『スカーレッドライダーゼクス』。ヨウスケ役鈴木達央＆タクト役宮野真守爆笑対談。２人を虜にする”ボン・キュッ・ボン”と”キラーコンテンツ”とは？

——アニメ化決定を知ったときの率直な感想は？
鈴木　これまでアニメ化の話が立ち上がっては霧散することが何度かあったので、今回は本当にやるんだと驚きました。プロデューサーたちの想いがやっと実を結んだわけで、身の引き締まる思いでした。
宮野　作品とは６年の付き合いになるので、とても嬉しかったです。達央が言うように、たくさんの方の尽力や、ファンのみなさまの応援があっての、愛情が詰まったアニメ化だと思います。
——それぞれのキャラクターの魅力はどんなところ？
鈴木　ヨウスケは、クールそうに見えて熱い心を内に秘めています。朴訥とした話しぶりだけど、そこには彼なりの意図や想いがある。あと、いろんな物事をいつも素直に受け取るので、すごくピュアな心の持ち主だと思います。
宮野　タクトもクールに見えて熱いやつです。彼は頭脳明晰で冷静沈着なみんなのリーダー。熱い正義への想いが根底にあるけど、真面目過ぎて物事がうまくいかないとすぐにテンパる面もあります。恋愛に関しては奥手で、取り乱し方が一番激しいですね。
——アニメではアキラに清水彩香さんの声が付きました。共演した感想は？
鈴木　ゲームだと、アキラからの言葉は想像で演じるしかなかったので、アニメはすごく楽しいです。清水さんが演じることによってアキラが新たに形を得たような印象があります。
宮野　実際に演じる人同士の間合いが影響して、キャラがより立体的になっていきました。キャラの関係性もさらに深まったと思うので、恋愛要素の部分で感じてもらいたい。僕らのウブいやり取りを観てください（笑）。
——明坂聡美さん演じるアニメオリジナルキャラ・ハコの印象は？
鈴木　巨乳です。ボン・キュッ・ボンです。（一同笑）
宮野　好きです。
鈴木　好きです。俺からは以上です（笑）。
宮野　オリジナルキャラで、あけちゃん自身が一番どうしていいか分からないのに、そのなかで柔軟に思い切りよくハコを演じられて、作品に新しい風を吹き込んでくれています。
——アフレコ現場はどんな雰囲気？
鈴木　クソほど楽しいですね。
宮野　毎週笑いが絶えない！　以前イベントでキャストが集まることもあったので、こういう空気感になるっていうのは分かっていたんです。それが毎週となると、さらに楽しい。特に、カズキ役の（高橋）広樹さんが僕らのキラーコンテンツになってます。
鈴木　台本に書いてあることをそのままやってらっしゃるのに、観ているほうは毎回演じる前にドキドキしちゃう。
宮野　指示どおりなのに、広樹さんから出てくる変幻自在の演技に驚かされています。笑いをこらえるのが大変。
鈴木　テスト中は思いっきり笑っているけどね（笑）。

（PASH!2016年8月号より一部抜粋）

DATA
ON AIR：
テレビ東京／毎週火曜日深夜1：35～
テレビ大阪／毎週水曜日深夜3：05～
テレビ愛知／7月11日より毎週月曜日深夜2：35～
AT-X／7月12日より毎週火曜日夜9：30～（リピート放送毎週木曜日午後1：30～、毎週日曜日朝5：30～、毎週日曜日深夜2：30～）

HP：http://anime.scared-rider-xechs.jp/
Twitter：@SRX_LAG_PR

STAFF：
原作＝レッド・エンタテインメント
監督＝小森秀人
シリーズ構成＝永川成基（ストーリーライダーズ）
脚本＝永川成基・熊谷 純（シナリオ工房 月光）・福島直浩
キャラクター原案＝pako
キャラクターデザイン・総作画監督＝羽田浩二
音楽＝阿保 剛・原田ナオ
アニメーション制作＝サテライト

CAST：
麻黄アキラ＝清水彩香
駒江クリストフ・ヨウスケ＝鈴木達央
霧澤タクト＝宮野真守
津賀ユゥジ＝近藤 隆
鞍馬ヒロ＝下野 紘
錫木カズキ＝高橋広樹
無月ヒジリ＝KENN
フェルナンデス＝竹本英史
レスポール＝浪川大輔
ディバイザー＝小山力也
デュセンバーグ＝高橋直純
リッケンバッカー＝岡本信彦
エピフォン＝藤原祐規
甘粕ソーイチロウ＝遊佐浩二
石寺ハヤト＝上別府仁資
佐倉サロメ・ハコ＝明坂聡美
グランバッハ＝安元洋貴 ほか