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『トリリオンゲーム』津田健次郎さんがアニメ・実写版ともに功刀役を担当! 「功刀は汚いところも綺麗なところも併せ持った百戦錬磨なタイプで、非常にエネルギーに溢れています」インタビューが公開

2025.01.30 <PASH! PLUS>


PASH! PLUS

 TBS・AT-X・サンテレビほかにて放送・配信中のTVアニメ『トリリオンゲーム』より、TVアニメ・実写版ともに同じ役を演じる津田健次郎さんへのインタビュー記事が公開されました。

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 本作は、原作を「アイシールド21」、「Dr.STONE」などを手掛けた稲垣理一郎氏が、作画を「サンクチュアリ」、「Crying フリーマン」などを手掛けた池上遼一氏がつとめる、人気作品を数多く送り出してきた最強タッグによる最新シリーズです。

 現在好評放送中のTVアニメ『トリリオンゲーム』第2クール内で登場する新キャラクター、功刀役を演じる津田健次郎さんのインタビュー記事が公開! 津田さんは2月14日に公開される、劇場版『トリリオンゲーム』でも同じく功刀役として出演します。

『トリリオンゲーム』津田健次郎さんインタビュー

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――津田さんは実写版『トリリオンゲーム』に引き続き、TVアニメ版でも功刀役で出演されることになりました。役が決まったときの率直な心境はいかがでしたか?

 実写版で功刀をやらせていただいているので、そのままTVアニメでも同じ役ができて本当にありがたかったです。

――津田さんからご覧になって、功刀はどんなキャラクターですか?

 いつも「数字、数字」と言っているようなタイプではありますが、実はとても誠実で熱いものを持っています。そういったギャップのあるところがいちばんの魅力ですね。

――役としては掴みやすかったですか?

 もちろん簡単というわけではありませんが、けっして小難しいことをいうタイプではなく、むしろシンプルな考え方をする人なので、掴みやすくはありました。

――功刀のキャラクター性やセリフで共感できる部分や憧れる部分はありましたか?

 僕は功刀ほど割り切れるタイプではありませんが、仕事に対する情熱はすごく理解できました。功刀がずっと抱えている「体制の中で生きていくジレンマ」というのも非常によくわかります。

 与えられた条件や特定の環境の中でどれだけ自分のやりたいことができるか、常に挑戦しているのが功刀です。それがすごく大人だなと感じますし、彼のカッコいい部分なのかなと思います。

――役者さんも、台詞や演出といった制限のある中でどう表現するかという意味では近いのでしょうか?

 けっして近いとは言い切れませんが(笑)、もしかしたら重なる部分はあるのかなと思います。

――TVアニメ版の功刀を演じられる際、実写のときと何かお芝居を変えることはありましたか?

 いえ、特にそれは意識しませんでした。実写版とTVアニメ版では当然ビジュアルが違いますが、その違いを変に意識せず、いつもアニメーションでやっているように演じています。

――同じ役を実写で全身を使って演じるのと、マイクを前にして声だけで演じるのとでは、何か違いはあるのでしょうか?

 それもないですね。もちろん、アニメーションは口パクを合わせなくてはならないという物理的な特徴があります。ですが、もともと僕は実写もアニメーションも何かを大きく変える必要はないと考えてやっていますし、声だけのお芝居といっても当然全身を使ってお芝居をしますから。その二つに大きな違いはないのかな、と。

――では、功刀を演じられる際に大事にしていることを教えていただけますか?

 エネルギー、ですね。功刀は汚いところも綺麗なところも併せ持った百戦錬磨なタイプで、非常にエネルギーに溢れています。けっしてピュアでまっすぐではない、どこか泥臭さのある役と言いますか。そういう部分が出るといいなと考えていました。

――功刀を演じられて特に面白いなと感じたところはどこですか?

 この作品全般に言えることですが、ちょくちょくギャグっぽいシーンが入ってくるんです。それが唐突に入ってくることが多いので(笑)、その辺のバランスを取るのが面白くもあり、難しいと感じたところでもありました。あまりギャグが行きすぎると、シリアスな部分が飛んでしまうおそれがあるんです。コメディとしてやってみたいことと、作品とのバランスはかなり気を使いました。

――さて、TVアニメはいよいよ第2クールに突入しました。もしここからTVアニメ『トリリオンゲーム』を追いかけてみたいという人に、オススメポイントをアピールするなら?

