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映画『夜明け告げるルーのうた』ポスタービジュアル解禁!
2017.02.14 <PASH! PLUS>
PASH! PLUS
美術監督・大野広司の制作現場の動画&コメントも公開
2017年5月19日(金)に公開される湯浅政明監督作品『夜明け告げるルーのうた』よりポスタービジュアルが解禁となった。
今回公開となった描き下ろしビジュアルでは幻想的な月明りの下、海面に接した船屋で少年・カイと人魚の少女・ルーが出会う瞬間が描かれている。この場面から少年と人魚たちの物語がどのように繰り広げられていくのか、期待が膨らむ一枚となっている。
また今回はポスタービジュアルの解禁に合わせて制作現場の撮影動画も公開となった。制作しているのは本編でも背景美術を担当する美術監督・大野広司。動画を観ると背景美術を3枚に分けて描き、最終的にポスターに統合していることが分かる。こちらはHPにて観ることができるので興味のある人は早速チェックしてみては? また大野からコメントも到着したのでこちらで紹介しよう。
●HP:lunouta.com
■美術監督・大野広司 コメント
湯浅監督の発想には驚かされました。物語の舞台となる「日無町」は京都、名古屋、倉敷などいろんな町のイメージをモザイクのように掛け合わせたと説明されましたが…それを絵にするのは頭の中を柔軟にしないといけないなところが大変でした。今回はリアル感とぶっとんだ発想とのせめぎ合いのような絵で初めての経験でした。湯浅監督の頭の中はどんな風になっているのでしょう(笑)。ポスタービジュアルの背景は、人魚のルーと少年カイが初めて会うシーンです。夜ですが、暗くなり過ぎないよう、月光でドラマティックな雰囲気になるよう工夫しました。作業風景を撮影されるのは初めての体験でしたがアニメーション作品の背景美術がどのように描かれているのか、ぜひ興味を持っていただけるとうれしいです。
DATA
映画『夜明け告げるルーのうた』
ROADSHOW:2017年5月19日(金)
HP:lunouta.com
STAFF:
監督=湯浅政明
脚本=吉田玲子、湯浅政明
音楽=村松崇継
キャラクターデザイン原案=ねむようこ
キャラクターデザイン/作画監督=伊東伸高
美術監督=大野広司
フラッシュアニメーション=アベル・ゴンゴラ、ホアンマヌエル・ラグナ
撮影監督=バテイスト・ペロン
劇中曲・編曲=櫻井真一
音響監督=木村絵理子
制作プロデューサー=チェ・ウニョン
アニメーション制作=サイエンスSARU
製作=清水賢治、大田圭二、湯浅政明、荒井昭博
チーフプロデューサー=山本幸治
プロデューサー=岡安由夏、伊藤隼之介
企画協力=ツインエンジン
制作=フジテレビジョン、東宝、サイエンスSARU、BSフジ
配給=東宝映像事業部
主題歌:『歌うたいのバラッド』斉藤和義(SPEEDSTAR RECORDS)
CAST:
ルー=谷 花音
カイ=下田翔大
ルーのパパ=篠原信一
じいさん=柄本 明
国男=斉藤壮馬
遊歩=寿 美菜子
江曽島=大悟(千鳥)
髭の漁師=ノブ(千鳥)
STORY:
寂れた漁港の町・日無町(ひなしちょう)に住む中学生の少年・カイは、父親と日傘職人の祖父との3人で暮らしている。もともとは東京に住んでいたが、両親の離婚によって父と母の故郷である日無町に居を移したのだ。父や母に対する複雑な想いを口にできず、鬱屈した気持ちを抱えたまま学校生活にも後ろ向きのカイ。唯一の心の拠り所は、自ら作曲した音楽をネットにアップすることだった。
ある日、クラスメイトの国男と遊歩に、彼らが組んでいるバンド“セイレーン”に入らないかと誘われる。しぶしぶ練習場所である人魚島に行くと、人魚の少女・ルーが3人の前に現れた。楽しそうに歌い、無邪気に踊るルー。カイは、そんなルーと日々行動を共にすることで、少しずつ自分の気持ちを口に出せるようになっていく。
しかし、古来より日無町では、人魚は災いをもたらす存在。ふとしたことから、ルーと町の住人たちとの間に大きな溝が生まれてしまう。そして訪れる町の危機。カイは心からの叫びで町を救うことができるのだろうか?
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