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90年代のアニメは凄かった!『新機動戦記ガンダムW』1995年4月スタート
2017.03.05 <PASH! PLUS>
PASH! PLUS
女性から圧倒的支持!アメリカでも放映。ガンダムの世界を広げた作品
1995年4月スタート
『新機動戦記ガンダムW』
新機動戦記ガンダムW Blu-ray Box 1 (期間限定生産: 2015年1月28日まで)
※Amazonより
1994年4月スタートで紹介した『機動武闘伝Gガンダム』に続き放送された、いわゆるガンダム平成三部作の2作目です。本作に登場するキャラクターが美少年が多く、ガンダムシリーズで、女性から圧倒的な人気を獲得した初めての作品と言われています。2000年代の『SEED』、『SEED DESTINY』、そして現在放送中の『機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ』と、女性ファンから支持される『ガンダム』が生まれるきっかけになったと言ってもいいでしょう。また、アメリカで初めて放映された「ガンダム」でもあり、まさに「ガンダム」の世界を大きく広げた作品となりました。
本作の舞台は人類が宇宙へと進出し、スペース・コロニーで新たな生活を営み始めたアフター・コロニー(A.C.)。地球で勢力を保持する地球圏統一連合は、独立、自治権を主張するコロニー国家群と対立を深めていました。そんな折、地下組織が“オペレーション・メテオ”を発動。地球圏統一連合軍の特務機関“OZ”を急襲させるため、流星に偽装した5機のモビルスーツ「ガンダム」を、ヒイロ・ユイ(声/緑川光)、デュオ・マックスウェル(声/関俊彦)、トロワ・バートン(声/中原茂)、カトル・ラバーバー。ウィナー(声/折笠愛)、張五飛(声/石野竜三)の5人の少年とともに、地球に降下させます。そして、お互いを知らぬまま地球に降下した工作員たちは、様々な人間と出会い、時代を動かしていくことになります。
1話では、ウイングガンダムで地球に降下中のヒイロ・ユイが、 OZモビルスーツ部隊を率いていた仮面を纏った士官ゼクス・マーキス(声/子安武人)と遭遇。危うく命を奪われるところでしたが、そのまま海に落下。ヒイロは砂浜に打ち上げられ、リリーナ・ドーリアン(声/矢島晶子)に助けられるも、その場から逃走。翌日、驚くことに、ヒイロは彼女が通う聖ガブリエル学園に転入してきます。顔を見られたリリーナを殺すために…。
ちなみに、本作の原作として初代『機動戦士ガンダム』の監督を務めた富野由悠季とともに、「矢立肇」という名前があります。この名前、よく見ると思いませんか? サンライズ制作のアニメーション作品に多く出てくるのですが、実は、サンライズ自体がプランニングした作品に便宜上「矢立肇」名義としてクレジットしているものなのです。なので、実在の人物の名前ではありません(松尾芭蕉の『おくのほそ道』に使われた「矢立の初め」が名前の由来とか)。もちろん、最新作『機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ』にも「矢立肇」の名前がクレジットされています。
『新機動戦記ガンダムW』は、現在バンダイチャンネルで配信されており、1話は無料で視聴できます。
1995年4月スタートのアニメにはこんな作品もありました。
『恐竜冒険記ジュラトリッパー』
『天地無用!』
『あずきちゃん(第1期)』
『獣戦士ガルキーバ』
『愛天使伝説ウェディングピーチ』
『アリス探偵局(第1期)』
『ヤンボウ ニンボウ トンボウ』
『行け!稲中卓球部』
『ふしぎ遊戯』
『世界名作童話シリーズ ワ〜ォ!メルヘン王国』
『十二戦支 爆烈エトレンジャー』
『スレイヤーズ』
『飛べ!イサミ』
『ストリートファイターII V』
『ビット・ザ・キューピッド』
『ぼのぼの(第1作)』
『クマのプー太郎』
『H2』
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