『されど罪人は竜と踊る』の見どころは？監督・花井宏和氏に直撃！

何から何まで相性最悪なガユス＆ギギナ。
でもそんなふたりは、仕事の上では相性最高のパートナー！　
本作の見どころなどを、花井宏和監督に直撃しました！

花井宏和監督が語る見どころ

──ご自身が思う『されど罪人は竜と踊る』の原作の魅力とは？
　主人公ガユス、ギギナのつかず離れずの距離感や、一筋縄ではいかない癖のあるキャラクターたちがすごく良いです。あと、ひとつの事件がほかの事件と複雑に絡み繋がり発展していくのにも引き込まれていきますね。１冊が非常に分厚いですが、つまることなく読めると思います。
──原作をアニメーションにする際、特にこだわられているところは？
　原作のイメージにあるキャラクターごとの所作でしょうかね。特にガユス、ギギナの目線や顔の向きには注意してます。ギギナがガユスに話しかけるときは、見て話すよりも目線くらいでしょうし、ポーズもらしくないポーズはさせないように心がけてます。
──ご自身が抱かれているガユス、ギギナそれぞれのキャラクター像を教えてください。またふたりの関係性はどのように感じていらっしゃいますか？
　ガユスもギギナもですが、頭の回転は良いと思うのですがアプローチの仕方がまったく違うかと。それは本編中にも出てきますのでそこは楽しんでもらえたらと思います。関係性ですが、腐れ縁みたいに感じてます。性格は合わないが信頼はしている。特に戦闘時は生死がかかっていますので、そのときほど信頼できない人間には背中を預けられないですからね。
──最近あったキャストやスタッフの方々とのやりとりで、特に印象的なエピソードをお教えください。
　ギギナ役の細谷さんが、『され竜』の原作を前から好きだと言われてまして、細谷さんのアフレコ時は完全にギギナになりきって質問にこられるので、中途半端な受け答えにならないように総監督共々真剣勝負になっていました（笑）。島﨑さんは、ガユスにある少し世界に対して冷めてる感じをうまく表現してもらえていたと思います。
──最後に読者の皆様へメッセージをお願いします！
　主人公ふたりの、少し世界に冷めていながらも抗い続ける大人のドラマを表現していきますので、原作から入った方やそうでない方もぜひともよろしくお願いします。

ガユス・
レヴィナ・ソレル

CV：島﨑信長
人間の攻性咒式士。副業
に塾講師もしている。口
が悪く、不幸体質。

ギギナ・ジャーディ・
ドルク・メレイオス・
アシュレイ・ブフ

CV：細谷佳正
ドラッケン族の攻性咒式士。類稀な
る美貌の持ち主だが、重度の家具
蒐集家という一面も。

ギギナとガユスのことを
もっと詳しく知りたい方は
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PASH! 2018年 05月号

ON AIR：
TBS／毎週木曜日深夜1：58〜
BS-TBS／毎週土曜日深夜1：30〜
HP：
http://www.tbs.co.jp/anime/sareryu/
Twitter：
@sareryu_anime
（c）浅井ラボ・小学館／「され竜」製作委員会
STAFF：
原作＝浅井ラボ（小学館『ガガガ文庫』刊）
キャラクター原案＝宮城・ざいん
総監督＝錦織 博
監督＝花井宏和
シリーズ構成＝伊神貴世
キャラクターデザイン＝北尾 勝・小倉典子
アニメ制作＝セブン・アークス・ピクチャーズ
CAST：
ガユス＝島﨑.信長
ギギナ＝細谷佳正
ジヴーニャ＝日笠陽子
ニドヴォルク＝甲斐田裕子
モルディーン＝土師孝也
キュラソー＝南條愛乃
ヨーカーン＝田村睦心
イェスパー＝星野貴紀
ベルドリト＝徳井青空
ジェノン＝井上 剛
ヘロデル＝伊丸岡 篤
アーゼル＝洲崎 綾
ラルゴンキン＝西 凜太朗
ジャベイラ＝松本梨香
イーギー＝下野 紘
ヤークトー＝清川元夢
レメディウス＝杉田智和
ズオ・ルー＝石田 彰 ほか