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サバイバルミステリー『モンキーピーク』アニメ化。八代 拓、寺島拓篤、折井あゆみが“恐怖体験”を語るインタビュー到着

2018.10.23 <PASH! PLUS>


PASH! PLUS

 ホラーマンガ『モンキーピーク』(原作:志名坂高次、作画:粂田晃宏 日本文芸社刊)がタテアニメ化され、アニメ配信アプリ『アニメビーンズ』にて10月26日(金)より配信スタートする。また、本編配信に先駆け、アニメ『モンキーピーク』のPVが公開された。

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 このたびタテアニメ化された『モンキーピーク』は、『週刊漫画ゴラク』(日本文芸社刊)で連載中のホラーマンガ。社員の結束を高めるために訪れた登山レクリエーションの山中、狂暴な猿に社員が次々と惨殺されるサバイバルミステリー。残虐な猿と恐怖に怯える社員たち、徐々に歪が生じる仲間関係など、リアリティのある描写に引き込まれ、緊迫感に満ちた展開に目が離せないと、読者の人気を集めている。

 アニメ版『モンキーピーク』では、主人公の早乙女役を八代 拓さん、友人の宮田役を寺島拓篤さんが、さらに女上司の佐藤役を、元AKB48で現在女優の折井あゆみさんが演じる。

八代 拓さんインタビュー

――『モンキーピーク』という作品に触れてみての感想をお願いします。

 第一印象としては、やっぱり「山って怖いな」と。危険が多い環境ですし、そこにプラスしてこのモンキーピークでは序盤から、明らかに命を狙ってくる存在があって。その中で簡単に逃げられない山という環境が怖さを増幅して、とてもスリルのある作品だなと思いました。

――演じられた早乙女という役は、どんなキャラクターですか。

 僕はすごく男らしいなと思いました。正直、器用な方ではないなと思うんですけど。その中でも思ったことを包み隠さず事実をしっかり言葉にしますし、正義感の強い、実直な男だなと思いました。

――ご自身と共通するところはありますか。

 うまく笑えないという部分が、早乙女の中で印象的に描かれているんですけど、意外と多くの人が親近感を覚えるところなのかなと。明るい話じゃないですけど「自分は普段、上手く笑えているのだろうか」というような疑問って、意外とみんな持つことがあるんじゃないかと思いますし、自分も思ったことがあるので、親近感が沸きましたね。

――演じるにあたって意識されたことはありますか。

 状況が状況なので、常に「生きるか死ぬか」みたいな緊迫したところは、凄く重視していた部分です。日常から急に非日常的な状況に置かれてしまうと、逆に、徐々にそれが普通になっていくというようなところが読んでいて面白いなと思ったので、演じる上で意識しました。

――スリルのある本作ですが、八代さんのこれまでの恐い経験がありましたら教えてください。

 後ろから自転車に轢かれたときは怖かったです。後ろから轢かれると、その瞬間、何が起きたのか全くわからないんです。景色が急に回転して、気が動転して、救急車が来て。結局、足を骨折しただけだったんですが、血の気が引いていく感覚がすごく怖くて。今でも思い出しちゃうくらい怖かったですね。他には、大学の時に岩手から出てきて、初めて新宿駅に来たときも怖かったです。「人、多っ!」「無事に帰れるだろうか」と。ナビアプリがあったので帰れましたけど、本当に何もない状態でほっぽりだされていたら、迷子だったなと。山と同じくらい怖いなと思いました。

――視聴者の皆様へメッセージをお願いします。

 今回のアニメ『モンキーピーク』は、続きがどんどん気になっていく展開になっています。見ていただくからには、ゾクゾクとしたスリルを味わっていただければ嬉しいです。また、社長や安斎さんや、宮田もそうですけど、キャラクターがみんな本当に濃くて、それぞれが立っていて。そのキャラクターたちが、緊急事態に陥った時に起こす行動が見逃せません。是非ご覧いただけたら幸いです。

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寺島拓篤さんインタビュー

――『モンキーピーク』という作品に触れてみてのご感想をお願いします。

 お仕事のお話しをいただく前に原作を読んだことがあって「スゲー怖い、でも面白いな~」と思っていたので、「モンキーピーク」は知っていました。怖いのは苦手ですが、「モンキーピーク」は怖いもの見たさでついつい見ちゃって。相性的に耐えられる怖さと耐えられない怖さがあると思うんですが、「モンキーピーク」の恐さは耐えられるというか。続きが気になりますね。猿も、お化けとかでもないですし。恐いだけではなく独特の面白さがあって、また別のジャンルの作品なのかなと。実際アフレコでも、怖い作品ですけど、時にはツッコミをいれたりしながら楽しく演じることができました。

――演じられた宮田という役は、どんなキャラクターですか。

 見た目通りの、さわやかで、いいやつ。でも話が進むと等身大の器の小ささもあったりします。早乙女との関係性が大事に描かれていて、いざという時に早乙女を助けてくれるポジションではありますね。

――ご自身と共通するところはありますか。

 極限状態において、宮田みたいに、友達との関係性だとか、情で動ける人間でありたいなと思いました。恐ろしくて、普通だったら裸足で逃げ出すような状況なんですが、それでも宮田はちゃんとサッチーやみんなのことを考えているので。自分も、そういう人間でありたいなと思います。

――演じるにあたって意識されたことはありますか。

 アニメでは、原作からカットされているところもあるので、その間も宮田の気持ちが繋がるように意識しました。テンポよくどんどん進んでいくので、一方で緊迫感を取りこぼさないように、宮田たちが置かれている極限状態を忘れないようにしたいなと思いながら演じました。

