「ルミリオン」について、津田はミリオ役の新垣樽助とのアフレコを振り返り、「とても緊張感のある現場でした。光と闇の対決をしっかりと出していけたらと思い、熱量を持ってしっかりと演じました」と力強く語る。

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 続いて、上映されたばかりの第75話のアフレコについて聞かれると、部下と融合し、鬼気迫る恐ろしい姿で襲い掛かってくるオーバーホールについて、津田は「端から見るととても怖いですよね。目的のためには手段を択ばない、すごい執念を見せようと収録に臨みました」と。山下は、「ひとつでも選択肢を間違えると死んでしまうような、崖っぷちのような状況。演じていてとてもヒリヒリした心に迫る感じがありました」と収録の様子を明かした。さらに、その第75話から、デクとオーバーホールのセリフをふたりが生披露すると、会場からは感嘆の声があがる場面も。

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 そして、TVリアルタイム放送に合わせて第76話「無限100%」を上映。エリを自身の手に取り戻すため、「分解・再生」の“個性”を駆使して部下と融合、恐るべき姿と力でデクに襲い掛かるオーバーホール。エリを絶対に救けると誓ったデクは、“個性”ワン・フォー・オールを全開にして、オーバーホールに挑みます。デク VS オーバーホールのクライマックスバトルが大画面で展開した。

 上映後には、再び山下と津田が登壇。“個性”ワン・フォー・オールを100%出し切ったデクを演じた山下は、「アフレコはだいぶ前だったのですが、時間をかけて、丁寧に作り上げられたすさまじい映像でした」とその映像のクオリティを絶賛。「まさに、この大きなスクリーンで上映するのに相応しい出来上がりです」とその完成度について自信たっぷりに答えた。

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 一方の津田は、「変化球無しの直球な戦いを演じられることが出来ました。ヒロアカは熱いキャラクターが多い中、オーバーホールはクールなキャラクターなのでそこまで叫ぶことはなかったのですが、最後にようやく自分の感情を爆発させられた。演じていてとても楽しかったです」とのこと。また、エリを救けるために自分の身体を壊すことも厭わないデクについて山下は「ヒーローではあるけど、そういった点はすごくクレイジー」と語り、津田は「オーバーホールも手段を択ばないイカれた男ではあるから、イカレた男同士のバトルでもありました(苦笑)」と返した。

 最高潮の盛り上がりを見せた「ヒーローインターン編」だが、次週1月18日(土)の放送では、いよいよそのエピローグを迎える。また、インターン編が終了した後は、新章として“文化祭編”がスタート。ヒーローインターン編とはまったく雰囲気の異なる物語となることから、いったいどんなアニメーションになるのか、山下と津田共に期待を膨らませていた。

 続いて、観客動員数が100万人を突破し大ヒット上映中の劇場版最新作『僕のヒーローアカデミア THE MOVIE ヒーローズ:ライジング』のコーナーへ。反響を聞かれた山下は、「観た人が皆、面白かったと言ってくれています。別の現場の方なんかも“見たよ~”と言ってくれたり。少年少女から大人まで、幅広い年齢の方が観てくれていて、僕としてもすごくうれしいです」とコメント。実際に作品を観たという津田も「すごく面白かった。デクたちだけじゃなく、雄英高校ヒーロー科1年A組全員が頑張っていて、それぞれが“個性”を活かした描写も面白くて。ほんとうに、なんで俺が出ていないのか……!」と悔しがる素振りを見せると、会場から大きな笑いが漏れる場面も。

 クライマックスの場面カットも特別に公開され、山下さんは熱いバトルシーンを振り返り、「今回の劇場版もやり切った!という思います。」と感慨深く感想を語っていた。

 そしてイベントの最後には、2人からファンに向けてメッセージが。津田は、「ヒロアカへの参加が決まる前は、別の現場でヒロアカに出演しているキャストさんから“今日ヒロアカの収録なんだ”とか言われて“楽しそうだなーいいなー”と思ったりしていたんですが、そうしたらオーバーホール役として出演できることになって、“やった! これで俺もヒロアカの人だ!”って嬉しかったです(笑)。すごく面白い役を演じさせていただいて、今日放送回のバトルまで、最後までやり切った感があります。今でも体の中に熱いものが残っていて、本当に出演できてよかったと感じています。オーバーホールを応援してくださいましてありがとうございました!」と感謝。

 山下は、「皆さんと一緒の空間でこの第76話“無限100%”を共有できて、そして津田さんと一緒に熱いトークをお届けできたことがうれしかったです。ヒロアカは、一歩踏み出してみたい、背中を押してほしい、そんなときに勇気をもらえる作品だと思います。たくさんの方にヒロアカをずっと見てほしいと願っていますので、これからも一緒にプルスウルトラ(更に向こうへ)で盛り上げていきましょう!」とあいさつし、最後は恒例の「更に向こうへ! プルスウルトラ!」の掛け声でイベントは締めくくられた。

DATA

■『僕のヒーローアカデミア』
公式サイト:http://heroaca.com/
公式Twitter:@heroaca_anime
公式Instagram:@heroaca_insta

ON AIR:読売テレビ・日本テレビ系全国29局ネットにて毎週土曜夕方17:30~
※一部地域を除く

STAFF:
原作=堀越耕平(集英社『週刊少年ジャンプ』連載)
監督=長崎健司
シリーズ構成=黒田洋介(スタジオオルフェ)
キャラクターデザイン=馬越嘉彦
キャラクターデザイン補佐=小田嶋瞳
音楽=林 ゆうき
アニメーション制作=ボンズ

CAST:
緑谷出久=山下大輝
爆豪勝己=岡本信彦
麗日お茶子=佐倉綾音
飯田天哉=石川界人
轟焦凍=梶 裕貴
蛙吹梅雨=悠木 碧
八百万百=井上麻里奈
切島鋭児郎=増田俊樹
相澤消太=諏訪部順一
死柄木弔=内山昂輝
オールマイト=三宅健太
オール・フォー・ワン=大塚明夫
ほか

©堀越耕平/集英社・僕のヒーローアカデミア製作委員会

 

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