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本日配信開始HoYoverse新作ゲーム『ゼンレスゾーンゼロ』をプレイレポート! 新エリー都で刺激的な生活&素敵な出会いを体験しませんか?
2024.07.04 <PASH! PLUS>
PASH! PLUS
人気作を多数手がけるHoYoverseの新作アクションRPG『ゼンレスゾーンゼロ』(PS5/iOS/Android/PC)が、本日7月4日にリリースされました!(基本無料※アイテム課金あり)
リリースを前にメディア向けにサーバーが公開され、先行体験をすることができました。ここでは実際に遊んでわかった奥深い世界観や爽快感抜群なバトルの楽しさ、個性豊かな登場人物たちの魅力などをレポートしていきます。
※今回のプレイにはiPadを使用しており、掲載されている画像はiPadで撮影したものになります。その他端末でプレイした場合比率など画面表現に違いがある場合がございます。
新エリー都で巻き起こる先が読めないドラマ
本作の舞台は、“ホロウ”と呼ばれる超自然災害によって現代文明が崩壊した後の世界です。異様な球形の次元空間である“ホロウ”は前触れもなく表れ、触れたものを全てのみ込んでしまいます。さらに内部は怪物がうろつき、空気中をただよう未知の物質によって生物を侵蝕、変質させていく恐ろしい空間。
生き残った最後の都市文明・新エリー都(しんえりーと)は、テクノロジーを駆使して“ホロウ”から貴重な資源を取り出すことで発展してきたといいます。レトロな文明が生きる都市と高度なテクノロジーが入り混じる、サイバーパンクな世界観にワクワクします。
↑新エリー都の街並みや施設内はとても凝っていて、見てまわるだけでもすごく楽しいです。
↑町の中には、さまざまな施設があります。どれも主人公たちの活動に役立つものばかり。
↑カメラ撮影機能も用意されています。お気に入りの場所で、ドンドン撮影しちゃいましょう。
新エリー都には、さまざまな理由で“ホロウ”に入っていくエージェントたちがいます。彼らが目的を遂行できるように、“ホロウ”内のガイドをする職業が“プロキシ”です。プレイヤーは新エリー都でも伝説と言われている“プロキシ”の「パエトーン」となり、エージェントたちの戦闘や探索をサポートしていくことに!
主人公・パエトーンの正体は、ビデオ屋を経営しているアキラとリンの兄妹です。ちなみにビデオはBlu-rayやDVDの前に使用された映像保存媒体なんですが、今の学生は見たことがあるのでしょうか……。主人公たちの職業からも、我々の世界とは似て非なる文化圏の世界だということが感じられました。
レトロな職業の裏で、テクノロジーを駆使してエージェントをサポートする“プロキシ”をしているというギャップもカッコいいですよね。
優しく落ち着いた性格の兄・アキラと元気で明るい妹のリンはとっても仲がよく、ふたりの会話はとっても微笑ましいんですよ。それぞれキャラクターがしっかり立っていますが、選択肢という形で、一部プレイヤーの気持ちを反映させることも可能です。
ここからはメインストーリーの冒頭を少しご紹介。ストーリーは基本的に、プレイヤーが選んだほうのキャラクターをメインに進んでいきます。でも、選ばなかったほうの子もナビゲーターとしてがっつり関わってきてくれますし、ボイスも豊富に用意されているのでご心配なく。
依頼中にトラブルに巻き込まれ、活動の要ともいえるインターノット(作中におけるネットワーク)のアカウントを手放すことになった主人公たち。さらにこのトラブルが原因で、プレイヤーは超高性能人工知能“Fairy”と強引に契約を結ばされてしまいます。
ふたりは依頼をこなしながら、インターノットのアカウントを立て直していきます。そのなかで、依頼主であるエージェントたちと深く関わっていくことに! また謎が多すぎる“Fairy”が、どのように物語に関わってくるのか、先が読めないドラマチックな物語を楽しむことができます。
↑ストーリー中には、アメコミのような演出も! エージェントたちの生き生きとした表情にも注目です。
エージェントの連携がカギ! 簡単操作で爽快なバトルを楽しもう
主人公たち“プロキシ”の役目は、さまざまな依頼を受け“ホロウ”内でのエージェントたちの活動をサポートすること。そうはいってもバトル中の操作もプレイヤーができるので、指揮役と戦闘役、どちらも体験できるのが本作の特徴です。
物語を進める“ストーリー依頼”のほか“戦闘依頼”、“探索依頼”といったサブ依頼も用意されています。
依頼には最大3人までのエージェントを出撃させることができます。エージェントは“変調(俗に言うガチャ)”で協力者になってもらうことが可能です。
↑レベルアップのほか、音動機やディスクを装備することでエージェントを強化できます。
また、エージェント操作のお試しモードがあるのも特徴です。“ストーリー依頼”では、物語にあったエージェントをお試しで操作できちゃいます。ストーリーの流れをそのまま維持でき、さらに出会っていないレアなエージェントの操作感も試せるのは、とても嬉しいです。
