interview

『劇場版アイドリッシュセブン LIVE 4bit BEYOND THE PERiOD』四葉 環役 KENNさん&逢坂壮五役 阿部 敦さん対談!「こだわり尽くしの劇場ライブは もはや次元を超える」

2023.08.19 <PASH! PLUS>


PASH! PLUS

 PASH!7月号では、『劇場版アイドリッシュセブン LIVE 4bit BEYOND THE PERiOD』より四葉 環役 KENNさん&逢坂壮五役 阿部 敦さん対談インタビューを掲載しています。
 本記事ではその一部を特別に掲載!

環

壮五

四葉 環役 KENNさん&逢坂壮五役 阿部 敦さん対談

——劇場ライブの本編を観た感想は?

KENN阿部 すごかったです!

阿部 表情や髪の毛など細かな動きはもちろん、構成や演出もカッコよくて。最初の「MONSTER GENERATiON」で傘を使ったり、バックダンサーさんが出てきたりするのも素敵でした。

KENN ミュージカルのような演出ですよね。阿部さんが最初におっしゃった、スタッフさんの細やかさが随所に現れているなと感じました。アニメーションだから瞬間移動もさせられるのに、あえて歩いて舞台袖にはける姿を見せたり、歌い終わったときのリアルな間があったり。アイドルたちだけを見せたいなら映り込んだ機材を一瞬消してもいいはずなのに、あえて残していたりとか。すごくリアルな作りだし、でも現実には難しいであろう演出もたくさんありました。特に好きなのはŹOOĻが階段を降りてくるところで、溶鉱炉から鉄が流れる演出です。歌い終わると、赤かった鉄が黒く変わって消えていくのを観て、鳥肌が立ちました。

阿部 あれね! 溶鉱炉を舞台にするのもŹOOĻ っぽくて映えるなー!と思いました。

KENN TRIGGERは魚眼レンズ的な演出があって、本当に実在しているような距離感で見えるのは一体どうやって作っているんだろう?と気になります。Re: valeの椅子を使った演出も作り込みがすごくて、超カッコよかったです! みんなの衣装やアクセサリーも、透過せずリアルに動いていて。

阿部 2次元寄りではあるけれど3次元のリアルさもあって、リアルと虚構がバランスよく混じっていて感動しました。

——収録の思い出はいかがですか?

阿部 映像が完成前だったこともあり、MCはほぼアドリブで収録しました。いつものアフレコとはまた違うベクトルの集中力を使いましたね。

KENN 僕らのお芝居に合わせて画を付けてくれているところもあります。

阿部 プレスコに近い感じだね。

KENN それができたのも、長い年月一緒にやってきた信頼関係があるからこそでした。あと「環くんは味濃いめで」とディレクションがあって(笑)。

阿部 (笑)。壮五くんはにこやかに「ふふっ」っと笑っていることが多いけれど、環くんや三月さん、ナギくんは目立つことを言いそうな人たちだから。

KENN 環って脱力系だからMC中のアドリブも「おー」とかなんですけど、口数は多いので面白いです。

——16人で歌う新曲「Pieces of The World」についてはいかがでしょう?

KENN ようやく全員で歌えてよかったですよね。普段一緒に歌わなさそうな組み合わせのパートにも感動しました。

阿部 4グループともいろんな歌を歌ってきましたけど、今までにないスケール感がある曲です。そもそもこのライブのテーマが森羅万象だと聞いて、なるほどそんな雰囲気だなと思いました。これをラストに持ってくるのもすごくいい。みなさんにもじっくり楽しんでいただきたいです。

KENN 「僕らの向かってゆく先は どこだろう」という歌詞にもグッときました。これまでの『アイナナ』を思うと重みがあって、感慨深かったです。

阿部 「Dear Butterflyの歌詞に出てくるButterfly Effectが、蝶の羽の一振りがどこかで何かを起こすことを意味するように、一人ひとりの出会いや小さな出来事が重なって今の『アイドリッシュセブン』に至っているんだなということを、しみじみと感じます。

――最後にファンへメッセージを!

阿部 今回の劇場ライブは、8周年を迎える『アイドリッシュセブン』だからこそ実現した試みとクオリティだと思います。ぜひその目撃者となっていただいて、心ゆくまで応援していただければ嬉しいです。よろしくお願いします。

KENN 長年やってきたひとつの集大成がここにあると思います。マネージャーのみなさんが作り上げてきてくださったからこそ、今回の劇場ライブが生まれたので、僕も感慨深いです。彼らのパフォーマンスを劇場で堪能してください。今後とも『アイドリッシュセブン』の応援をお願いいたします!

※PASH!20237月号より一部抜粋
Text=鈴木 杏(ツヅリア)

※「逢坂壮五」の「逢」はしんにょうの点が2つの字が正式表記になります。

『劇場版アイドリッシュセブン LIVE 4bit BEYOND THE PERiOD』公式サイト
©BNOI/劇場版アイナナ製作委員会

タグ

Ranking

オススメ
あわせて読みたい