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朝ドラだけじゃない!アニメもタイトルが「ん」で終わる作品が高視聴率!

2017.12.16 <PASH! PLUS>


PASH! PLUS

『エヴァンゲリオン』も『けいおん!』も!

先日、NHK朝の連続テレビ小説、いわゆる「朝ドラ」のタイトルが「ん」で終わる作品はヒットする説を調べた記事が話題になりました。

記事によると歴史的大ヒットだった『おしん』、最近では『あまちゃん』『花子とアン』『マッサン』など、確かに「ん」で終わる作品は視聴率データ的にも人気作のようです。

人名+「くん」とか「ちゃん」は気軽につけているようで反則だという見方もあるでしょうけど、「くん」「ちゃん」を外してみるとイメージが大きく変わってしまいます。やはり、タイトルとしてしっかり考えられているのでしょう。

 そこで、アニメはどうなのか、調べてみました。1977年以降のアニメ高世帯視聴率番組ランキング(ビデオリサーチ調べ)のベストテンは、

 

映画ちびまる子ちゃん イタリアから来た少年 [DVD]

※Amazonより
1位『ちびまる子ちゃ
2位『サザエさ
3位『Dr.スラプ』
4位『ど性ガエル』
5位『まが日本昔ばなし』
6位『ルパン三世』
7位『タッチ』
8位『あしたのジョー』
9位『ドラえも
10位『ゲゲゲの鬼太郎』

と、いう結果でした。

なるほど、『ちびまる子ちゃん』『サザエさん』『ドラえもん』が「ん」で終わるタイトルです。番組名の最後だけでなく、どこかに「ん」が入っているタイトルまで幅を広げると、『タッチ』『あしたのジョー』『ゲゲゲの鬼太郎』の3作以外はすべてタイトルに「ん」が入っています。

 さらに、現在放映中のアニメ高世帯視聴率番組(11月27日〜12月3日/ビデオリサーチ調べ)ではどうでしょう。

アニメ サザエさん公式大図鑑 サザエでございま~す!

※Amazonより
『サザエさ』『ちびまる子ちゃ』『名探偵コナ』『ドラえも』『クレヨちゃ』『ワピース』『タイムボカ逆襲の』『ポケットモスターサ&ムー』『ドラゴボール超』『スナックワールド』と、『スナックワールド』以外の全タイトルが「ん」持ちです。

 捜索範囲を広げて、深夜アニメを中心としたここ最近のヒット作のタイトルも調べてみました。

ここ数年で大ヒットといえばやはり…
『おそ松さ』と『進撃の巨』ですが、
やっぱり「ん」で終わっています。

その他に「ん」で終わる作品は…

血界戦線 & BEYOND Vol.2(初回生産限定版) [Blu-ray]

※Amazonより
『血界戦線
『ワパンマ
『3月のライオ
『亜
『小林さちのメイドラゴ
『潔癖子! 青山く
『僕の彼女がマジメ過ぎるしょびっちな
『このはな綺
『十二大
『THE REFLECTION
『バチカ奇跡調査
『徒然チルドレ
『ロクでなし魔術講師と忌教
『セイレ
獄学
『レーカ!』

などなど、なかなかの高確率です。

当然、途中に「ん」が入る番組も…
『ユーリ!!! on ICE』
豪ストレイドッグス』
『うたの☆プリスさまっ♪ マジLOVEレジェドスター』
『刀剣乱舞-花丸-』
『B-PROJECT〜鼓動*アビシャス~』
隊コレクショ-艦これ-』
『幼女記』
『けものフレズ』
など、続々とヒット作が出てきます。

また、
『弱虫ペダル Re:GENERATION
『ラブライブ! サンシャイ!!』
『TSUKIPRO THE ANIMATION

というグレーゾーン(?)なヒット作も散見されました。

そういえば、最近の作品ではありませんが
『新世紀エヴァンゲリオ』や『けいお!』
なんて作品もありました。

こうして見てみると、やはり「ん」持ちは強いようです。

一般に「ん」は詰まる音と呼ばれ、無意識に印象を残す効果があると言われます。それがヒットに結びついているのかもしれません。

ちなみに現在発表されている来年2018年1月スタートのアニメで
作品タイトルが「ん」で終わっているものは…

『ヴァイオレット・エヴァーガーデ
『アイドリッシュセブ
『ダメプリ ANIME CARAVAN
『からかい上手の高木さ
『ラーメ大好き小泉さ
『伊藤二コレクショ
『メルヘ・メドヘ
『斉木楠男のΨ
『弱虫ペダル GROLY LINE

また、途中に「ん」を持つタイトルも…
の墓守り』
『キリグバイツ』
『刀剣乱舞-花丸-』
『ゆるキャ△』
『博多骨ラーメズ』
『覇穹 封神演義』
『Fate/EXTRA Last Encore』
『グラクレスト記』
『サリオ子』
『学ベビーシッターズ』
『ポチッと発明 ピカちキット』
『バジリスク〜桜花法帖〜』
『ダーリ・イ・ザ・フラキス』

など、過去例がないくらい
多くの作品が「ん」持ちです。
特に『ダーリン・イン・ザ・フランキス』は
タイトルの中に「ん」が3つもあるので、要チェックです。

この中から、冬アニメの覇権を取るのは、やはり
「ん」で終わる作品になるのか?
ジンクスを破って「ん」無し作品が大ヒットするのか?
ぜひ注目したいところです。

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