「アニメはとりあえず3話まで」はもう古い？ アニメ視聴の継続/切るタイミングに関するアンケート調査結果が公開

　アクロスソリューションズとオークファンが共同運営している“アニメのお時間です！”は、20歳～60歳以上の男女2406人を対象に「アニメ視聴の継続/切るタイミングについてのアンケート調査」を実施しました。

　1話が20～30分ほどで終了するテレビアニメ。一部のアニメファンの間では「3話切り」というどんなアニメ作品も3話まで視聴してから判断するスタイルが有名ですが、実際にどのタイミングでアニメ視聴の継続を判断しているのでしょうか。

　何話でアニメを視聴し続けるかどうかを判断しているの？　アニメの視聴継続/切るを決める主な理由は何？

　アニメ情報に特化しているメディアとして、世の中の人々の実態をきちんと把握し、様々な方法でアニメを楽しみたいユーザーへのヒントとなれることを目的としてアンケートが行われました。

調査期間:2023年9月14日
調査実施会社:アクロスソリューションズ デジタルマーケティング事業本部
調査対象:20代～60代以上の男女
有効回答数:n=2406
調査方法(集計方法、算出方法):インターネットによる任意回答
質問内容:
Q1 テレビアニメを視聴したことはありますか？
Q2 アニメを初めて視聴する場合、何話まで視聴して継続するか否かを判断しますか？
Q3 視聴を継続するか否かを判断する主な理由はなんですか？

■調査結果サマリー
Q1:「はい」と答えた人が81.5％、「いいえ」と答えた人が18.5％という結果になりました。
Q2:「第1話～第3話まで判断」と答えた人は合計で87.5％と、約9割の人が第3話までに視聴の継続を判断していることが分かりました。
Q3:最も多かった回答が「ストーリー」で90.7％、次点で「キャラクター」が49.2％という結果になりました。

Q1:テレビアニメを視聴したことはありますか？

　「はい」と答えた人は81.5％と、約8割の方がテレビアニメを視聴したことがあると答えました。また、20代でアニメを視聴している人は71.5％と全年代で一番少ないことが分かりました。

【回答】
はい:81.5％
いいえ:18.5％

Q2:アニメを初めて視聴する場合、何話まで視聴して継続するか否かを判断しますか？

(Q1で『1.はい』を選択した人に質問)

　アニメを視聴したことがある人のうち、「第1話で判断」と答えた人は59％、次いで「第2話で判断」と答えた人は14.9％、僅差で「第3話で判断」と答えた人は13.6％という結果になりました。

　ほとんどの人が1話で判断するなか、やはり一定数「3話ルール」をアニメ視聴の継続/切るタイミングの判断材料としていることが分かりました。

【回答】
第1話で判断:59％
第2話で判断:14.9％
第3話で判断:13.6％
第4話で判断:1.5％
第5話で判断:1.1％
第6話以降で判断:5.3％
その他:4.7％

Q3:視聴を継続するか否かを判断する主な理由はなんですか？

(Q1で『1.はい』を選択した人に質問)

　「ストーリー」と答えた人が90.7％、「キャラクター」と答えた人が49.2％と、どの年代、性別に関わらず約半数以上の人がストーリーやキャラクターを重視していることが分かりました。

　対して作画・アニメーションや音楽、声優など、アニメならではの要素は、すべて30％未満という結果になりました。

　アニメの視聴を継続するかどうかは、3話までに、原作や脚本、キャラクターの魅力が視聴者に伝えられるかどうかが重要なのではないかと考えられます。

【回答】
ストーリー:90.7％
キャラクター:49.2％
作画・アニメーション:24.3％
音楽・OP/ED:3.7％
声優:5.2％
友人やSNSの評判:3.4％
その他:1.5％

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※本調査の結果は後日、“アニメのお時間です！”で掲載予定です。