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『劇場版「オーバーロード」聖王国編』日野聡さん「アインズ様のプレッシャーも半端じゃないだろうな」冒頭8分上演なども行われた最新情報発表会レポートが到着

2024.07.08 <PASH! PLUS>


PASH! PLUS

 9月20日(金)全国ロードショーとなる『劇場版「オーバーロード」聖王国編』より、7月7日に開催された最新情報発表会のオフィシャルレポートが到着しました。

「劇場版「オーバーロード」聖王国編」7月7日最新情報発表会_オフィシャル写真

 シリーズ累計1,400万部突破、丸山くがねさんによる大人気ノベルを原作とするアニメ『オーバーロード』。本作はシリーズ初となる完全新作劇場版となります。

 イベント当日は、アインズ役の日野聡さん、アルベド役の原由実さん、デミウルゴス役の加藤将之さん、KADOKAWA プロデューサーの菊島憲文さんが登壇。最新情報として公開日、本ポスタービジュアル、本予告が解禁された他、各キャストや菊島プロデューサーからコメントも語られ、客席と一緒にこれから公開となる劇場版への期待を高まらせました。

日時:7月7日(日)イベント18:00~19:00
場所:ユナイテッド・シネマ豊洲 スクリーン 10
登壇者:日野聡、原由実、加藤将之、菊島憲文(KADOKAWA プロデューサー)
MC:中倉隆道

『劇場版「オーバーロード」聖王国編』情報発表会 イベントレポート

 今年の3月発表されたティザービジュアルに記された「アインズ死す」というキャッチコピーに気をもんでいたファンも多かったはず。その中の最新発表会とあって、ファンからの応募が殺到。入場者は応募抽選で高倍率の中から当選した幸運な400名が集結しました。

 開演するとすぐに司会進行役のフリーアナウンサーの中倉隆道がこの日に出演者のアインズ役の日野聡、アルベド役の原由実、デミウルゴス役の加藤将之、そしてKADOKAWAの菊島憲文プロデューサーを呼び寄せると、ステージに上がる前、日野は右腕を左胸のあたりにあて、深くお辞儀する気品あふれるあいさつ。そして加藤は「我らが至高の御方の活躍のご一端に触れるということはとても幸せなことだ。せいぜい楽しんでくれたまえ。観客諸君」とデミウルゴスらしいコメント。大きな会場を埋め尽くファンの姿を見た感想を問われた日野は「ナザリックはすごいんです」。原も「私も思っていた以上にたくさんの方が来てくださって、ビックリしました」。

日野聡

 そして「至高の3大解禁」と題して、3つのビッグニュースをどこよりも早くお知らせ。1つめは『オバロ』シリーズ初の大型展示会となる『オーバーロード展』を9月14日(土)から29日(日)まで東京ソラマチ5階スペース634にて開催。それと共に展示会のために描き下ろされたメインビジュアルも解禁。TVシリーズの様々な名シーンを体験してもらえる展示を用意している最中ということで、キャスト陣からの要望も。

 日野は「(黒い)仔山羊に食べられるフォトスポット」、原は「アルベドがはあはあしているベッド(+アインズの抱き枕)」と意見を出すと、加藤が「デミウルゴスのイスは作られるのでしょうか?」と菊島に質問。さらに「ちなみにシャルティアのイスはあるんですか? コキュートスもいるんですけど」と要望が止まらない日野。畳みかけて「外にはスライム風呂を……」と言いかけたところで、「この辺で」と菊島はストップをかけて説明を続けます。

原由実

 数カ所のフォトスポットの設置と、原作の丸山くがね先生の協力をいただいてレアな展示を予定されているということ。ちなみに日野が提案したスライム風呂の入浴剤は現在制作中とのことでした。更に丸山先生への質問企画の募集も始まり、採用されると質問と回答が展示されるそうです。2つめは劇場版のキービジュアルと最新単体ビジュアルの公開。まずアインズの手のひらに、アインズに助けを求めてきた聖王国のキャラがのっているキービジュアルを見た日野は「メッセージ性のあるキービジュアルですね」、原は「アルベドがいないのは寂しいけど、妄想が広がります」。そして菊島は「ひどい目に遭います」と笑いながらも意味深なコメント。

菊島プロデューサー

 またアインズの新ビジュアルを見た日野いわく「威厳もすごいし、苦労人の部分も出ている(笑)」。魔皇ヤルダバオトのビジュアルを見た感想は原も加藤も「カッコいい」。そしてプレアデスのシズ・デルタの絵を見て、「今回、こんな子だったんだとわかって更に好きになりました」と話す原に重ねて、「今回は大活躍します」と菊島が確約。楽しみです。

加藤将之

 3つめは、劇場版の本予告公開。1分の映像ながら情報量の多さに、初めて見た日野は「もう1回見たいです」。また「今回の収録はプレスコだったので、どんな映像になるのか気になりましたがおもしろいことが伝わってきました」と原。ちなみにプレスコ方式の収録になったのは伊藤尚往監督のキャストの声を120%活かしたいという意向が理由とのことでした。

