GAME&APP
『どうぶつの森』シリーズの思い出を振り返ってみた
2017.11.21 <PASH! PLUS>
PASH! PLUS
シリーズの魅力と過去作の思い出を語ります♪
11月22日に配信スタートが迫る『どうぶつの森 ポケットキャンプ』。2016年4月27日に任天堂の公式Twitterで発表された時には、嬉しい反面「ずいぶん先だな!」とそわそわしていたのに、気づけば配信が目前に迫ってきました(11月21日18時時点で、各ストアですでにダウンロードすることができるようです)。
『どうぶつの森』シリーズは、初代がNINTENDO 64で発売された2001年から現在まで、さまざまなシリーズ作や関連作がリリースされています。本記事では、シリーズならではの魅力や懐かしいシステムなどを振り返ってみようと思います!
→『どうぶつの森 ポケットキャンプ』iOS版のダウンロードはこちら
→『どうぶつの森 ポケットキャンプ』Android版のダウンロードはこちら
『どうぶつの森』を楽しむために外せない5つの魅力とは?
『どうぶつの森』は初代『どうぶつの森』(NINTENDO 64用ソフト)から、基本的なシステムは共通しています。そこで、全シリーズを振り返る前に『どうぶつの森』ならではの魅力を5つのポイントで観ていきましょう!
その1:キャラクターとのコミュニケーションが魅力の作品
『どうぶつの森』は、どうぶつたちが暮らす村で生活を送りながらも、どうぶつたちとコミュニケーションを取れることが魅力のひとつ! 2001年に発売された初代『どうぶつの森』を始め、この機能は全シリーズ共通してあるものですが、コミュニケーションを軸としたゲームは発売当時にしては珍しいものだったのを覚えています。
どうぶつたちはコミュニケーションを取るごとに“名前”を憶えてくれたり、“あだ名”をつけてくれるので、お気に入りのどうぶつとは積極的にコミュニケーションを取ってあだ名をつけてもらおうと頑張った記憶があります。どうぶつたちはずっと自分の村にいるわけではなく、気づけばどこかの村へ引っ越してしまうことも……。始めたばかりのころはそれがあまりに悲しくて、暫くプレイするのを辞めたこともありました(数日後にすぐ始める)。個人的には“かぶきち”と“マール”が好きでした!
このように、リアルの友達と同じようにどうぶつたちと交流できることは、『どうぶつの森』を語る上で欠かせない要素です。
その2:春夏秋冬を彩るイベント
『どうぶつの森』では、季節に合わせたイベントが開催されます。1月の“ニューイヤーイベント”から始まり、“バレンタインデー”、“エイプリルフール”、“ラジオ体操”、“花火大会”、“マツタケ狩り”、“クリスマス”など……年間を通して数々のイベントが開催され、リアルなイベントそっちのけで楽しむことができました。
このほか、設定しておけば住民が自分の誕生日を祝ってくれることも。『とびだせ どうぶつの森』では住人がバースデーイベントを開いてくれた上にプレゼントをくれることもありました。プレゼントとして非売品をくれることもあれば、「どこで使うの?」と言いたくなる謎のプレゼントをくれることも……プレゼントは気持ちが大事です。
その3:ファンタジーだけどリアルな生活
『どうぶつの森』の世界では、現実世界と同じように時間が流れ、朝があり、昼があり、夜があります。上記のように四季や日付もリアルに反映されるので、季節や時間帯に合わせたイベントが開催されることも。また、お金を稼ぐことで住んでいる家を改築することや、欲しい家具や服を入手することもできます。
お金を稼ぐ方法としては、木を揺する(とお金が落ちてくる)、捕まえたムシやサカナを売る、カブの売買をする、石をスコップで叩く(とお金や鉱石が落ちることがある)などなど、『どうぶつの森』ならではの方法でお金を集めることができます。昔ながらの生き方ですね。こんな生活が送れたら……と今でも思います。
その4:コレクター魂を刺激される
『どうぶつの森』では、魚や虫、果実、貝殻、洋服、帽子、家具、ハニワなどさまざまなアイテムを集め・展示することができます。自分の家のインテリアを自由に変えることができ、シリーズでコーディネートする人や自分の好きなアイテムを自由に組み合わせてコーディネートする人がいました。
個人的にはオリエンタルな雰囲気のある“アジアシリーズ”やどことなくホラーな雰囲気のある“だらしないシリーズ”の家具が好きでよく集めていました! なかには、クリスマスやハロウィンにしかゲットできない家具だけでコーディネートする猛者もいましたよね。
『どうぶつの森+』以降は、捕まえた魚や虫、化石を“博物館”に展示することができました。なかでも、化石は1日のうちランダムに数個しか見つけることができないため、日付が変わる度に村の穴ぼこを掘り返す必要がありました。そして、なかなか集めるのに苦労することから、化石をコンプリートしている友人は筆者の住む地域ではちょっとした勇者扱いされていましたよ(笑)。
化石だけでなく、魚では“シーラカンス”や“マグロ”、“イトウ”、虫では“サソリ”や“オオクワガタ”、“コーカサスオオカブト”を集めている人は同様に“ちょっと凄いやつ”認定されていたのが懐かしいです。今回の『どうぶつの森 ポケットキャンプ』では、こうしたコレクション要素はあるのでしょうか? もしあるのならば、今度こそレアな魚や虫をコンプリートしてみたいと思います……!
その5:ちょっぴり怖い設定もある
『どうぶつの森』と言えば外せないのは“リセットさん”の存在です。うっかり寝落ちをして、ああやってもうたとゲームをつけたら「こらー!!!」というリセットさんの怒号に心臓がキュっとなった経験、『どうぶつの森』ユーザーなら一度はあるはずです。リセットさんとは、名前の通りゲームを保存せずにリセットしてしまうと現れるモグラのおじさんです。リセットすることで、大切なデータが飛んでしまう危険性を教えてくれる住民なのですが、当時はあまりの剣幕に恐ろしさの象徴でもありました。
そして、「もうリセットさんが出てこないようにしよう!」と決意しても、うっかりリセットしてしまって「こらー!!!」の怒号を浴びるまでがお馴染みの流れだったりもします。ちなみに、10回以上リセットしてしまうと怒ったリセットさんが「セーブデータを消してやる!」と画面を暗くするドッキリをしかけてくることも……。本人はお茶目のつもりだったのでしょうが、プレイヤーとしてはトラウマもののドッキリでした。