実写映画『3月のライオン』の第2弾キャスト発表

2016.07.07 <PASH! PLUS>


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有村架純、佐々木蔵之介、伊藤英明、豊川悦司らがキャスティング! コメントも到着!

 国民的人気コミック『3月のライオン』が2017年の春に『前編』『後編』の2部作で実写映画化される。数々の漫画賞を総ナメにした『3月のライオン』。2016年春、監督を大友啓史が、主演を神木隆之介が担うことが発表されると、原作ファンを中心に大きな反響を呼んだことは記憶に新しい。この2人による映画化への期待が高まるなか、第2弾キャストの発表が解禁となった。

 新星から重鎮が揃った共演陣の顔触れは、佐々木蔵之介(島田 開役)、伊藤英明(後藤正宗役)、加瀬 亮(宗谷冬司役)、倉科カナ(川本あかり役)、清原果耶(川本ひなた役)、新津ちせ(川本モモ役)、前田 吟(川本相米二役)、有村架純(幸田香子役)、豊川悦司(幸田柾近役)。これまでの主演映画総数は50作品を超える、まさに主役クラスの錚々たるキャストたちが出演する。

 それでは登場人物紹介とキャスト、そして大友監督から寄せられたコメントをご紹介しよう。

島田 開(しまだ・かい)役/佐々木蔵之介
 山形県出身のプロ棋士・八段。同じ年の宗谷名人に陰で地道に歩む努力家。零を将棋研究会に誘う。
コメント
 映画『3月のライオン』に参加させていただくことを、心より光栄に思います。私が演じる島田 開八段は、原作の漫画でも、とても魅力的な人気あるキャラクターのひとりです。羽海野チカさんの原作ファンの皆様のご期待に応えられるのか、島田八段のごとく胃がキリキリ痛んでおります。劇場公開、楽しみにしてください。

後藤正宗(ごとう・まさむね)役/伊藤英明
 周囲に凄みを利かせる強面な棋士・九段。重厚な将棋が持ち味で、かつては幸田八段の弟弟子だった。既婚者。
コメント
 繊細さと豪快さを持った憧れの大友組に参加できる喜びを感じながら、今回初めて棋士の役を演じさせていただきました。対局の場面をやっていくうちに、ただ将棋を指すだけではなく一手一手に意味と感情があり、男と男の勝負の世界にどっぷり浸かっていくのにゾクゾクしました。

宗谷冬司(そうや・とうじ)役/加瀬 亮
 将棋史を覆す天才棋士。史上4人めの中学生プロとなり、21歳で最年少名人就位。史上初の7大タイトルを制覇。
コメント
 将棋の撮影は思ったより過酷で、スタジオの食堂で食券を渡すときに、人差し指と中指で挟んで渡してしまうくらい疲れています。

川本あかり(かわもと・あかり)役/倉科カナ
 三月町に住む川本家3姉妹の長女。気立てがよく、料理上手。亡き母に代わって、妹たちを支えている。
コメント
 原作はずっと読んでいて、もし演じるならいつかは「あかりさん」を演じたいなっと思っていたので、お話を受けてとても嬉しく、ただとてもプレッシャーに感じました。でもそのプレッシャーを糧にして、楽しみながら演じたいと思います。

川本ひなた(かわもと・ひなた)役/清原果耶
 川本家3姉妹の次女。明るく頑張り屋の中学生女子。内なる強さを持ち、その言動が零の心を激しく打つ。
コメント
 原作を読んだときに「どうしても、ひなたになりたい」と強く思い、オーディションを受けました。今キャストやスタッフの皆さんと楽しく撮影をさせていただけていることが、とても嬉しいです。自分の中に強い芯を持っているけどどこか儚い。そんなひなたを、私なりに精一杯演じたいと思います。

川本モモ(かわもと)役/新津ちせ
 川本家3姉妹の三女。保育園に通う末っ子。素直な性格で、零によくなついている。

川本相米二(かわもと・そめじ)役/前田 吟
 川本3姉妹のおじいちゃん。和菓子屋・三日月堂を営む。孫たちに深い愛情を注ぐ。
コメント
 大友監督の作品では、いつも俳優陣が生き生きとしている印象があります。今回初参加の大友組で、生き生きとしている「川本相米二」をぜひ皆様に見ていただきたいです。

幸田香子(こうだ・きょうこ)役/有村架純
 幸田家の長女で、零の義姉。プロ棋士の父の関心を奪っていった零に対して、愛憎半ばする感情を抱いている。
コメント
 今回は今までに演じたことのない役柄に挑戦し、毎回密度の濃い撮影でした。何度も何度もテイクを重ねて作られていくシーンが不思議と心地よくて、まだまだ役を演じていたい思いでした。ひとりひとりの葛藤や想いが将棋を通して描かれている人間ドラマだと思います。大友組、素敵な共演者の方々の中に自分も仲間入りできたことが本当に嬉しいです。私も全編を早く観たいです。楽しみにしています

幸田柾近(こうだま・さちか)役/豊川悦司
 零の実父の友人で、零を内弟子として引き取ったプロ棋士・八段。実子・香子とは微妙な溝が生じている。
コメント
 久しぶりに大友作品に帰ってこれて、とても嬉しく思っています。孤高な男たちの静かなる決闘の世界に、神木君とどっぷり浸りたいと思います。

監督/大友啓史
コメント
 将棋のシーンを撮るごとに、それは盤上の闘いだけではないことに気づかされる。棋士たちが丸ごと背負った人生の、ゴツゴツと音を立て、神経がささくれ、骨が軋むようなぶつかり合い。そんな棋士たちの世界に近づくために、各々が背負った人生が香ってくるような、そしてその人生がまったく違う価値観であることが匂ってくるような、多彩なキャスティングを目指しました。
 異種格闘技戦のごとき、個性豊かなキャストによるぶつかり合いを日々楽しんで撮影しています。
 映画『3月のライオン』、どうぞご期待ください。

 そのほかの共演陣も随時発表していく予定とのことなので、引き続き注目しよう。

DATA
3月のライオン

2017年春『前編』『後編』2部作・全国ロードショー

STAFF:
 原作=羽海野チカ『3月のライオン』(白泉社刊『ヤングアニマル』連載)
 監督=大友啓史
 制作プロダクション=アスミック・エース、ロボット
 配給=東宝、アスミック・エース

CAST:
 桐山 零=神木隆之介
 島田 開=佐々木蔵之介
 後藤正宗=伊藤英明
 宗谷冬司=加瀬 亮
 川本あかり=倉科カナ
 川本ひなた=清原果耶
 川本モモ=新津ちせ
 川本相米二=前田 吟
 幸田香子=有村架純
 幸田柾近=豊川悦司 ほか

STORY
 その少年は、幼い頃にすべてを失った。家族も、居場所も、夢も…。
 彼の、人生を取り戻す闘いが、いま始まる。

 中学生という異例の若さで将棋のプロとしてデビューし、東京の下町にひとりで暮らす17歳の棋士、桐山 零(きりやま れい)。彼は、幼いころに両親と妹を交通事故で亡くし、孤独を抱え、来る日も来る日も、すがりつくように将棋を指し続けた。そんなある日、零は同じ下町に住む3姉妹・川本あかり、ひなた、モモと出会う。それは、将棋盤以外の「自分の居場所」との出会いでもあった…。
 激しい才能と激情がうごめく棋士たちの生きる将棋の世界と、陽だまりのような川本家の食卓。数々の対局とあたたかな人々との交流を通じ、零は棋士として、人として、ある覚悟を決めていく…。

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