劇場アニメ『GODZILLA 決戦機動増殖都市』宮野真守さんに作品の見どころをインタビュー

　5月18日に公開された劇場版アニメ『GODZILLA 決戦機動増殖都市』よりハルオ役・宮野真守さんのインタビューをお届けする。

ハルオ（CV:宮野真守）

　ゴジラに勝利するも多くの犠牲者を出した上、因縁の敵である真のゴジラには敗走。果たして自分の判断は正しかったのか……ハルオは迷い悩むが、それでも彼は故郷を取り戻し、復讐を果たすため、前に進むことを選ぶ。

宮野真守さんインタビュー

Photo=増田 慶

──ズバリ第2章の見どころは？

　このアニメーションで描く『ゴジラ』は、ほかの『ゴジラ』シリーズと比べより〝ハルオ〟という主人公にスポットが当たっています。ですので彼の心の動きを、全3章で追っていくことができるんですね。そのなかで、第1章ではゴジラに辛勝するもさらに大型が出現し、多くの犠牲も払ってしまったことで、第2章のハルオはそれに悩み心が揺れます。そんな彼が何を選択していくのかは、すごく大きな見どころです。僕は演じながら、やっぱり信念を持つハルオはカッコいいなと思いましたし心を打たれました。

──もし宮野さんがフツアのような未知の生命体と出会ったとしたら……？

　マイナとミアナみたいにかわいかったら、僕も接触しようかな！（笑）　劇中にもあるように言葉を教えて対話を試みるのは、未知との遭遇でしか成し得ないやりとりですし、そうやって心を通わせようとする彼女たちの姿がとてもかわいかったので。地球に対して強い想いを抱くハルオにとっては、2万年もの時が過ぎたこの地で人類の姿をした存在と出会うことには、大きな意味があるんですよ。ですので彼とフツアの物語も、また面白いところです。

──最後に公開へ向けてメッセージをお願い致します！

　第1章で最高の“自己紹介”を終えまして、今回第2章ではより人間模様にスポットを当てて物語が描かれていきます。僕らが作るアニメーションの『ゴジラ』での新しい“メカゴジラ”の姿も、いよいよ登場となります。第3章へ向けて、制作側のハードルが最高に上がる出来です！（笑）　これをどう終着させるのかにも期待していただきながら、まずは第2章を楽しんでいただけたら嬉しいです。

（※PASH!2018年6月号より抜粋）

映画『GODZILLA 決戦機動増都市』のことを
もっと詳しく知りたい方、
インタビューを全文を読みたい方、
ぜひこちらをチェック！（Amazon）
↓　↓　↓　↓　↓　↓　↓　↓　

PASH! 2018年 06月号

DATA
■『GODZILLA 決戦機動増都市』
映画公式サイト：http://www.godzilla-anime.co
映画公式Twitter：＠GODZILLA_ANIME

ROAD SHOW：5月18日公開

STAFF：
監督＝静野孔文・瀬下寛之
ストーリー原案＝虚淵 玄（ニトロプラス）
脚本＝村井さだゆき・山田哲弥・虚淵 玄（ニトロプラス）
キャラクターデザイン原案＝コザキユースケ
音楽＝服部隆之
副監督＝安藤裕章・吉平”Tady”直弘
プロダクションデザイン＝田中直哉・Ferdinando Patulli　
CGキャラクターデザイン＝森山佑樹
造形監督＝片塰満則
美術監督＝渋谷幸弘
色彩設計＝野地弘納
音響監督＝本山 哲

CAST：宮野真守、櫻井孝宏、花澤香菜、杉田智和、梶 裕貴、諏訪部順一、三宅健太、堀内賢雄、中井和哉、山路和弘、他

主題歌：XAI（TOHO animation RECORDS）

©2018 TOHO CO., LTD.