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90年代のアニメは凄かった!『ナースエンジェルりりかSOS』1995年7月スタート
2017.03.12 <PASH! PLUS>
PASH! PLUS
原作に秋元康&大地丙太郎の初監督作品!
1995年 7月スタート
『ナースエンジェルりりかSOS』
ナースエンジェルりりかSOS DVD BOX<フィギュア付き予約限定版>
※Amazonより
現在では、AKB48。かつてはおニャン子クラブのプロデュースをはじめ、作詞家としても多くのヒット作を生み出している秋元康が原作に名を連ねるアニメ作品。そして、『おじゃる丸』『浦安鉄筋家族』といったギャグ作品から、『今、そこにいる僕』、『僕等がいた』といった、シリアス系や繊細な恋愛作品も手掛けるなど、多彩な作風を持つ大地丙太郎のTVシリーズ初監督作品です。
主人公りりかは私立白鳩学園に通う小学校4年生の女の子。彼女の10歳の誕生日に、学園に転校してきた先輩、加納望とひょんなことから出会います。放課後、望から「ひとりの時に開けて欲しい」と、ある箱をプレゼントされます。上機嫌なりりかでしたが、ひとりでに動き出した鎧に襲われてしまいます。逃げ惑ううちに、プールに落ちてしまうりりか。すると、「りりか助けて」という声が響くなか、光の柱がプールから上がり…。りりかは、「ナースエンジェル」として、変身。敵の鎧を倒してしまいます…。
バトルシーンも本格的で、ストーリー展開もシリアスなところが、当時の女児向け作品としては珍しく、大きな話題になりました。特に最終回はいまでも話題に上るような“神回”と言われています。また、オープニング主題歌『恋をするたびに傷つきやすく…』は、作詞・秋元康、作曲・小室哲哉という、当代きってのヒットメーカー2人が担当しました。この2人が合作した作品は数少なく、貴重な楽曲となっています。
ちなみに、主人公りりかの幼馴染みとして1話の冒頭から登場する宇崎星夜は石田彰が担当。石田彰といえば、近作では『昭和元禄落語心中』で、老練な落語家役を担当するなど、押しも押されもせぬ実力派声優。そんな彼が本作では小学四年生(10歳!)の男児を担当。近年ではあまり聞けなくなった彼の少年声が存分に堪能できるのも、本作の楽しみの一つといえるでしょう。
1995年 7月スタートのアニメにはこんな作品もありました。
『学校のコワイうわさ 花子さんがきた!!(第3期)』
『ママはぽよぽよザウルスがお好き』
『ご近所物語』
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