“明治東亰恋伽~ハイカラ浪漫劇場5~”をレポート

2018.03.02 <PASH! PLUS>


PASH! PLUS

キャスト陣がバラエティ豊かなゲームに挑戦!

 『明治東亰恋伽(めいこい)』のイベントステージ第5弾“明治東亰恋伽~ハイカラ浪漫劇場5~”が1月21日、パシフィコ横浜国立大ホールにて開催されました。

meikoi_001

 本イベントには浪川大輔さん、KENNさん、鳥海浩輔さん、岡本信彦さん、福山潤さん、立花慎之介さん、森川智之さんらが登壇。本記事では、世界一有名な配管工兄弟をモチーフにしたゲームにチャレンジしたほか、イベント限定シナリオの朗読が行われた昼の部の模様をレポートします。

“遊園地デート”をテーマにイベントは進行! ステージセットもテーマパークをイメージ!!

 今年の“ハイカラ浪漫劇場”は“遊園地デート”をテーマに展開。テーマに合わせて、ステージには明治時代に実在した日本初のテーマパーク“ルナパーク”をイメージしたカラフルなセットが建てられており、ステージ中央にあるメリーゴーランドは実際に乗ることもできる本格仕様です! イベント中、実際に福山さんや鳥海さんらがメリーゴーランドに乗り楽しそうな表情を見せる場面もありました。

meiji_004

meiji_017

meiji_018

meiji_002

meiji_003

meiji_001

 開演時刻になると「明けましておめでとう、お嬢さん!」というチャーリーのあいさつが響き渡り、3カウントに合わせてルナパークが開園! 『Dance in the Light』のイントロとともにKENNさんが登場すると、イベント冒頭から甘い歌声で会場を包み込みました。

 そしてキャスト陣がステージに登場すると、司会の森川さんの進行の元、イベント1発目のコーナー“めいこいパーティー”が始まります。このコーナーでは、電気・ピーチ大王に連れ去られたカルビ・クッパ姫を連れ戻すべく、キャスト陣が3つのゲームに挑戦していきます。イベント早々のバラエティーコーナーに「『めいこい』の話してなくない!?」と驚くキャスト陣。しかし、これこそが後に控える大発表を大きく感じさせる布石なのでした。

 キャスト陣は、浪川さん&KENNさんの【モリオ&ヒッシー】、鳥海さん&岡本さんの【オトボウ&キョカリン】、福山さん&立花さんの【ゴロピヨ&ヤクヤク】の3チームに分かれるとゲームにチャレンジしていきます。

 第1のゲームは“スーパー書生ブラザーズ”。頭上に吊るされた3つのカゴのうち、1つのカゴにだけ入っているキノコをトランポリンを使ってゲットした後、竹馬に乗ってゴールを目指す障害物レースに挑戦するというもの。タイムが短かった順に50、30、10ポイントが贈呈されます。

 ジャンケンの結果、1番手は【オトボウ&キョカリン】チーム。鳥海さんが1発でキノコを手に入れるも、初挑戦の竹馬に大苦戦。途中で岡本さんにバトンタッチすると、1分3秒という好記録でゴールします。2番手の【モリオ&ヒッシー】チームは、KENNさんがキノコをゲットすると、竹馬もすんなりとクリアし1分21秒でゴール。浪川さんは、竹馬に乗るKENNさんを自転車に初めて乗る息子を見守るお父さんのように見守っており、会場からは笑いが。

 3番手の【ゴロピヨ&ヤクヤク】チームは、なかなかカゴからキノコを取り出せず大幅にタイムロスしてしまうも、立花さんがすらすらと竹馬を進め1分20秒でゴール。第1のゲームは、2番手と3番手がわずか1秒差という接戦となりました。

meiji_006

meiji_007

 第2のゲームはパットゴルフにチャレンジする“フェアリーカントリー倶楽部”。パットゴルフを用いて、4つのコースをクリアするまでのタイムの速さを競うものと、ゴムボールを客席に飛ばし誰が一番遠くまで飛ばせるかを競うものに挑戦します。

 前者はスムーズに進み、3チームとも30秒以内にクリア。続く後者は、ゴムボールを客席に飛ばしその飛距離を競う内容ですが、ただ単に飛距離を競うのではなく、ボールを受け取ったファンの方の出身地が会場のパシフィコ横浜より遠いチーム程多く得点をもらえるという、一風変わった判定が行われます。1番手の【オトボウ&キョカリン】チームは熊本県、2番手の【モリオ&ヒッシー】チームは神奈川県、3番手の【ゴロピヨ&ヤクヤク】は千葉県……ということで、飛距離を競うゲームは【オトボウ&キョカリン】チームが圧倒的な距離を稼ぎ1位となりました。

 第3のゲームはプラズマカーに乗り、ゴールを目指す『スーパーモリオカート』に挑戦! 左右にハンドルをふると走るプラズマカーに乗り、折り返し地点で走者を交代しながらもゴールを目指す内容となっています。このタイトルにはキャスト陣も思わず「いよいよだな!」と総ツッコミを入れていました。ちなみに、折り返し地点を過ぎると、ボタンを押すと冷却スプレー飛ぶスイッチを用いて相手チームを妨害することができるため、いかに早く折り返し地点に到着するかが勝負の鍵となります!

