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90年代のアニメは凄かった!『美少女戦士セーラームーン』1992年1月スタート

2016.12.04 <PASH! PLUS>


PASH! PLUS

決めゼリフの「月に代わっておしおきよ」は流行語に!

1992年1月スタート
『美少女戦士セーラームーン』

美少女戦士セーラームーン (第1シリーズ) コンプリート DVD-BOX (全46話, 1150分) [DVD] [Import] [PAL]

(※Amazonより)

 武内直子原作。少女向け漫画雑誌『なかよし』の連載開始と同時にアニメーションもスタート。瞬く間に、人気を獲得。その後の『プリキュア』シリーズにも続く「戦う女の子達」が活躍するという形をスタートさせた最初のアニメ番組と言えるでしょう。
 決めゼリフの「月に代わっておしおきよ」は流行語となるなど、社会現象的な話題作となりました。メインターゲットである幼い女の子達だけでなく、男性ファンも多く獲得し「おおきなおともだち」を多く生んだはしりの作品とも言われています。
 
 セーラームーン(月野うさぎ)、セーラーマーキュリー(水野亜美)、セーラーマーズ(火野レイ)、セーラージュピター(木野まこと)、セーラームーンより先に活動をしていたセーラーヴィーナス(愛野美奈子)など、女性キャラクターたちはもちろん、うさぎの運命の恋人・地場衛(タキシード仮面)や、ルナ、アルテミス、ダイアナといったお供のネコたちも人気となりました。このシリーズは、第1シリーズ以降…
『美少女戦士セーラームーンR』(1993年3月6日 – 1994年3月5日)
『美少女戦士セーラームーンS』(1994年3月19日 – 1995年2月25日 )
『美少女戦士セーラームーンSuperS』(1995年3月4日 – 1996年3月2日 )
『美少女戦士セーラームーン セーラースターズ』(1996年3月9日 – 1997年2月8日)
と、全5シリーズ続きました。
 シリーズディレクター(監督)は、女児向けアニメの名手・佐藤順一、のちに『少女革命ウテナ』『輪るピングドラム』などを手掛けることになる幾原邦彦、現在放送中のアニメ『文豪ストレイドッグス』を手掛ける五十嵐卓哉といった当時新進気鋭の若手が担当したことや、現在放送されている『プリキュア』シリーズとちがい、主要キャラクターがずっと変わらなかったのも、現在まで続く長い人気となった理由かもしれません。
 コミックス連載、アニメ放送に並行して、劇場版映画はもちろん、キャラクターソング、CDも多く発売。1993年からミュージカルもスタート。第1作目の『美少女戦士セーラームーン外伝 ダーク・キングダム復活篇』から始まり、2005年1月上演の『美少女戦士セーラームーン 新・かぐや島伝説【改訂版】』まで続き、8年間の中断を経て、2013年9月上演の『ミュージカル 美少女戦士セーラームーン-La Reconquista-』から再びスタート。2016年の秋にも最新作が上演されました。
 最初の放送&連載スタート後、20年経った2012年に『美少女戦士セーラームーン』20周年プロジェクトを発表。最新シリーズ『美少女戦士セーラームーンCrystal』がWebで先行配信。その後、地上波でも放送。主人公の月野うさぎ役を当時と同じ三石琴乃さんが担当されたことも話題になりました。また、当時リアルタイムでアニメを楽しんでいた女の子達が現在20代後半〜30代にさしかかり、「大人買い」ができるようになり、高年齢層をターゲットとしたグッズも多く発売し大ヒット。いまだ続く根強い人気を裏付けています。

ちなみに、2003年には、テレビドラマも制作。テレビドラマ編には、DAIGOさんとの結婚で話題をさらった北川景子さんがセーラーマーズ役で出演されていました。

1992年1月スタートのアニメにはこんな作品もありました。
『ママは小学4年生』
『大草原の小さな天使 ブッシュベイビー』
『花の魔法使いマリーベル』
『伝説の勇者ダ・ガーン』
『宇宙の騎士テッカマンブレード』
『藤子不二雄(A)のさすらいくん』
『ヨーヨーの猫つまみ』

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