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“石切丸”刀剣奉納プロジェクトがクラウドファンディングで始動! 平安時代当時の石切丸を新たに復元
2019.03.26 <PASH! PLUS>
PASH! PLUS
お百度参りや腫れ物の神様として大阪で“いしきりさん”の名で親しまれている“石切劔箭(いしきりつるぎや)神社”が実施する“復元 石切丸『刀剣奉納』プロジェクト”が3月26日(火)からスタートした。
石切劔箭神社が所蔵する重要美術品“太刀 石切丸”の文化財としての価値が高く、現在本殿内陣に奉納ができない状況にあるため、改元奉祝として平安時代に作刀された当時の石切丸を新たに復元し、その復元刀と箭及び矢筒を奉納することとなった。
この度、復元 石切丸を作刀するために必要な一部資金の支援を募るクラウドファンディングが実施。作刀当時の石切丸の復元には、石切劔箭神社とゆかりが深く、2014年には最も権威のある“正宗賞”を受賞した奈良県無形文化財・無監査刀匠である河内 國平(かわち くにひら)氏が作刀する。
今回、PCブラウザ&スマホアプリゲーム『刀剣乱舞-ONLINE-(とうけんらんぶ オンライン)』が、「刀剣文化の発展及び文化財を後世につなぐ」というプロジェクト主旨に共感し、全面協力を行っている。
さらに本プロジェクトの実施にあたり、大丸梅田店に館内での“太刀 石切丸”の展示や来館者に向けた プロモーション活動等など、ウェブサービスであるクラウドファンディングとリアル店舗の 掛け合せによりパルコと大丸松坂屋が協働して「文化」という切り口で大阪の街をさらに盛り上げる。
■創建2677年 石切劔箭神社 復元 石切丸“刀剣奉納”プロジェクト
プロジェクトオーナー:石切劔箭(いしきりつるぎや)神社
募集期間:2019年3月26日(火)14時~2019年5月15日(水)
目標金額:1,000万円
リターン内容
刀剣奉納プロジェクト返礼品は、職人・アーティストがチームとして集う株式会社studio仕組やプロダクト レーベル“Floyd(フロイド)”がプロデュースした“石切劔箭神社”『刀剣乱舞-ONLINE-』の特別返礼品を用意。
■1.2,500円【刀剣奉納プロジェクトポストカードセットコース】
■2.3,500円【刀剣奉納プロジェクト&「刀剣乱舞-ONLINE-」ポストカード・クリアファイルセットコース】
■3.7,000円【「刀剣乱舞-ONLINE-」こけしグラスコース】
■4.10,000円【刀剣奉納プロジェクト&「刀剣乱舞-ONLINE-」記念御朱印帳・記念絵馬他コース】
■5.13,000円【神道(しんとう)・巫女体験コース】
■6.35,000円【刀剣奉納プロジェクト 記念漆グラス by Floyd・記念酒等コース】
■7.50,000円【刀剣奉納祭参加コース】
■8.105,000円【刀剣奉納プロジェクトご支援】コース1
※刀剣奉納祭参加や漆グラス・特製半被など。
■9.500,000円【刀剣奉納プロジェクトご支援】コース2
※実際に奉納する矢や銘切りプレートなどを含む特別コース。
※2,500円~500,000円まで全20コースがございます。
※内容は変更になる場合がございます。
※画像はイメージです。
石切劔箭神社 木積(こづみ)宮司メッセージ
太刀 石切丸本歌を受け継いだ本来の姿の復元 石切丸を奉納し、永遠に後世につないでいきたい。歴史を作る一員に参加をいただき、皆さまと一緒に新しい歴史を作れたらと思います。
刀匠 河内 國平(かわち くにひら)メッセージ
今回の復元 石切丸の作刀はこれまでの刀鍛冶としての集大成。人生をかけて作刀する。
石切丸本歌は、ものすごい地鉄(じがね)がきれい。たいへんな刀だと思う。特に物打ち(ものうち)の地鉄の美しさは人間業かなと思うほど。ただ、その地鉄も自然にできることはなく 人間が作ったもの。絶対できないものではない。
現在所蔵されている石切丸は、800年もの間研がれたことに よって、刀剣の幅が約5mm研ぎ減り、切っ先は約8mm短くなってしまっていることが明確です。この点は作刀当時の石切丸と大きく変化している。また、区送り(まちおくり)されたことにより約3.3cm短くなってしまった刃長の違いも特徴的です。
※物打ち(ものうち)・・・実際に刀で斬りつける時に中心的に使う部分
※区送り(まちおくり)・・・刀の寸法を短くすること
『刀剣乱舞-ONLINE-』原作プロデューサー小坂 崇氣メッセージ
刀剣は作刀はもちろん、管理や維持がとても大変なことであり、費用もかかります。これを長きにわたって後世に伝えていかなくてはならない現状があります。ぜひ皆さまご協力お願いいたします。『刀剣乱舞』には刀剣から人の形に顕現した“刀剣男士”というキャラクターがおり、その中で石切丸という刀剣男士が登場いたします。実は、この刀剣男士の石切丸は、石切劔箭神社様が所蔵されている太刀 石切丸がモチーフとなっております。
刀剣は作刀はもちろん、管理や維持がとても大変なことであり、費用もかかります。これを長きにわたって後世に伝えていかなくてはならない現状があります。今回のプロジェクトを通じて、ご神刀の作刀、奉納といった刀剣における役割や魅力を発信していくこと、そして刀剣を維持管理していかなくてはならないため、皆さまのご支援をいただくという活動がクラウドファンディングによってより多くの方々がご参加いただけたらうれしく思います。また、日頃からお世話になっている刀剣の魅力が伝わり、そしてご恩返しになればと思っています。
■刀剣男士 石切丸
平安時代の刀工、三条宗近作といわれる大太刀。神社暮らしが長かったため外の世界には少々疎い。実のところ切れ味よりも、腫れ物治療・病気快癒などの力を期待されている。優しい眼差しでみんなを見守ってくれる。
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