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『コードギアス』シリーズ 複数の新作が鋭意制作中! 劇場13作品の連続上映イベントも発表された『反逆のルルーシュ』『奪還のロゼ』スペシャルバースデー上映会レポートが到着
2024.12.07 <PASH! PLUS>
PASH! PLUS
『コードギアス 反逆のルルーシュ』&『コードギアス 奪還のロゼ』スペシャルバースデー上映会のオフィシャルレポートが到着しました。
2006年に『コードギアス 反逆のルルーシュ』(全25話)、2008年に『コードギアス 反逆のルルーシュ R2』(全25話)がTV放送され大ヒットとなった「コードギアス」シリーズは、スピンオフ作品やコミカライズ、イベントや舞台化など、多方面に渡りメディアミックスを展開しており、放送から 15年以上経った現在でもファンから熱い支持を得ています。
「コードギアス」シリーズでは毎年、『コードギアス 反逆のルルーシュ』の主人公であるルルーシュの誕生日をお祝いするイベントを実施。この度、12月7日(土)開催のスペシャルバースデー上映会のオフィシャルレポートが到着いたしました。本上映会には、ルルーシュ役の福山潤さんに加え、『コードギアス 奪還のロゼ』よりロゼ役の天﨑滉平さんが登壇。「コードギアス」シリーズの歴史の連なりを感じられるトークが展開。また、複数の新作を鋭意制作中であることをはじめ、多数の新情報が発表となりました。
さらに、2026年に20周年を迎える「コードギアス」シリーズ。今後の展開について、現在、複数の新作を鋭意制作中であることを発表いたしました。詳細は決定次第発表していくとのことです。
日時:2024年12月7日(土)
1回目13:10の回(上映後にトークショー)
2回目15:40の回(上映前にトークショー)
場所:新宿バルト9・シアター9(13階)
出演者:福山潤(ルルーシュ役)、天﨑滉平(ロゼ役)、谷口廣次朗(MC、プロデューサー)
『コードギアス 反逆のルルーシュ』&『コードギアス 奪還のロゼ』スペシャルバースデー上映会 オフィシャルレポート
2024年12月7日(土)に新宿バルト9にて、「『コードギアス 反逆のルルーシュ』&『コードギアス 奪還のロゼ』スペシャルバースデー上映会」が開催された。ルルーシュの誕生日である12月5日に合わせて行われる恒例のイベントだが、今回はルルーシュ役の福山潤さん、谷口廣次朗プロデューサーに加えて、シリーズ最新作『コードギアス 奪還のロゼ』よりロゼ役の天﨑滉平さんも登壇。2回実施されたイベントの、1回目のスペシャルトークショーの模様をお届けする。
『コードギアス 反逆のルルーシュ』STAGE 1「魔神が生まれた日」、『コードギアス 反逆のルルーシュ R2』TURN 1「魔神が目覚める日」、『コードギアス 奪還のロゼ』第 1話「雪解(ゆきげ)-Melting Snow-」という3話を連続上映後、大きな拍手に迎えられて、福山さん、天﨑さん、MC担当の谷口プロデューサーが登場した。
まずは、『奪還のロゼ』制作発表が行われた昨年のバースデー上映会の話題から、トークがスタート。当時は内容についてまだ話せないことばかりだったため、谷口プロデューサーから福山さんに「イベントの時点で L.L.としての収録は終わっていたわけじゃないですか。ただ、出演するとは言わずにやっていましたよね」とさっそくツッコミが飛ぶ。すると福山さんは「思い返してほしいんですよ。出てないとはひと言も言ってないんです。俺は知らない、関わってないとしか言っていないんです。一切、嘘はつかなかったんです!」と胸を張って反論。
イベント終了後には、天﨑さんとアッシュ役の古川慎さんから「先輩はこうやって嘘をつくんだ」と言われたそう。それでも「俺は、ストーリーは知らないし(奪還のロゼの)事件には関わってないでしょ!?」を身の潔白を訴え、そのあまりの勢いに、客席からは拍手と笑いが巻き起こった。さらに、その流れで谷口プロデューサーから「アッシュとロゼという兄弟2人が活躍する物語だと5か月間嘘をついてきたわけですが」と話を振られた天﨑さんが「僕に関しては、嘘をついていました」と苦笑い。