 またバックには『オバロ』アニメの主題歌ではおなじみのOxTによる『WHEELER-DEAALER』も流れて、これも初公開でした(原曰く「毎回『オバロ』の曲をダウンロードしているので、コレクションがまた1曲増えて嬉しいです」)。そして予告中に、劇場公開日も2024年9月20日と発表。更に劇場公開に先駆けて、9月13日にはIMAX版が先行上映されることも合わせて発表されました。

 収録は昨年行われましたが、現在制作真っ只中で「公開ギリギリまで制作しているかもしれません(笑)」と菊島。またIMAX版については「とても大きいスクリーン、そして素晴らしい音響設備で迫力もすごいので、ぜひ見てください」と熱を持って訴えかけていました。IMAXエクスクルーシブビジュアルも公開されると会場から「おお!」というどよめきが。キャラクター原案のso-binの許可を得て原作13巻のカバーイラストが使用され、新たにデザインし直したとのこと。

 早足で多くの情報をお伝えしたため、「盛りだくさん過ぎて頭がパンクしています」と言っていた日野。アインズの声で「本日は来て下さった客人の皆様に感謝を申し上げたい。本日は誠にありがとうございます」と発表会を締めると見せかけて、「だがまだ帰るには早いですよね……この会場のいる皆様へ特別に『聖王国編』の冒頭8分をご覧いただきたいと思います」と話すと一段と大きな歓声と拍手が。

 そして『聖王国編』の冒頭8分が上演された後の大きな拍手に迎えられてキャスト陣が再登壇。冒頭8分の映像の感想は「改めてデミ様怖いな。そしてアインズ様のプレッシャーも半端じゃないだろうな」(日野)。「原作を意識して声を抑えてやったら収録では『もっと大きく』というディレクションがあったので、舞台で演じているくらいでやりました」(加藤)。「8分間がめっちゃ短いなと感じました。『聖王国編』は『オバロ』らしさを感じていただけると思います」(原)。菊島からは「本編尺は2時間以上あって、たくさんのシーンがありますので、ぜひご期待いただければと思います」と、『オバロ』ファンの期待感を高めるコメント。

 終盤でも、ムビチケの第二弾ビジュアルの公開や、ポップアップストア『劇場版「オーバーロード」聖王国編』~魔導王陛下を称えるお店~が7月12日より東京・アトレ秋葉原にて展開、9月20日からは『オバロ』のカードゲーム発売など最後まで情報がいっぱい。

 最後は情報発表会を締めくくるごあいさつ。「いい映画に仕上げたいと最後の追い込みに入っています。『オバロ』の完全新作の劇場版は初めてなので、ぜひ見てください」(菊島)。「冒頭の8分間はかなり濃度が高い場面でしたが、まだまだ氷山の一角です。ぜひ本編公開となったあかつきには劇場に足を運んでいただけたら」(加藤)。「たくさんのお知らせがあって。劇場版はすさまじい出来になっていると思うので、私も見るのが楽しみです」(原)。「10 年目の節目に、『聖王国編』を皆さんと盛り上げられるのが嬉しいです。今日の冒頭8分の続きはぜひ劇場へ」(日野)。公開まで約2カ月となって、いよいよアインズの足音がちゃくちゃくと近づいてくることを実感できた発表会でした。

『劇場版「オーバーロード」聖王国編』作品概要

【公開時期】
9月20日(金)より全国ロードショー
【スタッフ】
原作:丸山くがね(「オーバーロード」/KADOKAWA 刊)
キャラクター原案:so-bin
モンスター原案:so-bin、ケースワベ
監督・構成・脚本:伊藤尚往
脚本協力:菅原雪絵
キャラクターデザイン・総作画監督:田﨑聡
サブキャラクターデザイン/モンスターデザイン/プロップデザイン:杉浦幸次、出雲重機、中村佑美子、竹内杏子
美術監督:池田繁美、丸山由紀子(アトリエ・ムサ)
美術設定:友野加世子、大久保修一・乗末美穂(アトリエ・ムサ)
色彩設計:野口幸恵
3D監督:大矢和也(グラフィニカ)
撮影監督:渡辺祥生
編集:塚常真理子
音響監督:郷文裕貴
音響効果:三井友和
録音調整:岡部直紀
音響制作:ビットグルーヴプロモーション
音楽:片山修志(Team-MAX)
音楽制作:KADOKAWA
主題歌『WHEELER-DEALER』OxT
アニメーションプロデューサー:橋本健太郎
アニメーション制作:マッドハウス
配給:角川 ANIMATION
製作:劇場版「オーバーロード」聖王国編製作委員会
【キャスト】
アインズ:日野聡
アルベド:原由実
デミウルゴス:加藤将之
ネイア:青山吉能
レメディオス:生天目仁美
カルカ:早見沙織
ケラルト:戸松遥

アニメ『オーバーロード』公式サイト
アニメ『オーバーロード』公式X(旧Twitter)
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(C)丸山くがね・KADOKAWA刊/劇場版「オーバーロード」聖王国編製作委員会

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