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アニメ『お兄ちゃんはおしまい!』の魅力を高野麻里佳さんや石原夏織さんが語る! メインキャスト座談会が公開
2023.03.22 <PASH! PLUS>
PASH! PLUS
TVアニメ『お兄ちゃんはおしまい!』最終話の放送に向けて、高野麻里佳さん、石原夏織さん、金元寿子さん、津田美波さん、優木かなさん、日岡なつみさんらメインキャスト6名による座談会が実施されました。
座談会では、これまでの物語の振り返りや『おにまい』の作品の魅力などを語るにぎやかなトークが展開。その一部が公開されました。
※インタビューの全文は公式サイトにて公開中。
アニメ『お兄ちゃんはおしまい!』メインキャスト座談会(一部)
――これまでの物語を振り返っていただけますか?
津田:あさひが料理を食べている姿がとてもかわいかったです。ご飯を美味しそうに食べている女子って、いいですよね(笑)。
優木:確かに、食事シーンのアドリブがメチャクチャ楽しかった気がします。どのキャラクターにもアドリブがたくさんあったのが印象的でした。
日岡:優木さんのアドリブはとくに、私の想像を超えてきていました(笑)。
優木:本当(笑)? 嬉しい! “妖怪枕返し”というキャラクターが出てくるのですが、アフレコ現場で「兼ね役でやってもらえますか?」と言われまして。必死で演じ切ったあと、津田さんに「そんな、某お笑いの巨匠のような演技をされても……」と突っ込まれました(笑)。
津田:だって「メガネ、メガネ……」みたいな発音で面白かったんだもん(笑)。
日岡:みよの場合はアドリブ……というよりも、女の子同士のやり取りに興奮するシーンに力が入りました。“もっと大げさに”とか“よだれをたらすように”みたいなディレクションがありましたね。
優木:みよは“これぞ『萌え』”というのを代弁してくれているのがいいですよね(笑)。
津田:かえでが家に帰ってきたとき、もみじだけに見せる“本性”が素晴らしいと思います。思わずキュンとしてしまうくらいツボでした。あとは、まりんかの“らめえぇ~!が天才的だな、と。
高野:え~、本当ですか(笑)!? 台本にちゃんと“らめえぇ~”と書いてあったので“ここは本当に心が乱れているんだな”と察し、思いっきり演技させていただきました。台本のおかげですよ(笑)!
石原:でも、一見エッチに見えて、そこまで過激じゃないのが『おにまい』のすごいところですよね。
津田:そうなの! 絶妙なバランスが素晴らしいと思って。それがこの「らめえぇ~!」というセリフに集約されていると言っても過言ではないと思います。
高野:そろそろやめてください(笑)!
石原:みよじゃないですけど、まひろたちが学校に行っているシーンを見ていると、私も“みんなかわいい……”と夢心地になってしまいます。作品の魅力のひとつですね。
――改めて6人の関係性についてお話ください。
津田:クリスマス回でみはりとかえでがイチャついているのを見て“やっぱりこういう関係なのかな”と思っちゃいました(笑)。
石原:確かに! あのエピソードの前までは、かえでとは“仲のいい友だち”みたいな描かれ方をしていたので、ちょっとドキッとしましたね。
金元:メンバーのなかでは、この2人がちょっとお姉さんなのですが、かえでがみはりにマッサージをしてあげるシーンはとってもキラキラしていたな、と。
石原:かえでにマッサージしてもらっているときはスキを見せるんですよね。私も“このやり方で合ってるのかな……?”と手探りでアドリブ演技をしたのを覚えています(笑)。
津田:みよは、普段は5人のやり取りを少し離れた位置から楽しんでいるのに、いざ彼女のほうに矢印が向くと、とたんに慌てふためくのがかわいいですよね。
日岡:ありがたいです! でも結局“私は見ているほうがいいんだよね”という結論に落ち着くのがなんとも言えず……。
優木:それって“推し”に対する典型的な行動じゃない(笑)?