――スリルのある本作ですが、寺島さんのこれまでの恐い経験がありましたら教えてください。

 僕、すごい田舎の出身なんですけど、山の方から女の人の叫び声が聞こえてきたことがありました。それが何だったか、いまだに気にはなっています。うちが山と田んぼに囲まれたような場所だったので、やはり自然に潜む闇や怖さのようなものは肌で感じていました。怖がりなので、そういうところに探検しに行ったりはしませんでしたけど、あの時見に行ったら何かあったのかなと思うと、今でも怖いです。

――視聴者の方々へメッセージをお願いします。

 短くまとめるのが難しいくらいに面白い作品だと思います。読み始めると、この先の展開、どうなるんだろう、と気になるポイントがたくさん出てきて、ずっとハラハラしたまま読めると思います。アニメではそこに音声がついて、より臨場感たっぷりにモンキーピークを楽しめると思いますので、今回初めてモンキーピークを知ったという方も、原作を読んでくださっている方も、ぜひぜひご覧いただけますと幸いです。楽しみにしててください!

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折井あゆみさんインタビュー

――出演のオファーがあった時の気持ちはいかがでしたか。

 タイトルをお聞きした時に、たぶんサルが出てくるのだろうなというのは想像できたのですけど、おサルさんが出て愉快な話かなと思っていたら真逆でした。読んでいるうちに私が演じた佐藤さんに一番共感したので、この役をいただけたことはすごく嬉しく思いました。

――演じられた佐藤役は、どんなキャラクターですか。

 すごくクールで、冷静にまわりをみたりとか、この作品にエッセンスになるような役柄です。それに、ちょっと厳しくみんなを引っ張っていくようなキャラクターだと思うのですが、それがだんだん壊れていくさまや精神的に追い詰められていく感じが、この作品ではうまく描かれていると思います。

――役を演じるにあたり、苦労しましたか。

 今まではキャピキャピした役をいただくことが多かったのですが、それでも腹の中では何考えているか分からないような役もいただく機会があったので、そういう経験から探ってみたりとか。でも、原作を読んで共感ができたところが大きかったです。後輩たちがいる中でみんなを引っ張っていくキリっとした女性には共感が持てるところがあったので、演じていてとても楽しかったです。

――ご自身はまわりを引っ張っていくタイプですか。

 ひとりになるとおっちょこちょいなんですけど、集団でいるときは、そういうように心がけています。

――佐藤役を演じるにあたって、意識した点や工夫した点などはありますか。

 私は地声が高いので、もうちょっと低い落ち着いたトーンの音域を使おうと意識しました。

――視聴者に注目してほしい所はありますか。

 命のギリギリの限界までくると人は疑心暗鬼になるということを、この作品を通して、なるほどなと思いました。一方で、自分しか信用できなくなる状況でも、チームワークが出てきてまだまだ捨てたものじゃないという瞬間もあったり。普段ない環境を疑似体験できる作品でもあると思うので、そういったところを注目していただければと思います。女性が読んでも相当面白いので、今までこういったジャンルに手をつけなかった方もぜひ観ていただければと思います。

――声優の仕事と女優の仕事とでは何か違いは感じられますか。

 最初から最後まで順番どおりにお芝居ができるのが面白くて、役者としてはすごく気持ちが入りました。また、スタッフ・キャスト含め、全員で作品を作っているんだ!っていう感覚がとても素敵だと思いました。声優を始めてから声の幅が広がって芝居に色がつくようになったと実写のスタッフさんに言っていただけることも増えたので、私にとってはそれぞれ大事なお仕事です。

――他のキャストの方々と、収録現場はどのような雰囲気でしたか。

 とてもいい雰囲気で驚きました。皆さん全員今日初めてお会いする方ばかりだったと思うのですが、とても好意的に受け入れてくださって、収録が回っていない時も作品についてずっと皆さんしゃべってらっしゃって、この一つの作品で盛り上がれたのが、うれしかったですね。

――視聴者の方々へメッセージをお願いします。

 話数が進むごとに、見ごたえがある展開になっているので、どんなお話なんだろうと思っている方もぜひ、最初の一歩を踏み出していただけたら、必ず引き込まれて止まらなくなるかと思います。まずはご覧いただいて、この作品を応援していただけたら幸いです。

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DATA
■『モンキーピーク』

公式サイト:https://www.animebeans.com/

STAFF:
原作=「モンキーピーク」(原作:志名坂高次、作画:粂田晃宏 日本文芸社刊)
アニメーション制作=Tomovies LLC
製作=アニメビーンズ

CAST:
早乙女=八代拓
宮田=寺島拓篤
安斎=金光宣明
富久=酒巻光宏
佐藤=折井あゆみ
岡島=堂坂晃三
藤柴=青山玲奈
南=堀総士朗
氷室=佐治和也
飯塚=米内祐希
林=山北早紀
遠野=猫嶋アイル

■『アニメビーンズ』
 スマートフォンでの視聴に最適化した、アニメ配信サービス史上初となるタテ型アニメを配信するアプリとして、2017年6月に前身となるアニメ配信アプリ『タテアニメ』の提供を開始。2018年6月には大幅リニューアルを実施し、『ホリデイラブ』『めしぬま。』などタテアニメのコンテンツ強化に加え、ヨコアニメも配信できる機能を拡充。『進撃の巨人』をはじめとするIGポートグループが制作した豪華なラインナップを実現。タテでもヨコでの楽しめる新感覚アニメ配信アプリ『アニメビーンズ』としてサービスを提供しており、今後も順次タイトル追加を予定している。

サービス開始日:6月8日
料金:無料(一部課金制)
公式ホームぺージ:https://www.animebeans.com/

App Store ダウンロードページ

Google Play ダウンロードページ

©志名坂高次・粂田晃宏/日本文芸社・アニメビーンズ

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