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アニメ『はんだくん』島﨑信長&興津和幸対談「興津さんが優しいから甘えてしまいます」
2016.08.18 <PASH! PLUS>
PASH! PLUS
ありきたりな結末にしたくないというか。普通のオチに反抗したくなるんです(笑)。
アニメ『はんだくん』より、PASH!9月号に掲載されている半田 清役・島﨑信長&川藤鷹生役・興津和幸対談の一部をお届け! 全文は発売中のPASH!で読めます。
──アフレコ現場の様子はいかがでしょうか?
興津 みんな頑張って収録していると思います。僕はそんなに頑張ってはいませんが…(笑)。というのも、川藤は半田くんを見守るキャラなので、アニメを観てくださる方と立場が近いんですよ。なので、僕もいち視聴者のようなスタンスでいます。
島﨑 興津さんは川藤が登場しない回でも、「今回のエピソードも面白かったよ」と客観的な感想を言ってくださるので、元気づけられています。キャスト陣のチームワークも本当にいいので、みんなで和気あいあいとしつつ、本番時はしっかり集中できる現場ですね。
興津 あとは僕個人の話ですが、嫌なことがあった日に収録があると元気になります(笑)。1つひとつのエピソードに爆笑してしまって、嫌なことが吹き飛ぶんです。
島﨑 元気になりますよね! もともとのストーリーが楽しいところに、さらに絵と芝居が加わるからたまらないです。
──お2人はWEBラジオ『はんだらじお』でパーソナリティーを務められていますが、これまでのラジオ収録を振り返られていかがですか?
島﨑 僕はフリーダムな感じで収録させていただいています。多少はっちゃけても、興津さんが優しいから許してくださるんですよ。
興津 じゃあ今後は厳しくしていくよ?(笑) しかし、まさか信長くんがこんなに自由な人だとは思いませんでした。
島﨑 正直に話すと、自由でいるときっていうのは相手に甘えていることが多いんです。さすがに迷惑そうにしていたら、僕も萎縮してしっかり進行します。それに最近はどちらかというと、ちゃんと進めようと気を張りがちで、まとめ役に徹することもあります。たとえば自分よりも年下で、ラジオ慣れしていない後輩と組むときとか。だから、気ままに振る舞っているのは、興津さんに甘えている証拠なんです。
興津 この間なんて、ラジオ収録が終わった帰り際に自分で「甘えてるな~」と言ってたもんね(笑)。
島﨑 はい(照)。
興津 でも、即興劇のコーナーはもうちょっとまとめよう!(笑)
島﨑 分かりました、もうちょっとまとめるように持っていきます! 普通の筋書きは思い浮かぶんですけど、すぐに捨てちゃうんですよ。これだと面白くない!って。
興津 こうやりますよという道筋を作っておきながら、あっさりと方向転換するよね。あれっ!?道が変わった!?って戸惑っちゃう(笑)。
島﨑 ありきたりな結末にしたくないというか。普通のオチに反抗したくなるんです(笑)。
──習字をするコーナーがあるのも新鮮です(笑)。
興津 なかなかないと思います。 島﨑 興津さんの習字って、いつもダイナミックでカリスマ性がありますよね。 興津 だいたい名前を書くスペースがないという。
島﨑 どちらかというと、僕はきっちり気味に書いている気がします。
興津 信長くんは几帳面だよね。お互いの性格が出るなぁ(笑)。
──最後に今後の見どころとPASH!読者にメッセージをお願いします。
島﨑 これからさらに個性的なキャラたちが出てきて、キャラ同士のまだ掘り下げられていない関係や、見せていない一面がたくさん描かれていくと思います。『はんだくん』は今の段階でもものすごく面白いですが、話が進むほどもっともっと面白くなっていくので、最高に面白いまま最終回まで駆け抜けていきたいと思います。どうか最後まで観ていただけたら嬉しいです。
興津 川藤と同じように、みなさんも半田くんと〝半田軍〟のメンバーを見守ってあげましょう! 応援よろしくお願いします。
Text=村木桃子(サンプラント)
●Profile
しまざき・のぶなが
宮城県出身、青二プロダクション所属。出演作:『アクティヴレイド-機動強襲室第八係-』黒騎 猛役、『SERVAMP‐サーヴァンプ‐』リヒト・ジキルランド・轟役、『斉木楠雄のΨ難』海藤 瞬役 ほか
おきつ・かずゆき
兵庫県出身、ケッケコーポレーション所属。出演作:『orange』萩田 朔役、『ベルセルク』セルピコ役、『OZMAFIA‼』キリエ役 ほか
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