キャラの良さみが深くてグラブルを勧めたい話:アグロヴァル様の御尊顔が実現する効果について

2022.10.15 <PASH! PLUS>


PASH! PLUS

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▲“SSレア[氷解の剣]覇道を征く主従 アグロヴァル&トー(上限解放前)”

 CygamesとCyDesignationとの共同制作によるiOS/Android/PC用RPG『グランブルーファンタジー(グラブル)』にて、シナリオイベント“理想道”が10月6日まで開催されましたが、皆様はプレイしましたか?

 ユーザーとしては、報酬やバトル周りがリニューアルされ、イベント周回がやりやすくより旨味のあるものになったり、ウェールズを中心とした物語に進展があったりと“盛りだくさんだな!?”と驚く今日このごろ。

 新たな力を手に入れたパーシヴァル様に“やっと来たか!”と喜び、ヘルツェロイデ様の良妻賢母っぷりに“アグロヴァル様が起こした幽世にまつわる事件も仕方ないかなぁ……”と妙な納得を得るなど、ウェールズ家に対する解像度が上がった気がします。

 さて、本イベントにて主役のひとりとして活躍したアグロヴァル様は、初登場のシナリオイベント“氷炎牆に鬩ぐ”では敵対する立場でしたが、現在では仲間となっています。シナリオイベント“ダルモアの奇跡”では国の主としての冷徹な姿を見せる一方、仲間となって以降は意外な一面を見られるエピソードが挟まることもあり、“クールな俺様系イケメン当主”という第一印象以上の魅力があるお方です。

 今回は“アグロヴァル様の魅力入門編”という趣で、彼の魅力についてその美貌にフォーカスし、彼の美貌がどのような魅力を演出しているか解説していきたいと思います。

※本記事の内容は筆者による独自の解釈によるものです。サイゲームスおよび『グランブルーファンタジー』開発チームの意見ではありません。

キャラ紹介:アグロヴァル

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▲[氷皇]アグロヴァル(上限解放前)

年齢 32歳
身長 182cm
種族 ヒューマン
趣味 剣術の修業、お忍びで城下町の様子をうかがうこと
好き 家族、小動物
苦手 穢ないもの、不遜な輩、不忠な行為
声優 鈴木達央
関連ストーリー 氷炎牆に鬩ぐ
SIEGFRIED
ダルモアの奇跡
HAPPY VALENTINE!
理想道

※“[氷解の剣]覇道を征く主従 アグロヴァル&トー”およびシナリオイベント“剣は何に応えるものぞ”後の時系列における年齢は33歳。

 崇高なる氷皇は、祖国を導く為、旗印を掲げる。冷静なるその瞳に映るは、世界を制する強国。胸に秘めるは、民を思う熱き情愛。今まさに理想を喧伝し覇道の道を邁進する。(ルリアノート登場人物紹介 SSレア[氷皇]アグロヴァル より)

 パーシヴァルの兄にして、現ウェールズ家当主。家族や民に対して深い情愛を持ちつつも、自らの道を覇道として、ウェールズを強国にせんと突き進む人物。

 実の弟であるパーシヴァルを時に“愚弟”と呼び、厳しい姿勢で接することも多いですが、一方では常に弟のことを気にかけており、式典となればパーシヴァルの礼服の新調を提案し国中から仕立て屋を集めることも。見る立場によって印象が異なる不思議な人物といえるかもしれません。

アグロヴァル様の美貌とはつまるところ気品である

 アグロヴァル様の美貌は、182cmの長身に美しいスタイル、そして整った顔だちのトータルによって形作られるものですが、その本質は目元からも醸し出される“気品”であるということはまず伝えさせていただきたい部分です。ほどよくつり上がった目尻のキリっとした目元が与えるのは、周囲に安心感を与える冷静で落ち着いた大人の印象と民の上に立ち導くに足る男性らしさ。また、しっかりと開かれた瞼はつねに決断を迫られる王にふさわしい強い意思を感じさせます。

 この“ツリ目”が実現する美貌は普段身にまとう鎧はもちろんのこと、式典用礼装のようなサッシュ(肩からかかる帯のようなもの)、エポレット(肩にある紐のようなもの)など装飾の多い服装でも“服に着られる”ような状態にならず、当主としての確かな気品の高さを実現します。

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▲“[礼装の貴公子]パーシヴァル”フェイトエピソードより。礼装にて即位記念の式典を挙げるシーン。きらびやかな装飾に埋もれないご尊顔は見事の一言。

 また、服装だけでなく行動においてもその美貌が非常によく映えるという事実も見逃しがたい点です。策謀をめぐらせる姿や、ダルモアのハイランド公王を冷たく見定める姿……どのような場面でも気品を保ち、どこか崇めたくなるような美しさを見せてくれるのです。

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▲シナリオイベント“氷炎牆に鬩ぐ”より。実弟・パーシヴァルの追求を煙に巻く姿にもどこか気品が漂います。

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▲“覇道を征く主従 アグロヴァル&トー”フェイトエピソードより。優秀ゆえに疑問が残るトーの行動について真意を問うシーン。気品あるご尊顔の鋭い氷のような視線は最強の尋問官といって過言ではありません。