また、福山さんは『R2』の内容が最初に聞かされていたものからガラっと変わり、「(当初の構想が)微塵も残ってねえじゃねえか!」と驚いたエピソードを明かした。谷口プロデューサーによれば、ルルーシュが捕まって牢屋から指示をするパターンや、ブリタニア皇帝のシャルルに勝ったパターンなど様々な構想があったそう。そのうえで、放送時間が深夜から夕方に変わるにあたり、『R2』から観た人も楽しめるようなパターンが採用されたとのこと。福山さんは「だんだんみなさんがふざけて、俺に嘘を教え始めたんですよ。学園海賊になる、とか」と笑いながら振り返った。当時、まだひとりの高校生として『反逆のルルーシュ』を観ていた天﨑さんは「高校生になってからアニメーションを真剣に観始めたので、その新鮮な脳にとってすごく刺激的なストーリー展開で、ずっと夢中になっていました」と懐かしそうに語った。
続いての話題は、『反逆のルルーシュ』のアフレコについて。そこで福山さんから「声をマックスまで低くして」と言われて役作りをした結果、『R2』の最終回までの2年間で「首が4センチ太くなった」という、まさかのエピソードが飛び出した。叫ぶシーンが多いうえに、話すテンポが早くて息を吸うタイミングがなかったため、最小限の息で慣れない低い声を絞り出すことになり、筋肉が異常に鍛えられたという。「当時の声優業界は『お芝居はハートだから』というメンタル論のほうが強かったけど、フィジカルも大切だよねって。どうやって自分の体と向き合っていこうかと、真剣に考え始めた時期でもありましたね」と、声優として大きな転機になったと語った。さらに、平成以降になり作品数がどんどん増えていった中で、「自分が本来やっていた少年や青年とは違うラインで、強烈なイメージを持ってもらえたというのはギフトみたいな感じ」と、ルルーシュ役を演じられたことへの感謝を口にした。
『奪還のロゼ』のアフレコ話に移ると、天﨑さんは「ちょっと演技がかったお芝居をやる役が多くて。自然なお芝居を求められる現場にあまり入れなかった」と、当時抱えていた悩みを吐露。そんな中、オーディションで皇サクヤが演じるロゼという役に選ばれたことで「これって、もしかして武器にしてもいいのかなって思えた」と感慨深そうに振り返った。『反逆のルルーシュ』の 1話収録時に苦しんだ福山さんが「監督からはなんて言われたの? どういう調整が入ったの?」と質問し、「ロゼに関してのディレクションは、ほぼなかったです」という天﨑さんの答えを聞いて、「話が違うじゃねえか! 俺はボコボコにされましたからね……」と悔しがる場面も。さらに谷口プロデューサーから、ロゼという名前はルルーシュが名のっていた「ゼロ」のアナグラムであったこと、『奪還のロゼ』のもともとのタイトル『奪還のゼット』は「ゼロ」の「Z」が由来だったことなどが初めて明かされた。
アフレコ秘話の他にも、先日2.5周年を迎えたスマホアプリゲーム『コードギアス 反逆のルルーシュ ロストストーリーズ』の今後について話が盛り上がりすぎて時間がなくなってしまい、ルルーシュの誕生日グッズの紹介がカットされてしまうという、まさかの展開に。「しゃべりすぎました」という谷口プロデューサーの反省コメントに、客席も大爆笑。それでも今日はあくまでルルーシュのバースデーイベントということで、天﨑さんからルルーシュ代理である福山さんへ花束が贈られ、会場は今日一番の大きな拍手に包まれた。
フォトセッションの後は、シリーズファンへメッセージを届けていく。まずは谷口プロデューサーから2つ、シリーズの新情報が発表された。1つ目は今後の展開について、現在、複数の新作を鋭意制作中であること、2つ目はシリーズ劇場13作品の連続上映イベントの実施を発表した。詳細は決定次第発表していくので、今後の続報を楽しみに引き続き、シリーズの応援をして欲しいと伝えた。天﨑さんは「こうやって続いていくシリーズの一員になれたという思いを、今日改めて感じました。『奪還のロゼ』最終幕の舞台挨拶で、谷口プロデューサーに『続編を作ってくれ』とギアスをかけたので、いずれロゼやサクヤたちの物語もみなさんにまたお届けできると思っています。引き続きよろしくお願いいたします!」と晴れやかな表情で語った。
そして最後は、福山さんが「新作を準備していますといううれしい言葉もいただけたので、今後もみなさんの脳髄を刺激するような作品になってくれることを願っています」とこれからのシリーズ展開を期待したくなる言葉でトークショーを締めくくった。
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