熊谷健太郎、スーツ姿で『ReFlap』を語る！つねに余裕あふれる麗司が素を見せるときとは？【インタビュー】

interview

2020.11.11 <PASH! PLUS>

PASH! PLUS

　Voice FeatureとYouTubeリアルオーディション番組『ReFlap』とのコラボ企画が、現在PASH!本誌にて連載中。2020年11月号には、元ホストで起業家· 孔雀石麗司役の熊谷健太郎さんが登場。スーツ姿でクールな表情をバチッと決めてくださった熊谷さん。インタビューでは、声優という職業を目指すに至ったルーツや理想のデートのほか、『ReFlap』についてたっぷりと語っていただきました。

　この度、PASH!PLUSにてその一部を特別に公開しちゃいます！

熊谷健太郎インタビュー

――麗司に対する印象は？

　前面に押し出されるのは、元池袋ナンバーワンホストで起業家という、自信あふれる野心家な面ですが、オーディションの段階でセリフのなかに、彼がかつて暮らしていた南の島でのエピソードが少し含まれていて。僕も沖縄から東京に出てきたので、とてもシンパシーを感じましたね。麗司はすごく周りをよく見ている人間ですし、すごく努力家ですし、「孔雀石麗司かくあるべし」というものを自分のなかにしっかり持っていて、かつ、それで周りを納得させられる。人に努力を見せるのが多分好きではないでしょうけど、きっと彼なりに死に物狂いで頑張ってきたと思います。「見せたい自分」と「見せたくない自分」がはっきりしているんだろうなというのは、やっているうちに印象が変わった部分です。

――麗司のそんな姿は、郁に頼られると自分も金銭的に余裕がないのに、ついごはんをおごってしまうという面からも感じられますね。

　基本的に、すごく兄貴肌なんですよ。玲於奈に対しても、彼がひとりで悩んでいると敏感に感じ取る男なので。じつは情が深いというか、瑞人さんとはまた違う方向性での大人な面があるんじゃないかと思いますね。

――演じるときに心がけていることは？

　麗司自身が持つ「孔雀石麗司かくあるべし」というものをベースとして、余裕感はにじませていたいな、と。ツッコむにしても、笑うにしても、大人な余裕を持たせておきたいので、つねに自信を失わないようにというのは頭の隅に置きながらやらせていただいています。ただ、対支配人だと、ふとしたときに彼の素に近いような表情が、元池袋ナンバーワンホストという仮面の下からチラッと覗くんですよ。僕、麗司はSだと思うんですが、Sって自分よりもさらに強いSを前にするとちょっと弱くなっちゃうじゃないですか。そういう意味では、支配人のSの方が麗司を上回っているんだろうなと思っています。それでも、彼自身、ただ完全にやられるだけにはならないようにグッと自制するところもあるでしょうから、素の表情を全開にしたくはなくて。「孔雀石麗司かくあるべし」という余裕と、不意をつかれたときに覗く油断した部分が、うまいことギャップとして出せればと思っていますね。

――歌についてはいかがですか？

　『Moment』のとき、最初にスタッフさんがおっしゃっていたのは、「夜の匂いムンムンで」と（笑）。「とにかく、エロく、大人っぽく、夜の匂いを感じさせるように」とのことだったので、吐息を多くしたり、わざと歯切れをよくしすぎないで音を繋げる感じをしてみたり、「エロさとは」と頭を振り絞りながらやっていました。トップ3（1stVoting での上位3人）で歌った『Diamonds』は、物語が進んで勝負も大事な局面を迎えているし、アンダー4（1stVotingでの下位4人）も追い上げてきているというところで、余裕さ、エロさだけじゃない、焦燥感や必死さを入れられたらと思いましたね。この曲はキーも高いですし、（鷹宮陽向役の）松岡（侑李）さん、（五百雀玲れ於奈役の）天月さんという歌のプロフェッショナルなおふたりと歌うプレッシャーもあって。純粋な歌唱力、歌の表現力ではどうしても太刀打ちできない部分もあるので、別のところで遊びを入れられるように、セリフチックなニュアンスが入ればいいなと思いました。『ReFlap』の楽曲は毎回とにかく難易度が高いですし、みなさんめちゃくちゃ上手くて嫌になりますよ、本当にもう（笑）。それに対して麗司のソロ曲『Spotlight』に関しては、熊谷のなかの孔雀石麗司像、麗司自身がこう見せたいであろう孔雀石麗司像というものをイメージしながらシンプルにやらせていただきました。

―― 今まさにFinal Showdown の投票期間真っただなか。麗司、そして『ReFlap』を応援するReviver（ファン）に向けてメッセージをお願いします。

　歌やセリフで麗司の後押しが少しでもできればいいなと思っていますが、投票が始まったこの段階だと、僕自身にできることは多くなくて。それでも、麗司はてっぺんしか見ていませんから、麗司らしくFinal Showdown を頑張ってくれると思います。麗司がお好きという方はぜひ麗司に投票していただきたいですし、どのリプレイヤーもすごく魅力的で個性的な人物ですので、ご自身のなかで「私はこの人がいい」と思う方に思いっきり投票していただけたらうれしいです。

（※PASH!2020年11月号より抜粋）

インタビューの全文を読みたい方
もっと詳しく知りたい方は、
↓　↓　↓　↓　↓　↓　↓

PASH! 2020年 11 月号 [雑誌]