『グラブル リリンク』『GARNET ARENA: Mages of Magicary』の特別映像も公開。“Cygames展 Artworks”はゲームユーザー以外も楽しめる展覧会に

2023.09.02 <PASH! PLUS>


PASH! PLUS

 Cygames(サイゲームス)のゲームに登場するデザインやイラストなどのアートワークを集めた展覧会“Cygames展 Artworks”が、本日9月2日から10月3日にかけて上野の森美術館で開催中! 本記事では、内覧会の様子をフォトレポートにて紹介します。

cy (1)

cy (66)

 本展覧会は、設立以来“最高のコンテンツを作る会社”というビジョンのもとさまざまなゲームを生み出してきたサイゲームスによる、ゲームに登場するデザインやイラストなどのアートワークを集めた展覧会。

 サイゲームスの原点である『神撃のバハムート』から、完全新作コンシューマータイトルである『GARNET ARENA: Mages of Magicary(ガーネット アリーナ:メイジ オブ マジカリー)』をはじめとした近作に至るまで、作中に登場したアートワークやクリエイターたちの試行錯誤のあとを示す資料の一部が展示されています。

cy (2)

cy (4)

 また、専用のガイドアプリも配信中。各展示のこだわりや見どころをルリア(声優:東山奈央)やペコリーヌ(声優:M・A・O)、駿川たづな(声優:藤井ゆきよ)といった人気キャラクターの新規収録音声で聴くことができるので、作品のファンも気負わず楽しむことができます。

cy (3)

※アプリの利用には展覧会会場でのチェックインが必要です。
※アプリを利用する際は、周囲のお客様のご迷惑にならないよう必ずイヤフォンをご利用ください。

“Cygames展 Artworks”フォトレポート

 内覧会では、サイゲームス担当者へのインタビューも実施。当初は背景をテーマにした企画展の見立てだったところ、同社に多くのクリエイターが在籍することから、“彼らのクリエイティブを大々的に展示する”という考えに発展し、ゲームアートのすべてを展示するという方向に進んだという開催の経緯が語られました。

 また、サイゲームスのタイトルが好きなゲームユーザーだけでなく、イラストレーターやデザイナーを目指されている人材にも得るものがある内容とのこと。実際の展示内容もその言葉に違わない充実したものとなっていました。

『神撃のバハムート』、『Shadowverse』

 Cygamesの歩みを感じられる入り口から会場に入ると、サイゲームスの原点である『神撃のバハムート』の迫力の映像が来場者を迎えます。そこから進むと美麗なイラストが額縁に飾られて展示されており、美術としてのアート展覧会の趣を感じられる雰囲気です。

 続く『Shadowverse』の展示では、そんな荘厳なエリアから一転して、壁一面にモニターが設置され、4,000枚以上の登場カードが表示される圧巻の光景が! さらに、各カードにタッチすることでゲーム中での演出も確認できるようになっており、ゲームというコンテンツならではのアートの楽しみ方を堪能できる空間となっています。

 なお、このエリアではリアルカードゲーム『Shadowverse EVOLVE』のk-度も展示されており、バーチャルとリアルで展開していく『Shadowverse』というコンテンツのポテンシャルを垣間見ることができます。

『グランブルーファンタジー』

 『Shadowverse』のエリアを抜けた先、神秘的な壁画から始まる展示は、来年で10周年を迎える本格王道RPG『グランブルーファンタジー』のアートです。

 展示エリアの一角にある、壁一面に広がる多数の設定やイラストは、それらがひとつの芸術作品であると感じさせるほどの迫力。作品のファンはもちろんのこと、始めて本作に触れる人でも『グラブル』歴史の深みを感じることができます。

 美しいイラストだけでなく、“イベントロゴ”というディープなファンに対しては特に心を動かすような展示も。イベントの物語も感じられるようなロゴのデザインは、クリエイターたちの努力を思わせます。

『アイドルマスター シンデレラガールズ スターライトステージ』

 『アイドルマスター シンデレラガールズ スターライトステージ』のエリアでは、190人の全アイドルのイラストとプロフィールが展示。美しい姿からかわいい姿まで、多種多様なアイドルたちがそろう空間は壮観の一言です。

 また、イラストだけでなく実際に製作された衣装も展示されている他、MVの上映も行われており、作品に初めて触れる来場者もアイドルたちの魅力に深く触れることができるようになっています。

※一般来場者による衣装展示の撮影は禁止です。

『プリンセスコネクト! Re:Dive』

 2Fに進むと『プリンセスコネクト! Re:Dive』のアートが展開。各キャラクターごとにイラスト、ユニオンバーストやデフォルメされたキャラのアニメーションを見ることができ、それぞれの魅力をじっくりと楽しむことができます。

 さらに、装備やモンスターといったコンテンツの世界観を支える存在たちやエンディング映像とコンテなども展示。ゲームの魅力をしっかりと支えるアートの力を感じさせるエリアです。

バハムート像

 本イベントのビジュアルに描かれており、サイゲームスのコーポレートロゴでもあり、ユーザーにとってのサイゲームスのシンボルともいえるバハムートが、高さ約3メートル、幅約5メートル大迫力で立体化!

