TVアニメ『ユーリ!!! on ICE』トークショー&オールナイト上映会オフィシャルレポート!

2017.02.13 <PASH! PLUS>


PASH! PLUS

会場では新ビジュアルも解禁! 久保ミツロウ、豊永利行、諏訪部順一、内山昂輝が作品について語る♪

 2017年2月11日(土)にTOHOシネマズ六本木ヒルズにて開催された、TVアニメ『ユーリ!!! on ICE』放送終了後初のトークショー&オールナイト上映会。そのオフィシャルレポートが到着したのでご紹介しよう。

■『まだまだ滑走しちゃうよ!「ユーリ!!! on ICE」トークショー』レポート
   

 テレビ朝日ほかにて2016年10月~12月にかけて放送された本格男子フィギュアスケートアニメ『ユーリ!!! on ICE』の放送終了後初となるトークショー+オールナイト上映会が本日TOHOシネマズ六本木ヒルズにて開催され、本会場とライブビューイング会場を合わせて49館に約3万人のファンが集結しました。

 オールナイト上映会前のトークショーには、原案・ネーム(脚本原案)・キャラクター原案を務めた久保ミツロウ、勝生勇利役の豊永利行、ヴィクトル・ニキフォロフ役の諏訪部順一、ユーリ・プリセツキー役の内山昂輝が登壇。久保ミツロウの挨拶からトークショーが始まり、「熱気がすごい! 緊張しています!」と熱が高まる会場の様子を伝えました。そして、続いて豊永も「オールナイトなので、グランプリファイナルあたりで寝てた(笑)とならないように、最後まで頑張ってください!」と挨拶し、会場はさらに盛り上がります。またこの日は新ビジュアルも解禁! スケーターたちが揃った新ビジュアルがスクリーンに映り出されると会場からは歓声が上がりました。

 フィギュアスケート作品ということで、「ショートプログラム」「フリースケーティング」「インタビュー」で構成された今回のトークショー。「ショートプログラム・振り返りトーク!!!」では各キャストがそれぞれの演技を振り返りました。「心で演じたいと思っていたので、7話くらいから記憶がない。でも本作を通して諏訪部さんと深い関係になれた。」と語る豊永に対して「そうかな?」と諏訪部がヴィクトルのような奔放な返しをして笑いが起こるなど、息の合った掛け合いが続きます。内山は「ユリオはシリーズを通じて本当に変化した印象。それに自分もついていった感じ」と語り、3人の語りを受けて久保も「物語を創り上げるなかで、作品が何回でも生まれ変わっている感じがした。独りよがりにならずに作品が創れたと思う」と、各々にとって初めての経験をしたことが分かるトークとなりました。そのほか豊永が「1話モノローグの勇利は、いつの勇利なのか?を想像してほしい」と、作品を楽しむポイントを語れば、公式グッズの“マッカチン(ヴィクトルの飼い犬)”ティッシュケースを抱いて登場した諏訪部は「演じたポイントなどはあえて語らないようにしている。それぞれのなかにあるヴィクトルを楽しんでほしい。ただ一言…僕はマッカチンが大好きです!」と宣言。内山は、印象的だったセリフについて「豚関係」とスバリひとこと。「豚に食わせる金メダルはねぇ!」「家畜」など、作中でも印象的だったユリオのセリフの発想元を尋ねられた久保は「かつき(勝生)→かちく(家畜)」だったと暴露するなど、今だからこそ聞ける話をさまざまな角度から展開しました。

 「フリースケーティング・今だから言える話!!!」では、久保が海外で遭遇した『ユーリ!!! on ICE』ファンとの衝撃的な面白エピソードを展開。世界中にファンを持つ本作ならではの体験談が繰り広げられました。

 「インタビュー」では、あらかじめTwitter募集された質問に回答。「11話でクリスを迎えにきた彼は誰ですか?」という久保への質問がスクリーンに映し出されると、客席からは「あ~!!!」と共感の声が上がります。そして彼はスイスのスケート連盟の男性であることが明らかになりました。「自分がやりたいフィギュアの技」については、内山が「スピンがすごいと思う。目が回らないのが不思議」と語ると、久保が「JJのスピンをぜひ観てほしい。ずっとカメラ目線(笑)。今日はJJソングもぜひ歌ってください」と、オールナイト上映会を控えた客席を盛り上げました。

 盛り上がるトークショーも終盤となり、締めの挨拶ではそれぞれが『ユーリ!!! on ICE』への愛情を語ります。久保は「みんなが全力で作った作品がどのように皆さんのなかで完成するのかが大事だと思う。朝まで寝ないで楽しんでいってください!」と語り、終了となりました。
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