日岡:一瞬みはりのほうに行きかけたんだけどね。
津田:もみじが言うのもなんだけど“あのままどんどん攻めていったらよかったのに!”と思った(笑)。
優木:あさひはこのなかで一番何も考えていないと思うのですが(笑)、もみじと出会ったばかりのときは、彼女のことを男だと思っていた節があります。一緒にお風呂に入ったときにドキッとした描写がありますし、“もみじろう”(あさひがもみじにつけたあだ名)に対しては特別な想いがあるのかな、と思いますね。
高野:まひろがあさひの純粋さに反応していましたし、あさひは“友だちにひとりは欲しいタイプの子”かもしれませんね。まひろとしては、みはりにチョコレートを渡すシーンが外せないです。いままでとはちょっと違う距離感が出ていて、とても難しい演技を要求された気がします。
金元:あのシーン、“お兄ちゃん”感がとても強かったよね。
高野:確かに!
石原:私もすごく感動しちゃって“どういう気持ちで演じればいいんだろう?”と色々考えながらアフレコに臨みました。
――『おにまい』の魅力を教えてください。
津田:“引きこもりダメニートだったまひろの成長”でしょうか。みはりにおんぶに抱っこだったのが、彼女にプレゼントをあげられるところまで成長したのは感動でした。
優木:誰しも一度は“子どものころに戻って人生をやり直したい”と考えたことがあると思うのですが、まひろがそんな願望をかなえてくれていると言いますか。まひろを通して疑似体験ができるところが魅力ですね。しかも女の子になってやり直せるとか、最高じゃないですか(笑)。
津田:具体的なエピソードになりますが、女子たちが一緒にお手洗いに行くシーンでまひろが「みんな一緒に行くんだ」と驚いているシーンに逆に驚いたり。男性視聴者のみなさんには“女子あるある”も発見していただけるのではないでしょうか?”
金元:津田さんに被せてしまいますが(笑)、映画館のシーンでも女子トイレに行列ができている様子が描かれていて、細かいところにすごくこだわっているな、と思いました。
高野:確かに、男性視聴者からすると、女性の生態がわかるのがいいのかもしれないですね(笑)。
石原:学生時代の思い出がたくさんよみがえってくるところも大きな魅力だと思います。大人になったみなさんも、私と同じようにノスタルジーな気分にひたってもらえるのではないでしょうか?
――クライマックスに向けて、一言ずつお願いします。
高野:あまり多くを語ることはできないのですが、最終話にふさわしい、衝撃的な展開が待っています。
金元:演じていて、ドキッとしてしまいました……(笑)。
石原:みはりがまひろに対してどうありたいのかをゆだねることになるので、まひろの出した答えにご注目いただきたいです。
日岡:果たしてまひろは“お兄ちゃん”に戻ってしまうのか? 乞うご期待ということで!
津田:ヒントは“パオーン”です(笑)!
優木:アニメはこれで一段落しますが、原作はまだ続いていますし、今後も『おにまい』をよろしくお願いします!
アニメ『お兄ちゃんはおしまい!』作品概要
【放送情報】
2023年1月5日より毎週木曜日にAT-X、TOKYO MX、BS11にて放送開始
AT-X:23:30~
TOKYO MX:24:00~
BS11:24:30~
【スタッフ】
原作:ねことうふ
監督:藤井慎吾
シリーズ構成:横手美智子
キャラクターデザイン:今村亮
プロデュース:EGG FIRM
制作:スタジオバインド
OPテーマ:『アイデン貞貞メルトダウン(あいでんていていめるとだうん)』(歌:えなこ feat. P丸様。)
EDテーマ:『ひめごと*クライシスターズ』(歌:ONIMAI SISTERS(高野麻里佳・石原夏織・金元寿子・津田美波))
【キャスト】
緒山まひろ:高野麻里佳
緒山みはり:石原夏織
穂月かえで:金元寿子
穂月もみじ:津田美波
桜花あさひ:優木かな
室崎みよ:日岡なつみ
アニメ『お兄ちゃんはおしまい!』公式サイト
アニメ『お兄ちゃんはおしまい!』公式Twitter
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