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愛と夢のステージ!!「うたの☆プリンスさまっ♪ SHINING STAR STAGE -LOVE in DREAM-」レポート
2021.09.07 <PASH! PLUS>
PASH! PLUS
3Dライブ「うたの☆プリンスさまっ♪ SHINING STAR STAGE -LOVE in DREAM-」が2021年8月19日(木)~8月22日(日)、東京ガーデンシアターにて開催された。その様子をレポートしていく。
本ライブに出演したのは、一十木音也、聖川真斗、四ノ宮那月、一ノ瀬トキヤ、神宮寺レン、来栖 翔、愛島セシルからなるST☆RISHと、寿 嶺二、黒崎蘭丸、美風 藍、カミュからなるQUARTET NIGHTの2グループ。
会場に入ると、豪華な装飾や階段のある立体的なステージに迎えられた。開演前にはアイドルたちの影アナウンスが入り、雰囲気はどんどん盛り上がっていく。
時間になるとカウントダウンがはじまり、『WONDER☆RONDO』に合わせてまばゆい光とともにST☆RISHが登場した。本当に夢の世界に連れていってくれるかのような気持ちにさせてくれるこの曲は、“LOVE in DREAM”と銘打つライブの一曲目に相応しい。途中で手拍子を誘うパフォーマンスもあり、会場の一体感は更に高まっていった。
二曲目は『DANCING OVER NIGHT』。前奏が始まるとステージはスモークに包まれ、QUARTET NIGHTのメンバーが指を鳴らしながらステージ下から現れた。ジャズ調の音楽と彼らの大人の魅力に、会場の雰囲気はがらりと変わる。間奏中にはメンバー一人ひとりが甘い言葉を囁く場面もあり、観客を魅了した。
曲が終わると、両グループがステージに登場し、MCタイムに。各グループから挨拶があったほか、アイドルたちが観客にリアクションを求める場面も。感染症対策で声出しはNGとなっていたが、観客は熱い気持ちのこもった盛大な拍手で応えた。
続いてはソロステージに。まずはQUARTET NIGHTから。
寿 嶺二がステージに残り、『溺愛テンプテーション』が始まった。「Rolling?」の一言で客席を焚き付け、軽快に歌い上げる。
続いてカミュがステッキを持ちながら登場し、『絶対零度Emotion』を披露。洋館を彷彿とさせる投影の中、伸びやかな歌声が響き渡った。
美風 藍の『WinterBlossom』が流れ出すと雰囲気は一変。繊細で儚いバラードに、観客は思わず聴き入る。
しっとりとした会場を再び盛り上げたのは黒崎蘭丸。『BRIGHT ROAD』のダイナミックなパフォーマンスに、思わずペンライトを振る手に力がこもる。
曲ごとに振り付けや演出など、アイドルたちの個性が出たステージは圧巻の一言だった。
QUARTET NIGHT単独のMCを挟んで、メンバー全員で代表曲『QUARTET★NIGHT』を披露 。間奏部分ではおなじみの振付も披露し、ファンの心を揺さぶった。
幕間映像が入り、ST☆RISHにバトンタッチ。 まずは全員で『RAINBOW☆DREAM』を披露し、一ノ瀬トキヤの『BELIEVE☆MY VOICE』へ。堂々とした歌とダンスから、想いを正確に伝えるために並々ならぬ努力を払ってきたことが窺える。
神宮寺レンは『悪魔のKissは炎より激しく』でバラを持って登場。歌い終わりに投げキッスをし、最高に観客をときめかせてステージを後にした。
続く来栖 翔は『オレサマ愛歌』でステージを端から端まで使った大胆なパフォーマンスをし、振り付けでムーンウォークも披露。
『DESTINY SONG』が始まると、愛島セシルがハンドマイクを持って登場。溢れ出る気品が会場全体を包み込んだ。
さらに、四ノ宮那月が『サザンクロス恋唄』ではエスコートするかのようなワルツを踊り、観客を魅了する。バックの映像とパフォーマンスが一体となるような演出も美しい。
そして聖川真斗の『騎士のKissは雪より優しく』。美しく男らしいダンスを見せつけ、最後は背中を見せたポーズで締めくくる。
ラストを飾るのは一十木音也による『TRUST☆MY DREAM』 。ソロ曲は、みんなが驚くような振付に挑戦したとのこと。ダイナミックな側転もバッチリ決まり、完璧な形でソロメドレーを締めくくった。
早乙女学園卒業オーディションを思い出す選曲は、思わず観客の涙を誘った。
ソロ曲メドレーが終わると、ST☆RISHのMCに。セシルが「愛されたいです!」と発したことをきっかけに、大好きだという気持ちを伝えてほしいとアイドルたちが語り掛けた。ファンが地鳴りのような力強い拍手で応えると、メンバーは観客の心の声を聞き取り、「俺たちも、愛してる!」と笑顔を向けた。
次に、シャイニング事務所のアイドルたちによるスペシャルユニット・NIGHT DREAMとDAY DERAMが登場。『NIGHT DREAM』『DAY DREAM』をそれぞれ披露した。本ライブのキービジュアルを見て、期待していたファンも多いはず。
アンコールでは、DAY DREAMとNIGHT DREAMに分かれてアイドルたちが勢揃い。両グループがポーズ込みで挨拶を披露するひと幕も。別れを惜しみながら、最後はST☆RISHとQUARTET NIGHTに戻り、『FORCE LIVE』、『Shining☆Romance』で75分のライブを締めくくった。
今回のセットリストには懐かしい楽曲がならび、成長を見守ってきたファンにも感慨深い内容となっていた。アイドルたちの今後の活躍からますます目が離せない。
「うたの☆プリンスさまっ♪ SHINING STAR STAGE -LOVE in DREAM-」
【セットリスト】
M1「WONDER☆RONDO」
M2「DANCING OVER NIGHT」
M3「溺愛テンプテーション」
M4「絶対零度Emotion」
M5「WinterBlossom」
M6「BRIGHT ROAD」
M7「QUARTET★NIGHT」
M8「RAINBOW☆DREAM」
M9「BELIEVE☆MY VOICE」
M10「悪魔のKissは炎より激しく」
M11「オレサマ愛歌」
M12「DESTINY SONG」
M13「サザンクロス恋唄」
M14「騎士のKissは雪より優しく」
M15「TRUST☆MY DREAM」
M16「NIGHT DREAM」
M17「DAY DREAM」
~Encore~
En1「FORCE LIVE」
En2「Shining☆Romance」
ⒸUPSSS
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