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『文豪ストレイドッグス』中也役谷山紀章インタビュー。原作ファン待望の“あのセリフ”の感想は?

2016.06.22 <PASH! 2016年7月号>


PASH! PLUS

緊張も感じた初登場シーン/谷山紀章インタビュー

――中原中也初登場の第9話に続き、ついに第10話で本格登場になりました。

 お待たせしました…! ようやく登場しました。毎週オープニングには姿だけ出ていたんですが(笑)、やっと台詞をお届けできます。どの作品でもそうですが、原作もののアニメが動いている映像を観ると、こういうふうに動くのかと、感動します。

――第一声を発したときの感想をお願いします。

 嬉しかったけど、緊張しました。中也は人気のキャラだと聞いていたので、プレッシャーもあり…。なのに初登場から全部見せ場で、説明する台詞も多かったので、そこに感情を乗せるのが難しかったですね。

――太宰 治が相棒だったことをはじめ、様々な事実が明かされました。

 そうなんです。だから、太宰に対しての台詞も、単にポート・マフィアを抜けた裏切り者に対して「憎い」だけじゃなくて、かつての相棒としての気持ちや、それまでにいろいろなことがあっただろうという思いを踏まえて演じる必要がありました。

――確かに、9話の最初と10話とでは、中也の印象がかなり変わります。

 でしょう! 9話はほとんどフリみたいなものですからね(笑)。シリアスに登場して、最初はこっちが断然有利で捕まっている太宰をからかいに来たはずなのに、気付くと「あれ? おかしいな…?」ってなってきて、結果手玉に取られているという…。さらに太宰と中也は「イジり」と「イジられ」の関係にあるので(笑)、そこもきちんと見えるよう、演じたつもりです。ちゃんとそう見えているといいんですが…。ただ、何より収録でのマモ(宮野真守)とのやり取りはすごく楽しかったです(笑)。

――そして、おそらく原作ファンの皆さんが心待ちにしていたであろう、〝あの台詞〟も登場しました。

 お嬢様言葉で「2度目はなくってよ」ですね! 無事に言い終えましたが、あの場面については、僕はどうしてもひと言もの申したいんですよ。あのセリフを中也が言い放ったあと、原作では太宰はケタケタと笑っているんですが、アニメでは3秒くらいシーンと静まってしまう間があるんです。中也がスベらされている!っていう状態になっているんですよ。思わず「おい! 笑えよ!!」と本気で言いそうになりました。

(PASH!7月号より一部抜粋)

続きは発売中のPASH!7月号(6月10日発売)で!

 

DATA

ON AIR:TOKYO MX/毎週水曜日深夜1:05~、テレ玉/毎週木曜日深夜1:05~、チバテレ・tvk/毎週木曜日深夜1:00~、岐阜放送/毎週木曜日深夜1:45~、三重テレビ放送/毎週木曜日深夜2:20~、サンテレビ/毎週水曜日深夜1:30~、TVQ九州放送/毎週水曜日深夜1:35~、BS11/毎週金曜日夜11:30~

HP:http://bungo-stray-dogs.jp/ Twitter:@bungosd_anime 

Ⓒ 2016 朝霧カフカ・春河35/KADOKAWA/文豪ストレイドッグス製作委員会

STAFF: 原作=朝霧カフカ、漫画=春河35(『ヤングエース』連載)、監督=五十嵐卓哉、シリーズ構成・脚本=榎戸洋司、キャラクターデザイン=新井伸浩、総作画監督=新井伸浩・菅野宏紀、音響監督=若林和弘、アニメーション制作=ボンズ

CAST:中島 敦=上村祐翔、太宰 治=宮野真守、国木田独歩=細谷佳正、江戸川乱歩=神谷浩史、谷崎潤一郎=豊永利行、与謝野晶子=嶋村 侑、芥川龍之介=小野賢章、梶井基次郎=羽多野 渉、泉 鏡花=諸星すみれ ほか

 

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