Fate/Grand Order×リアル脱出ゲーム「謎特異点I ベーカー街からの脱出」が開幕。ホームズ&新宿のアーチャー好きは必見
2018.05.11 <PASH! PLUS>
PASH! PLUS
Fate/Grand Order×リアル脱出ゲーム「謎特異点I ベーカー街からの脱出」が本日5月11日より開幕となりました。
“リアル脱出ゲーム”はその名のとおり、さまざまな謎を解き明かすことで脱出を目指す“脱出ゲーム”のリアルイベント。今回スマートフォン向けRPG『Fate/Grand Order』とコラボし開催される「謎特異点I ベーカー街からの脱出」では、約60分の制限時間内での脱出を目的としており、6人1組のチームで行動し謎に挑んでいきます。
ストーリーは本脱出ゲームのオリジナルで、プレイヤーはマスターとなり、マシュやサーヴァントとともに、次々に出題される謎を解き明かしながら“謎”特異点からの脱出を目指します。サーヴァントはテーブルに置いてある6枚のカードに割り当てられており、マスターはカードを1枚選び、ランダムでサーヴァント召喚することになります。
プレイヤーに立ちはだかる謎は、リアル脱出ゲームを手掛けるSCRAP協力のもと制作されている、“高難易度”なもの! 一筋縄ではいかない、頭をしっかりと捻らなければ“真実”にはたどり着けない内容となっています。
PASH!PLUSでは一足先に体験会に参加! ネタバレとなってしまうため、残念ながらゲーム内容の詳細をご紹介することはできませんが、クリアはできなかったことをご報告します。答え合わせをしたとき、張り巡らされた“伏線”に思わず唸ってしまいました。
リアル脱出ゲームに慣れている方ならもしかしたら押さえるべきポイントを知っているかもしれませんが、未経験のマスターの方にお伝えしたいのは、目の前の謎を淡々と解くだけではクリアできないぞ!ということです。聞き流してしまいそうな発言が、もしかしたら謎解きのヒントになっているかも…? 最初から最後までしっかりと集中して臨んでください。ちなみに本体験会では、12チーム中2チームが脱出となりました。
冒頭プロローグの映像は撮影ができたので、ご紹介します。なんと本イベントのストーリーはフルボイス仕様! キービジュアルに描かれたホームズや謎の教授の声を堪能できる、という点でもマスターの皆さんにはぜひ参加していただきたいです。そして、この2人が好きな人は今回のストーリーを見ないのは損だ、とだけは強くお伝えしておきます。間違いなく『Fate/Grand Order』のストーリーの1つとして楽しめる、ファン必見の内容です!
体験会の後には、FGO PROJECT クリエイティブプロデューサー・塩川洋介さんと、SCRAP代表取締役・加藤隆生さんによるトークも実施! 本イベント開催に至った経緯などが語られました。
次回公演も熱望! 『FGO』×リアル脱出ゲームの相性のよさに注目
いよいよ迎えた開幕に、塩川さんは「個人的に好きで始めた企画で、どれだけの方に興味を持っていただけるか不安でしたが、現在実施中のお試し謎が好評で、東京公演も完売となるなど反響が大きく、安心しています。」とコメント。
新たな“リアル脱出ゲーム”を手がける際の意識について訊かれた加藤さんは、“リアル脱出ゲーム”を“空間エンターテインメント”としてプレイヤーの皆さんと一緒にレベルアップしていくものと語ります。
今回の公演もギリギリまでブラッシュアップが重ねられていたそうで、塩川さんは、開幕後でも少しでも良くしようと改良を加えていくという点は、ソーシャルゲームと通ずる部分があると感じているとのこと。
本公演の企画経緯についての質問も。2017年の夏ごろから塩川さん自身が“リアル脱出ゲーム”に夢中になり、ぜひ『FGO』とコラボしてほしいと思ったことで、今回の企画が立ち上がったと語られました。
加藤さんは声がかかった時にはまだ『FGO』をプレイしていなかったそうですが、いざプレイしてみたら惹きこまれ夢中になり、今では立派なマスターの1人のようです。ちなみに初っ端の10連でマーリンを召喚したそうで、会場からはざわめきが(笑)。