 第一走者は、【オトボウ&キョカリン】チームが岡本さん、【モリオ&ヒッシー】チームがKENNさん、【ゴロピヨ&ヤクヤク】チームが福山さんに。レースの火ぶたが切られると、ぶっちぎりで折り返し地点にたどりついたのは福山さん。立花さんと交代すると、意気揚々と相手チームを妨害する用意を始めます。

 岡本さんは鳥海さん、KENNさんは浪川さんとバトンタッチするやいなや、福山さんからの妨害を受けカートがスリップ! 勝負の結果、立花さんが1位でゴールし勝負は終わりましたが、鳥海さん&浪川さんが福山さんからの妨害を欲しがり、いつまでもゴール冷却スプレーを浴び続け会場の笑いが絶えませんでした。

meiji_008

 3つのゲームが終わり、獲得点の結果【オトボウ&キョカリン】チームの勝利かと思いきや、ボーナスステージとして“ラスボスステージ”が追加されます。このゲームでは、ハンドガンで5つのピーチ大王のパネルを倒すことができたチームには100ポイントが贈呈されることとなり、1発逆転のチャンスが与えられます。ここではサバゲーガチチームこと【ゴロピヨ&ヤクヤク】が最多の4枚のパネルを倒すも、【すべてのパネルを倒す】というノルマをクリアできなかったため全てのチームが追加ポイントを手に入れることはできませんでした……。

meiji_009

 結果として【オトボウ&キョカリン】チームが勝利! 優勝賞品として、パシフィコ横浜に隣接するレストランの総料理長が直々にふるまう“A5ランクの佐賀牛のローストビーフ”が贈呈されました。鳥海さん&岡本さんは湯気が立ち上るローストビーフをほおばると、「めちゃくちゃ美味しい!」と嬉しそうな表情。KENNさん、福山さん、立花さんにも一口ずつ分けるという微笑ましい場面もありましたが、浪川さんにはお肉と見せかけて付け合わせのインゲン&プチトマトをプレゼント。お肉ではありませんでしたが、浪川さんは「あ、なんか美味しいかも」と嬉しそうでした。

meiji_010

meiji_012

meiji_011

 そして、最下位となった【モリオ&ヒッシー】チームは罰ゲームとして可愛く会場の姫たちに謝ることになると、チームを代表してKENNさんが「ごめんねぇ……」と申し訳さなそうな表情を浮かべ会場をときめかせました。

“キャラぶれ”を恐れるな! 朗読劇では好男子たちがチャーリーの講義を受けることに

 イベントの最後には朗読劇も実施。遊園地に訪れていた森 鴎外、菱田春草、川上音二郎、泉 鏡花、藤田五郎、小泉八雲ら6名の好男子たちは、どのようにしてあなたをデートに連れ出すか考えていました。なかでも、菱田春草、泉 鏡花、藤田五郎の3名は“素直になりたいのに素直になれない”という性格から誘い文句に頭を悩ませます。そこに姿を現したチャーリーは、それは“キャラぶれ”を気にしているからだと指摘すると“キャラぶれを怖れない心のメソッド”と題した講義を3名に向けて実施。

 第1のメソッドは“ユーモアのセンスを身につけるべし”と題し、ボケとツッコミを3名に身に着けさせるべく、即興で用意したお笑い台本を用意します。しかし、流石“即興”で用意した台本なだけあって、ベッタベタのボケの後に6名が「チャーリー☆エンジェル!」と決め台詞で落ちをつくるというもので、会場は大爆笑に包まれましたが、藤田を始めとした6名は“これがお笑いなのか?”と不審な表情。ちなみに、「チャーリー☆エンジェル!」の決め台詞の際には、先ほどのゲームでペアになった者同士が手を重ね合わせてハートを作るというキュートな演出付き。これはぜひとも、DVD化した際にチェックしてほしいポイントのひとつです!

 続く第2のメソッドは、“照れくさい口説き文句を照れずに言うべし”というもの。ここではオーディエンスの「帰りたくない!」、「私を取調べして!」という声に答えて、6名が甘酸っぱいセリフを届けることに。菱田春草、泉 鏡花、藤田五郎の3名は、息を吐くように甘いセリフを囁く森 鴎外、川上音二郎、小泉八雲らに習い、自分なりの甘いセリフを届けてみるも、普段とは違う一面を見せたことになんだか照れくさそうでした。

 全てのメソッドを終えレベルアップした3名でしたが、最終的には小泉八雲の「男は脚力!」という提案により、観覧車に一番早くたどり着けた人が、あなたを誘う権利を得られることに。突然徒競走が開始となり、我先にと観覧車を目指す好男子たち。そんな中、藤田だけがステージに1人残ると、「お前を笑顔にしたい」と真っ直ぐな思いを伝え、朗読劇は終了となりました。

meiji_013

meiji_014

meiji_015

meiji_016

 イベントの最後はキャスト陣が一言ずつコメントしたほか、実写ドラマ化&映画制作が発表! また、TVアニメ版のスタッフ・制作陣情報などが明らかに。キャスト陣が降壇後には、特報で新作アプリの製作も発表となりました。

 最後の最後で伝えられた重大発表に、会場内からは悲鳴のような歓喜の声が。今後も気になる情報が解禁されていくということで、2018年も『めいこい』から目が離せない一年になりそうです!

 なお本イベントの模様を収録したDVDが6月13日に発売予定です。こちらもお見逃しなく!

テキスト:ちゃん子
©LOVE&ART/めいこい製作委員会

Ranking

オススメ
あわせて読みたい