『呪術廻戦』生アフレコや朗読劇など盛りだくさんのリアルイベントを振り返る

2021.08.19 <PASH! PLUS>


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 TVアニメ『呪術廻戦』初のスペシャルイベント“じゅじゅフェス2021”が6月13日に川口総合文化センター・リリア メインホールで開催されました。

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 イベントの出演者は榎木淳弥さん、内田雄馬さん、瀬戸麻沙美さん、中村悠一さん、小松未可子さん、内山昂輝さん、関智一さん、Who-ya Extendedと、呪術高専東京校7名のキャストが初めて集結する形となりました。

 本記事では、PASH!8月号に掲載されたイベントレポートを掲載します!

■“じゅじゅフェス2021”レポート:生アフレコや朗読劇でいざ『呪術廻戦』の世界へ!

 2020年10月~2021年3月にTVアニメが放送され、2021年12月には劇場版の公開が控えているTVアニメ『呪術廻戦』初のスペシャルイベントが開催。

 虎杖悠仁役の榎木淳弥さん、伏黒恵役の内田雄馬さん、釘崎野薔薇役の瀬戸麻沙美さん、五条悟役の中村悠一さん、禪院真希役の小松未可子さん、狗巻棘役の内山昂輝さん、パンダ役の関智一さんが登壇し、アフレココーナーを中心とした内容で観客を楽しませました!

 まず行われたのは「キャストが選ぶ名シーン生アフレコ!」。登壇陣が演じるキャラクターたちの名シーンを、演じた本人ではなく他のキャストがセレクトし、生アフレコと共に発表していくことに。

 トップバッターの中村さんは、第2話で虎杖が「自分が死ぬ時のことは分からんけど、生き様で後悔はしたくない」と意志を告げるシーンをチョイス。MCから選定理由を尋ねられた中村さんが、“言葉が呪いになる世界”を描いた本作を象徴する言葉だと思ったと語りました。

 次に、第17話の京都姉妹校交流会で西宮桃と戦ったときの釘崎のシーンを選んだ内田さんは「もうなんといってもカッコいいです。アネさんと呼んでもいいですか?」と発言。「本当に呼びたいと思っているの?」と返事して笑いを誘った瀬戸さんから、頭で考えるよりも相手の芝居を受けて演じられたと収録時の裏話が飛び出します。

 そして内山さんが第6話のパンダが釘崎に受け身の練習をさせるシーンに触れた際には、内山さんがパンダのアニメならではの動きの面白さについて語ったり、関さんが未だ明かされていないパンダの謎を知りたがったりなどし、本イベントを見守っていたファンも共感の嵐!

 ほかにも、瀬戸さんが「私が(真希に)惚れてしまったシーンで、もう一回聴きたかった」という理由で選んだ第8話の釘崎&真希の会話シーンを振り返ります。「私も野薔薇大好き」とラブコール返しをした小松さんが、「ここのシーンは“不敵感”をもっと出してほしい」というオーダーがあったと話しました。

 そのあとは、小松さんが第8話で「動くな」、第19話で「ぶっとべ」と狗巻が呪言を使ったシーン、榎木さんが第23話で伏黒が領域展開“嵌合暗翳庭”を披露したシーン、関さんが第7話の五条と漏瑚の戦闘シーンをそれぞれ挙げた理由や、収録時のエピソードが続々と語られていく展開に。

 さらに特別編として監督の朴性厚さんと音響監督の藤田亜紀子さんが選んだ名シーンも発表! 藤田さんセレクトの第13話ラストで虎杖が「もう俺は負けない」と決意を固めるシーン、朴監督セレクトの第24話での虎杖と釘崎の「共犯」シーン共に、生アフレコや演じた感想を通してその場にいた全員がしみじみと思い出に浸りました。

 質問やお題が書かれたジェンガに挑戦していく東堂葵役の木村昴さんからのビデオメッセージで会場の空気が和んだあとは、今回のイベント用に書き下ろされた 『じゅじゅさんぽ』 の朗読劇がスタート。

 虎杖、伏黒、釘崎、真希、狗巻、パンダが五条に呼び出されて、今回のイベントの開催地でもある埼玉県川口市を訪ねるストーリーが展開されました。

 そして7人全員が揃うと、五条主催の「第1回荒川横断じゅじゅトラクイズ」を開催!? 「呪術高専東京校の補助監督・伊地知潔高の好きな食べ物は?」では、「筑前煮」「白菜の漬物」などいろいろな回答が出るなか、真希が「うどん」と答えて正解!

 「東堂葵の激推しアイドル、通称・高田ちゃんの本名は?」では、時間切れになり回答権を失った虎杖に代わり、伏黒が「延子」と正解を答えるというまさかの展開にビックリ。最終問題「五条の好きな食べ物は?」では、誰も正解できずに五条が若干不機嫌になってしまう場面もありました。

 会場が暗転すると、突然スクリーンにアニメ映像が映し出され、そこには「SECRET LIVE」の文字が! 音楽ユニット・Who-ya Extendedが登場し、第2クールオープニングテーマ「VIVID VICE」を歌唱してイベントをより盛り上げます。

 そして真人役の島﨑信長さんによるビデオメッセージ(※こちらも木村さん同様、質問などが書かれたジェンガに挑む姿が映し出されました)で再びほっこりしたあとは、エンディングへ。

 キャスト陣が今後への期待を語るなか、榎木さんは「 『呪術廻戦』は人と人との関わりが大切になってくる作品なので、役者同士で交わり合って作品を作っていける世のなかになったらいいなと思っています。これからも 『呪術廻戦』 をよろしくお願いします!」と話し、幕を閉じました。

(※PASH!2021年8月号より抜粋)

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