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戌年の今年はアニメの「イケ犬(イケケン)」に注目!
2018.01.16 <PASH! PLUS>
PASH! PLUS
パトラッシュだけじゃない!アニメ界にはかっこいい犬が続々!
2018年1月スタートのアニメもほぼ一巡して、どのアニメを視聴継続するか決め始めている頃でしょうか。そういえば、今年2018年は戌年でした。少々タイミングがおそくなりましたが、今回は「アニメの中の犬」を取り上げたいと思います。アニメでイヌといえば誰もが知ってる『フランダースの犬』のパトラッシュをはじめ、たくさんのイヌが登場してきましたが、ここはPASH!らしく、男前のイヌ、イケメンならぬ「イケ犬(イケケン)」に注目してみましょう。
まずは、現在放映中のアニメからですと、まず『魔法使いの嫁』に登場している黒イヌのルツ(声/内山昂輝)が挙げたいです。
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主人公・チセの使い魔ですが、チセの行動を先読みして手助けをしたり、危険を感じたらチセの前に立ったり、すごく役に立っています。人間の姿になると、これまたかっこいい姿。内山昂輝さんの美声も聴きどころ。ぜひ家に一頭置きたいタイプです。
性別は不明ですが『鬼灯の冷徹』のシロ(声/小林由美子)も、モフモフとした姿ながら、ズバッと鋭い質問をするところがなかなかな“イケ犬”です。
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発売中のPASH!2月号では、そんなシロたちを特集した記事も掲載されていますので、ぜひチェックしてください!
【1/10発売PASH!2月号中身公開】『鬼灯の冷徹』!シロ、柿助、ルリオ…地獄界でもふもふしている動物たちを大特集!題して「あの世のアニマルズ♪あつまれっ もふもふ地獄」 #鬼灯の冷徹 https://t.co/K1AKIaXh5A pic.twitter.com/f8NyNRjFvm
— PASH!編集部 (@magazine_pash) 2018年1月10日
“イケ犬”といえば、少々懐かしい作品ですが『名探偵ホームズ』(1984年)も思い浮かびます。
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誰もが知っている名探偵シャーロック・ホームズ(声/広川太一郎)をイヌキャラにした作品です。この作品でのホームズは自転車で飛行機を追うようなキャラクターで、ただの理屈っぽい探偵ではありません。もちろん原作通りの変人ぶりも描かれているので、どちらかというと個性的な青年というイメージでしょうか。ある年代以上の方にはプロ野球珍プレー好プレーのナレーションでもおなじみ、ちょっととぼけた広川太一郎の声も、鋭いはずのホームズにマッチしています。宮崎駿監督が数本監督し、去年『この世界の片隅で』で話題をさらった片渕須直監督も脚本で参加しているところも見どころでしょう。現在、BS11にて再放送中ですので、ぜひチェックしてみちゃったりなんかしてください。
『十二戦支 爆烈エトレンジャー』(1995年)の佐々木ボチ郎(声/森川智之)も“イケ犬”の精霊でした。
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精悍な顔つきで、時代劇のサムライ風なセリフ回しが個性的です。見た目のかっこよさに反して、作中ではわりとひどい目に会う役どころ。冒険の舞台がおとぎ話の世界なので、イヌが登場する機会は多かったようです。そのぶん、ひどい目に会いやすかったのかもしれません。
人間の姿になった犬が続きましたが、イヌの姿のままかっこいい“イケ犬”といえば『銀牙〜流れ星銀〜』(1986年)ですね。
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高橋よしひろの原作コミックのアニメ化です。主人公の銀(声/山田栄子)はまだ若犬ながら宿敵の巨大熊“赤カブト”に立ち向かっていく姿はなかなか感動的。なにしろ、赤カブトは右目を失ったときの銃弾がもとで、異常に巨大化したと殺人熊。銀たちのわずかな仲間では手も足も出せないため、銀が全国を旅して仲間を集めたのですが、そのイヌたちも“イケ犬”が揃っていました。銀の子・ウィードが活躍する続編『銀牙伝説WEED』(2005年)もアニメ化され、老犬となった銀(声/東地宏樹)が登場しています。『銀牙〜流れ星銀〜』『銀牙伝説WEED』、ともに、ネット配信で観られるようです。
ネコ型ならぬ、イヌ型ロボットも忘れてはいけません。『新造人間キャシャーン』(1973年)のフレンダーは青いボディーの頼りになるキャシャーンの相棒です。
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いつでも寄り添うように行動し、戦闘でも敵ロボットを食いちぎり、火炎放射も可能です。さらに変形してキャシャーンの乗り物(4種類)になることもあります。キャシャーンが登場する最新作『Infini-T Force』(2017年)でも存在感たっぷりでした。
いかがでしたでしょうか。モフモフで癒やされるイヌが目立つ昨今ですが、“イケ犬”の活躍にも注目していきたいですね。