梶原岳人&小林裕介が『炎炎ノ消防隊』の見どころを語る「今までとは少し違う正義・ヒーローの物語になっています」
2019.04.01 <PASH! PLUS>
PASH! PLUS
3月24日(日)に開催された“AnimeJapan 2019”にて、今年の7月から放送開始されるTVアニメ『炎炎ノ消防隊』の出演キャストによるトークショーが行われた。メインキャストである、梶原岳人さん・小林裕介さんが登壇し、本作の魅力をたっぷり語ってくれた。
本作はMBS・TBS系全国28局ネット”スーパーアニメイズム”枠にて、2019年7月から放送予定。人が突如燃え出し、炎の怪物”焰ビト”となって、破壊の限りを尽くす”人体発火現象”。その脅威に立ち向かう特殊消防隊たちを描く。
DMM pictures『炎炎ノ消防隊』キャストトークショーオフィシャルレポート
MCの鈴木健太さん(MBS)に招かれ、早速ステージに登場した森羅日下部(シンラクサカベ)役の梶原岳人さんと、アーサー・ボイル役の小林裕介さん。消防服をイメージした、綺麗なオレンジ色のつなぎ姿で現れました。
まずは、先日解禁されたばかりのティザーPV第二弾を上映。映像を見終わった梶原さんは「ずっと見ていられますね。シンラの跳び蹴りなど、超人的なアクションも本作の見所です」とコメント。小林さんは「今日のためにあえて見ないようにしていて、実はいま初めて見たんです。やっぱりカッコいいですね。ダークファンタジーらしい、カッコいい世界観になっていると思います」と印象を語りました。
お二人とも以前から原作は読んでいたそうで、感想を聞かれると「人の命が一つの大きなテーマなので、それをどう自分なりにしっかり表現できるか、考えました」と梶原さん。小林さんは「スカッと爽快に終わることがない物語ですよね。”焰ビト”も、もともとは同じ人間なので、退治じゃなくて鎮魂の意味合いが強いです。そういう中で頑張るキャラクターたちなので、普通のヒーロー物語とは違ったカッコよさがあると思います」と魅力を紹介してくれました。
配役が決まったときのことを聞かれると、梶原さんは「すごく嬉しかったです。原作もとても好きでシンラを演じられれば嬉しいと思っていたので、またひとつ大事に演じたいものができたなと、身が引き締まる気持ちでした」とコメント。小林さんは「今までは、主人公のシンラのような役を演じることが多かったので、アーサー役で受かったと聞いた時は驚きました(笑)。楽しみな一方で、不安も少しありという気持ちでしたね」と当時の心境を振り返りました。
それぞれのキャラクターについて感想を求められると、まずはシンラについて、梶原さんは「人の命に寄り添える、優しくて熱い少年です。ちゃんと物事を考えられる子だなと思う一方で、感情を抑えられず先走って行動してしまう一面もあります。複雑に感情や行動が絡み合っている子なので、アフレコでそれを表現するのは難しかったです」とコメントしました。アーサーについて、小林さんは「基本バカな子なんです(笑)。大真面目に騎士王になるって言うくらいですから。でも、たまに良いことを言うときもあって。原作にないオリジナルシーンで、そんな場面があるのでぜひ楽しみにしてみてください」と、放送が楽しみになる紹介をしてくれました。
他のキャラクターについては、女性キャラの茉希尾瀬(マキオゼ)とアイリスの話題で盛り上がりました。クールな容姿で元軍人のマキは、小林さんいわく「めちゃくちゃカワイイのに、脱いだら筋肉がすごい。でも心は乙女というギャップが好きです」とのこと。シスターのアイリスは、梶原さんいわく「癒しキャラ」と、タイプが異なるキャラクターになっています。
お二人はプライベートでも親交を深めているようで、収録終わりにご飯に行くことや、休日にはリアル脱出ゲームをしに行ったこともあるそうです。良い雰囲気で、収録が進んでいる様子が伺えました。
トークも終盤となり、最後にメッセージを求められると、小林さんは「ベースはファンタジーなんですけど、考えさせられるテーマになっていて、今までとは少し違う正義・ヒーローの物語になっています。アーサーも一筋縄ではいかないキャラクターなんですけど、そのあたりも楽しんで見ていただけたらと思います」と語りました。梶原さんは「先日消防署に伺う機会があったんですが、今回のアニメも現実の消防士と同じように、命と向き合う、命の大切さということをテーマに感じることができる作品になっています。ぜひ放送楽しみに待っていてください」と挨拶し、イベントを締めくくりました。
■TVアニメ『炎炎ノ消防隊』
MBS・TBS系全国28局ネット“スーパーアニメイズム枠”にて、2019年7月5日(金)25:25より放送開始!
公式サイト:http://fireforce-anime.jp/
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