美貌により裏付けられるカリスマ性

 アグロヴァル様の持つカリスマは、高い実務能力に裏打ちされたものであることは言うまでもありませんが、堂々とした佇まいの中にある気品を備えた美貌もかかわっていることは間違いないでしょう。

 人の信用とはその人の言葉や行動だけでなく態度でも判断されるものですが、“我の選択に間違いなどない”と言外に語るような自信あふれる不敵な笑みは、行動と言葉の中にある種の安心感を伴うのでは? 実際、彼の能力ならば大抵の問題は解決できてしまうわけですから、民衆としてはまず堂々としたお姿に信頼感を覚え、そして実績によってその信頼が信仰となり、高まるカリスマはまるでスパイラル。

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▲“[礼装の貴公子]パーシヴァル”フェイトエピソードより。一点の曇りもない御顔にて述べられた言葉には、その能力や実績以上に信じたいと思わせる力があるのです。

 SSレア“アグロヴァル&トー”にてアグロヴァル様の脇を固めるトーの採用もその実例ではないでしょうか。本来ならば近衛騎士として一介の商人、そのうえ剣の腕に覚えのない者を据えるとなれば反論のひとつでもありそうですが、それがないところを見ると、彼の不敵な笑みを前に他の騎士も“アグロヴァル様が言うならば間違いあるまい”と賛同したであろうことは想像に難くありません。

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▲“覇道を征く主従 アグロヴァル&トー”フェイトエピソードより。自らの選択に確信がある故の言葉と態度は、周囲にも“間違いない”という安心感を与えます。

 もちろん、トーは実際に商人の出自を活用して諜報や実務で活躍しており、“理想道”での一連の事件の後は自ら剣技を研鑽するなど、その行動と実績により信頼を獲得したのだと思われます。

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▲シナリオイベント“理想道”より。“勘”という不確かなものでも考慮が入るあたり、トーへの信頼が窺えます。

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▲シナリオイベント“理想道”TOPページのセリフより。主の負担にならないよう剣の練習を始めたトーとそれに感心するアグロヴァル様。こういった研鑽を怠らない姿も周囲に認められた一因であることは確かでしょう。

気品ある愛嬌にともる慈愛

 何をしていても様になるのは先ほども紹介した通りですが、少し抜けたと言うべきか、普段の印象とは異なる行動をとった時の愛しさは特に映える魅力があります。シナリオイベント“理想道”では、家族に対する情愛の深さがクローズアップされましたが、この一面は他のシナリオイベントやエピソードでも描写されることがあり、公務でのイメージからは考えつかないようなノリのよさを見せることもあります。

 シナリオイベント“SIEGFRIED”では書面を送り行動をアシストしつつ、ピンチには“偶々通りすがり”状況を打開する一手を担うなど頼れるお兄ちゃんっぷりをこれでもかと披露。また、自分の即位した日を祝う記念式典においては迷わず同席を打診し、自分の物以上に力を入れているように思えるテンションで新たな礼装を拵えるなど、その溺愛は“兄バカ”と形容できそうなほど。

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▲“[礼装の貴公子]パーシヴァル”フェイトエピソードより。弟の晴れ舞台にテンションが上がるアグロヴァル様。

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▲シナリオイベント“SIEGFRIED”より。恩あるフェードラッヘのピンチに完璧なタイミングで“偶々通りすがった”アグロヴァル様。

 その情愛は国民や“弟の家臣”である主人公たちにも向けられており、ホワイトデーではあまりかかわることのない面々ともフランクに接しつつ積極的にサプライズの準備に助力し、プレゼントを渡すタイミングでは“すわプロポーズか!?”と驚くような言葉を告げることも。

 その氷のような美貌の中には、確かな温かさと優しさが込められており、どこか慈愛にあふれる母・ヘルツェロイデ様のような柔らかさを感じることができます。アグロヴァル様を慕う国民の中にはそれを感じ取っている者も多いのではないでしょうか。

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▲ホワイトデーエピソード(マジで感謝のサプライズエピソード)より。アグロヴァル様、ノリノリです。

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▲ホワイトデーエピソード(マジで感謝のサプライズエピソード)より、ブーケを渡すアグロヴァル様のご尊顔。気品にあふれ、慈愛に満ちた微笑み。

仮説:アグロヴァル様の美貌は国家運営に活用可能である

 ここまでアグロヴァル様の美貌を中心に紹介してきましたが、当然ながら、美貌がすべてのことを解決することはなく、現在のウェールズの発展は彼の類い稀なる才覚と不断の努力によって形作られたということは言うまでもありません。

 しかし、その才覚には“圧倒的なカリスマ”が含まれているわけで、それはつまり、カリスマの一助となるその美貌が国家運営にかかわる重要な機能として効果を実現しているのではないでしょうか。

 “アグロヴァル様の魅力入門編”という趣にて始まった本記事ですが、“アグロヴァル様の美貌は国家運営に携わる能力の一部になりうる”という仮説を提唱し、結びとさせていただければと思います。

※画像はゲーム画面のキャプチャーを含む。
『グランブルーファンタジー』公式サイト
『グランブルーファンタジー』公式Twitter
(c) Cygames, Inc.

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