「刀剣乱舞-花丸-」放送開始直前！番組のみどころをプロデューサーに直撃！

——『花丸』の日常を描くうえで気をつけていることは何ですか？

　コメディですから、ピエール杉浦さんとはテンポのよい会話劇をまずは心がけてもらいました。また、彼らのバックグラウンドに基づく内容というのも意識していただいています。原作に登場する回想シーンは、元の主にまつわる内容が多いですが、〝とある本丸〟では回想に関わらずさまざまな出自の刀剣男士が会す場面もあります。ですから必然的に会話も多くなりますが、彼らの背景を無視してしまうと、それは『刀剣乱舞』ではなくなってしまいますよね。『刀剣乱舞-花丸-』ならではの和気あいあいとした雰囲気も楽しんでもらえると思います。

——原作ゲームをアニメ化する上でこだわった部分は？

　原作のゲームを実際プレイしている感覚で、物語に現れる刀剣男士たちが話数が進むにつれて少しずつ増えていくようになっています。とはいえ〝とある本丸〟なので、この本丸ならではの設定もあります。『花丸』の本丸には露天風呂があったりと、結構自由に作らせていただいています。

——刀剣男士たちが屋根に上がるキービジュアルが公開されましたが、屋根の上に集合させた理由は何でしょう？

　〝とある本丸〟を舞台にした物語なので、屋根という形でそれをビジュアルに取り入れました。大きな樹があるのもこの本丸の個性です。注目してほしいのは全員が内番服なところです。あえて戦闘服にはしていません。

——アフレコ現場の様子はいかがですか？

　スタジオは男性キャストばかり（笑）。休憩中はみなさんずっとしゃべられていて、とても楽しそうです。雰囲気は『花丸』の本丸そのものですね。

——では最後に、１話の見どころを教えてください。

　季節は冬。プロモーションビデオで今剣が謝っていることから、何かハプニングがあったのかもしれませんね（笑）。この本丸でのへし切長谷部は加州清光に次ぐ古参で、本丸で過ごすほかの刀剣男士たちを引っ張っていきますので、なかなかに忙しそうですよ。また、大和守安定らが出陣します。和気あいあいな物語といっても、主役は刀剣ですからアクションシーンもあります！　ＯＰやＥＤにも面白い仕掛けを考えていますので、ぜひ期待していてください。

 【記事全文はPASH!10月号で！】

DATA

ON AIR：10月よりTOKYO MX、関西テレビ、BS11、DMM.com、dアニメストアにて放送・配信開始

HP： http://touken-hanamaru.jp

Twitter： @touken_hanamaru

ⓒ2016 アニメ『刀剣乱舞-花丸-』製作委員会

STAFF ： 原案＝「刀剣乱舞-ONLINE-」（DMM GAMES/Nitroplus）、監督＝直谷たかし、キャラクターデザイン＝谷口淳一郎、シリーズ構成・脚本＝ピエール杉浦、総作画監督＝谷口淳一郎・飯田恵理子・吉川真帆、美術監督＝安田ゆかり、美術設定＝高橋武之、音楽＝川井憲次、アニメーション制作＝動画工房

CAST ： 大和守安定＝市来光弘、加州清光＝増田俊樹、へし切長谷部＝新垣樽助、今剣＝山下大輝、前田藤四郎＝入江玲於奈、にっかり青江＝間島淳司、蜂須賀虎徹＝興津和幸、陸奥守吉行＝濱健人、鯰尾藤四郎＝斉藤壮馬、歌仙兼定＝石川界人ほか

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