それぞれのゲームのおもしろさは?という質問では、お互いが手がけるゲームのおもしろさを語ります。塩川さんは“リアル脱出ゲーム”について、現実世界で体感し、楽しめるというのが醍醐味だと熱弁。『FGO』も2017年末に公式サイトやTwitterで仕掛けられた驚きのように、ゲームとリアルを合わせて楽しませてくれるコンテンツ。塩川さんはこうしたリアルでの仕掛けについて、“リアル脱出ゲーム”を参考にしている部分もあるとのこと。
加藤さんは、“リアル脱出ゲーム”ではプレイヤーに新しい感動を体験してもらいたいと考えており、日々その仕掛けを進化させることを目指しているよう。“没入感”を非常に大切にしており、いかにその空間に没入してもらえるかを日々考えていると語りました。
“本公演の特徴と楽しみ方”について訊かれた塩川さんは、『FGO』を知らない人でも知っている人でも楽しめ、かつ“リアル脱出ゲーム”体験者・未体験者のすべての人が楽しめるのが魅力だとコメント。“没入感”が大切にされた空間で、濃密な“マスター体験”ができる場だとアピールしました。
加藤さんは、“リアル脱出ゲーム”史上初の“大きな仕掛け”に注目してほしいとアピール。そして、謎解き好きな方はもちろんのこと、『FGO』が好き!という方もぜひフラットに遊びに来てほしいとコメントしました。
6名1チームで臨む本公演。チームを組んでのプレイについて塩川さんは、『FGO』自体は1人で遊ぶゲームですが感動を共有するプレイヤーが多く、『FGO』のコミュニティの状況と通じる部分があると感じているそう。
ちなみに加藤さんは、後からプレイを始めた身として自身もSNSなどで感想を投稿したかったそうですが、今回のコラボを伏せるために我慢の日々だったよう。プレイ後に知人の先輩マスターたちに感想を聞いてもらっていたと暴露しました。
企画発表からのマスターたちの反応について訊かれるとお2人は、お試し謎への回答率や東京公演の完売といったマスターたちの反応のよさなどから、『FGO』と“リアル脱出ゲーム”の相性の良さを感じているとコメント。
そして今後の展開についての質問では、今後も“謎特異点II”、“III”…とどんどん新たな公演を続けていきたいと意気込む塩川さん。大きな会場を使用しての大規模な企画もやってみたいとのことで、加藤さんもやる気を見せていました。ちなみに今回の公演の制作にあたり、加藤さんからはA4用紙を埋め尽くす、約50ものタイトル案が挙がったそうです!
続いての話題は、気になる企画の裏話について。塩川さんは本“謎特異点I”の顔となるサーヴァントを決める際に、『FGO』プレイヤーも非プレイヤーも、“リアル脱出ゲーム”ファンの方も楽しめるのはホームズしかいないと思ったため、今回ホームズに決定したと経緯を説明。加藤さんも納得の選出だったようです。そして加藤さんは、直前まで練りに練ったことで、ギリギリに映像を作成したことなど、苦労話を語りました。
最後はお2人から、Fate/Grand Order×リアル脱出ゲーム「謎特異点I ベーカー街からの脱出」への意気込みが改めて伝えられ、トークは終了となりました。
アプリ内では“春のミステリーフェア2018キャンペーン”としてさまざまなキャンペーンも開始! 期間限定イベント“虚月館殺人事件”も開幕となるのでお見逃しなく!!
開催日程・場所
→Fate/Grand Order×リアル脱出ゲーム「謎特異点I ベーカー街からの脱出」の公式サイトはこちら
開催期間:5月11日~8月26日
会場:
東京公演(原宿ヒミツキチオブスクラップ)
5月11日~6月10日
大阪公演(大阪ヒミツキチオブスクラップ)
6月2日~7月1日
名古屋公演(ナゾ・コンプレックス名古屋)
6月23日~7月22日
横浜公演(アジトオブスクラップ横浜)
7月7日~ 7月22日※追加公演分
札幌公演(アジトオブスクラップ札幌)
8月4日~8月19日
福岡公演(アジトオブスクラップ福岡・天神)
8月4日~8月26日
DATA
■『Fate/Grand Order(FGO)』
→iOS版のダウンロードはこちら
→Android版のダウンロードはこちら
公式サイト:http://www.fate-go.jp/
ジャンル:RPG
メーカー:TYPE-MOON/FGO Project
価格:無料(アプリ内課金あり)
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→舞台『FGO-神聖円卓領域キャメロット-』ゲネプロレポート
文:編集部(K)
©TYPE-MOON / FGO PROJECT