 現代的なビジネスが取り入れられた作品ではありますが、弱い立場の人間が巨大な組織に戦いを挑んで打ち負かしていく面白さや、サスペンスとしての面白さ、そして「バディもの」としての面白さのような、エンターテインメントの要素がたくさん詰まっています。痛快かつ王道の物語なので、どなたでも楽しんでいただけるはずです。

――津田さんからご覧になったハルとガクの印象はいかがですか?
 スケールが大きくて強引なハルと、気が弱くてオタク気質なガクという、バディの典型ともいえる
二人の「でこぼこ感」がいいですよね(笑)。でも、そんな二人が力を合わせると、二重にも三重にも力
強くなる。そこに二人の面白さがあるなと感じています。

――ほかに注目しているキャラクターはいますか?

 功刀役としては、やはり同じエピソードに登場する(白虎)あかりちゃんでしょうか。とてもまっすぐで、ストレートに言葉が出てくるところがいいですよね。功刀が清濁併せ呑むタイプなので、あかりちゃんの純粋性がより引き立つんです。そういう意味で、この二人はコンビとしても面白いんじゃないかなと思います。

――後半戦も楽しみにしております!

 物語のスピード感や軽快さ、そしてキャラクターたちの駆け引きがさらにパワーアップしていきますので、最後までご覧いただけたら嬉しいです。ハルとガクがどんなドラマを繰り広げるのかも楽しみにしていてください。

――そして、2月14日からは劇場版『トリリオンゲーム』が公開されます。こちらの見どころについてもうかがえますか?

 ドラマ版から劇場版という流れはありますが、ドラマ版を一度も見たことがないという方でも、それぞれどんなキャラクターなのかがすぐわかりますし、劇場版だけでも楽しめるストーリーになっているので、心配なさらずご覧になってほしいです。ドラマ版をすでにご覧になっている方は、スケールアップした『トリリオンゲーム』を楽しんでください。エンタメ性、スピード感、そしてカタルシス。そういうものが色濃く出ています。

――登場人物同士がどのような絡み方をするのかも楽しみです。

 『トリリオンゲーム』らしい騙し合いや反発もあれば、より強固になった絆も描かれていくので、キャラクター同士の絶妙な距離感も楽しんでいただけたら幸いです。

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TVアニメ『トリリオンゲーム』作品概要

【放送情報】
TBS・AT-X・サンテレビほかにて2024年10月3日(木)から放送開始
【配信情報】
Prime Videoにて10月3日(木)から地上波同時・単独最速配信決定
その他配信サイトも毎週日曜26時00分~以降順次各配信サイトにて順次配信開始
【スタッフ】
原作:稲垣理一郎/作画:池上遼一 「トリリオンゲーム」(小学館ビッグコミックスペリオール連載)
監督:佐藤雄三
シリーズ構成:金月龍之介
キャラクターデザイン:土屋圭
サブキャラクターデザイン:尾崎智美
プロップデザイン:勝はるな
総作画監督:横山愛
美術ボード:上野秀行
美術設定:杉山晋史
色彩設計:中内照美
撮影監督:畑中宏信
VFXスーパーバイザー:加藤道哉
3D監督:田中康隆
2Dデザイン:鳴河美佳
編集:塚常真理子
音楽:伊賀拓郎
音楽制作:KADOKAWA
音響監督:小泉紀介
音響効果:山谷尚人
音響制作:マジックカプセル
アニメーション制作:マッドハウス
製作:アニメ「トリリオンゲーム」製作委員会会
【キャスト】
天王寺陽(ハル):大塚剛央
平学(ガク):石毛翔弥
黒龍キリカ:M・A・O
祁答院一輝:東地宏樹
高橋凜々:田中有紀
黒龍一真:土師孝也
長瀬:水中雅章
水樹:若山詩音
桜:鈴木崚汰
二葉:千本木彩花
斜森:安田陸矢
巨椋:新祐樹

(C)稲垣理一郎・池上遼一/小学館/アニメ「トリリオンゲーム」製作委員会
(C)稲垣理一郎・池上遼一/小学館

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