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『昭和元禄落語心中』OP主題歌を林原めぐみが椎名林檎の楽曲を歌う!
2015.10.07 <PASH! PLUS>
PASH! PLUS
林原めぐみがボーカル、椎名林檎が作詞、作編曲を担当!
2016年1月からの放送が決定している本作。そのOP主題歌を林原めぐみと椎名林檎の2名がタッグを組み、手がけることが発表された。
本作でみよ吉役も務めている林原めぐみはボーカル、椎名林檎は作詞、作曲、編曲とボーカルディレクションを担当する。なお、林原めぐみの楽曲を同一アーティストが作詞、作曲、編曲すべてをプロデュースするのは初めての試みであり、音楽業界からも注目を集めている一曲となっている。
その林原めぐみ、椎名林檎よりオフィシャルコメントが到着した。今回はそちらも合わせてご紹介!
■みよ吉役&OP主題歌ボーカル:林原めぐみ
「椎名林檎」
売れに熟れたこの果実とのご対面。奮起せぬ訳はなく…。
ことさらに高揚した自分をいさめるように向かった録音場(スタジオ)。
TVシリーズの収録が終了していることを、これほど感謝するレコーディングはなかったかもしれない。
「彼女」の血肉を介して生まれた「もう一人のみよ吉」が襲ってくる。ひたひたと、確かな足取りで…。
私の中の「みよ吉」と「もう一人のみよ吉」がゆるゆると溶け合い、楽曲として『落語心中』という作品を表現する為の新しい命が生まれました。
彼女のオーダーを受け止め…答え、更なるオーダーに悩み、受け止め、咀嚼し、ひたすら「肉声(コエ)」にしてゆく。
そのゆったりとした、それでいて的確なラリーは、大変エロティックな作業でした。
「あたし 求められれば いくらでも 変われるよ」
『昭和元禄落語心中』第四巻 P35 より
二人の女遊(女優)の絡み合い。
お互いに、きっと一生忘れない宝物のような時間…。
全ての過去に感謝する時間でありました。
林檎さん…あなたに「ここ、あえてこんな風に…」と言われるたび、全力でお答えせねば…と、キュン…としておりましたのよ…。
しあわせをありがとう。
このしあわせを、ぜひ皆様にも一度味わってみていただきとうございます。
■OP主題歌作詞作編曲&ボーカルディレクション:椎名林檎
『落語心中』主題歌を書かせていただいて
天下の林原めぐみ女史。その七色の声に触れられるなど、作家として夢のまた夢。JASRACへ、初めてこの筆名を登録した、高校生時分の椎名林檎へ知らせてやりたい。この度の制作は、作曲を続けてきて良かったと実感する瞬間の連続でした。骨の髄まで熱に浮かされそうになりながら、解熱を心掛けながら、天国と地獄を行ったり来たりしながら取り組みました。
先ず、林原女史が、みよ吉の台詞を発して居られる声素材をいただき、キーを採るところから始めました。そのお芝居が余りに真に迫るものだったからです。彼女には、みよ吉役としてお話される音色や緩急そのまま、なるべく自然に発声していただきたかった。話し声の音域の範囲内にメロディやアンサンブルを編んでいくというアプローチは初めての体験でした。
そして本作は、一小節ごとに一つ秒針が進むナンバー。みよ吉の人生の、或る三分間を描写したものです。いよいよ唄をいただくそのとき初めて、曲中に描かれたみよ吉の状況をお話しましたところ…いやはや皆まで申しますまい。よろしければ一度、ご試聴いただきたいと思います。兎に角、流石は天晴・林原めぐみ女史。私に思い残すことはございません。
そもそもこれほど面白い原作のアニメ化です。サウンドの整合性を謀るため一足先に拝聴した劇伴も素晴らしい。あらゆる工程で、みなさんが手を抜かず、丁寧に精魂込めて進めておられるのがはっきりと判るすてきな現場でした。そんなプロジェクトへ参加させてくださり、ほんとうにありがとうございました。感謝しきりです。完成品を拝見するのが楽しみです。
DATA
昭和元禄落語心中
ON AIR:2016年1月よりMBSほか“アニメイズム”枠にて放送開始
HP:http://rakugo-shinju-anime.jp/
Twitter:@rakugoshinju
STAFF:
原作=雲田はるこ(講談社『ITAN』連載)
監督=畠山 守
シリーズ構成=熊谷 純
キャラクターデザイン=細居美恵子
落語監修=林家しん平
色彩設計=佐野ひとみ
撮影監督=浜尾繁光
音楽=澁江夏奈
音楽制作=スターチャイルドレコード
音響監督=辻谷耕史
音響制作=ダックスプロダクション
アニメーション制作=スタジオディーン
製作=落語心中協会
CAST:
与太郎=関 智一
有楽亭八雲(菊比古)=石田 彰
助六=山寺宏一
小夏=小林ゆう
みよ吉=林原めぐみ
七代目有楽亭八雲=家中 宏
松田=牛山 茂
アマケン=山口勝平
ヤクザ兄貴=加瀬康之
アニさん=須藤 翔
萬歳=茶風林
萬月=遊佐浩二
猫助師匠=林家しん平 ほか
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