 専用ガイドアプリ内のARカメラ機能を使用すると、迫力の映像体験も楽しめるようになっています。

cy (44)

cy (45)

cy (46)

cy (47)

『三国志パズル大戦』、『ナイツオブグローリー』、『リトル ノア』、『ドラガリアロスト』

 バハムート像が立つエリアには、複数作品の展示が行われています。その一角では、“過去から繋がる系譜”としてサービスが終了した『三国志パズル大戦』、『ナイツオブグローリー』、『リトル ノア』、『ドラガリアロスト』4作品のアートを見ることができます。

 異なるジャンル・世界観の作品ながら、本展覧会で見ることができる他タイトルにつながる系譜を感じることができます。

『ワールドフリッパー』

 4作品のアートの反対では、壁一面を広く使った『ワールドフリッパー』の展示が展開。ゲームの魅力をそのまま再現した精巧かつ魅力的なドット絵とイラストは、作品への興味を引き立てます。

『ウマ娘 プリティーダービー』

 リリースされているタイトルの展示でラストを飾るのは『ウマ娘 プリティダービー』。展示エリアに向かう通路をウマ娘たちが駆けていくような構図となっており、進む段階から臨場感が抜群です。

 ターフビジョンを模したモニターやラチ、ハロン棒などでレース場を再現したエリアは、メインストーリーをたどる展示が展開。資料や解説、モニターのライブ映像から、ウマ娘それぞれの物語を感じ取ることができます。

『GRANBLUE FANTASY: Relink』、『GARNET ARENA: Mages of Magicary』

 展覧会の最後には特別映像を視聴できるエリアが用意されており、現在開発中である『GRANBLUE FANTASY: Relink』、『GARNET ARENA: Mages of Magicary』の特別映像が公開!

 最新映像ということで、両タイトルのファンには特にうれしい内容となっている他、ここまでの展示を踏まえて、サイゲームスのアートの歩みとその最先端を感じられる映像であり、本展覧会の締めくくりとしてこれ以上ないものとなっています。

グッズ物販コーナー

 展覧会といえば忘れてはいけないのがグッズ物販。オンライン販売も行われていますが、いずれのグッズも現地で見るとより魅力を感じられるラインナップなのでぜひとも足を運びたいコーナーです。

 展示内容への理解が深まる公式図録はもちろんのこと、手書きの風合いのデフォルメやシンプルなイラストを使用したアイテムはアートとしての味を感じる魅力的なアイテムです。

 また、名画風描き下ろしイラストのフレームマグネットは展覧会という一ベントならではの強い印象を与える逸品。作品ごとの名画のチョイスも秀逸で、ついてに取りたくなるアイテムです。

“Cygames展 Artworks”開催概要

【会期】
2023年9月2日~2023年10月3日
【開館時間】
10:00~17:00(入場は閉館30分前まで)
【会場】
上野の森美術館
【展示タイトル】
『神撃のバハムート』
『Shadowverse』
『Shadowverse EVOLVE』
『グランブルーファンタジー』
『アイドルマスター シンデレラガールズ スターライトステージ』
『プリンセスコネクト!Re:Dive』
『三国志パズル大戦』
『ナイツオブグローリー』
『リトル ノア』
『ドラガリアロスト』
『ワールドフリッパー』
『ウマ娘 プリティーダービー』
『GRANBLUE FANTASY: Relink』
『Project GAMM』
【一般チケット】
料金:大人2,000円(税込)、大学生・専門学生1,500円(税込)、中学生・高校生800円(税込)
販売期間:2023年7月3日12:00~
※全日日時指定制。
※小学生以下無料。
※なくなり次第販売終了。
【【特典グッズ付きチケット】】
料金:3,000円(税込)
販売期間:2023年7月3日12:00~
特典:ステッカーセット9枚入り、フォンタブストラップ
※先着3,000枚。
※なくなり次第販売終了。

“Cygames展 Artworks”公式サイト
“Cygames展 Artworks”チケット販売ページ(イープラス)
Cygames公式X(旧Twitter)
(C) Cygames, Inc.
(C) CyDesignation, Inc.
(C) Cygames, Inc. / Citail Inc.
(C) Nintendo / Cygames
THE IDOLM@STER TM & (C)Bandai Namco Entertainment Inc.

Ranking

オススメ
あわせて読みたい