↑お試しモードをオフにすれば、使い慣れた任意のエージェントを出撃させられるのも助かるポイントです。
依頼中プレイヤーはポンプ(ホロウ災害からの避難用に開発されたロボット)のイアスと感覚を同期し、残る兄or妹はナビゲーターとして関わります。ナビゲーターということもあって、実は選ばなかった子のボイスのほうがたくさん聞けるかもしれません(笑)。
イアスと同期したプレイヤーはエージェントたちと一緒に“ホロウ”内で行動。 “ホロウ”の内部はスゴロクのようにいくつものマスが配置されており、マスを通るとバトルが発生したり、報酬を獲得したりできます。依頼によってはアイテムを動かすといったギミックもあり、サポート役として力量が問われますよ。
バトルではエージェントを操作して敵と戦います。通常攻撃や特殊スキルを何度も押すだけで華麗に連続攻撃を決めてくれるので、アクションが苦手な人でも手軽にかっこよく活躍する姿を見ることができます。回避も専用ボタンを押すだけなので、相手の動きをよく見て戦いましょう。
戦闘中のエージェントはエネルギー値が徐々に貯まっていきます。通常攻撃や回避反撃といった行動でもエネルギーは貯まりますよ。そしてエネルギーが貯まった状態で特殊スキルボタンを押すと、強化特殊スキルを使用できます。特殊スキルのボタンが光るので、使用するタイミングがわかりやすいのも助かりました。
連携スキルや支援攻撃など、複数のエージェントが生きるアクションも充実しています。どれも強力ですし、エージェント同士がチームとして戦っている感じが実感できて、発動したときはニヤニヤしてしまいました。
慣れないうちは感覚的に使っても、強力で華のある戦いぶりを楽しむことが可能です。ただし高難易度のコンテンツに挑むときは、チーム編成や各スキルの使いどころもカギになりそうです。
【連携・支援】
■連携スキル……チームに2名以上エージェントがいる場合、ブレイク状態の敵に重撃が命中すると連携スキルを繰り出せます。
■被撃支援……エージェントが吹き飛ばされると、画面の隅にほかのエージェントからの被撃支援ポップアップが出現。このときエージェントを切り替えることで、ただちに被撃支援が発動します。
■特殊:極限支援……一部の敵の攻撃(ヒントカラー:金色)が命中する直前にエージェントを切り替えると、出撃したエージェントが支援ポイントを消費してパリィ支援または回避支援を発動できます。
攻撃や回避などの各アクションをこなしていくと、デシベル値が上昇していきます。デシベル値が一定まで貯まると、とっても強力な“終結スキル”を使用可能になります。名前の通りとんでもなく強くて演出もステキなので、全エージェントの終結スキルを見たくなること必至です!
バトルは敵を全て倒し、目的地に移動すれば終了となります。1回のバトルはそれほど長くなく、サクサク進められるのも遊びやすくていいなと思いました。
戦闘や探索を繰り返し、目的を達成したら依頼クリア。達成後はさまざまな報酬を獲得できます。なおクリア済みの依頼は再度挑戦可能。また、難易度が高い“困難”モードも用意されているので、ゲームに慣れてきたら腕を磨いてチェレンジしたいところです。
エージェントたちとの交流も楽しめちゃう!
エージェントたちは、複数の組織に所属する個性豊かなキャラクターがそろっています。カッコいい&かわいいメンバーたちばかりで、推しエージェントがきっと見つかるはず!
エージェントたちは、メインストーリーにもガッツリと絡んできます。そのため第一印象では気になっていなかったエージェントが、大好きになることも! ちなみに筆者は物語序盤で、何でも屋・邪兎屋の箱推しになりました。その後もメインストーリーを進めるたびに推しが増え続け、幸せな悲鳴を上げています。
邪兎屋なかでも好きなのが、ヘルシーなセクシーさを持つボスのニコ・デマラ! お金にシビアだったり、交渉上手でたくましかったり、いい性格したキャラクターなんですよ。でも、ちゃんと優しさや信念を持っていて……ついていきたくなるボスだなと思いました。
そんなニコを慕うアンビー・デマラ、陽気なムードメーカー的存在のビリー・キッド、わんぱくでいたずらっ子の猫宮又奈(猫又)、軽妙な会話ができる邪兎屋の関係性がいいんですよね。
エージェントたちは、仕事だけではなく、プライベートでも交流することができます。メールで連絡をしてデートに行ったり、街で見かけたときに声をかけたりすることで、イベントが発生。バトルのときとは、また違ったエージェントたちの様子が見られて、より彼らのことが好きになります。
また、個人的に推しキャラとしてオススメせずにはいられないのがボンプです。ボンプは主人公の助手であるイアスだけでなく、ビデオショップの店員だったり、バトルサポートをしてくれる戦闘用ボンプだったり、いろいろなタイプがいます。
↑戦闘用ボンプは、“ホロウ”内でエージェントと一緒に戦闘できあす。エージェントの戦闘の力を強化するパッシブスキルを持っている個体もいるそうです。
どの子も見た目や性格(?)が違って、とにかくかわいく、我が家にもひとついてくれたらと何度も思いました。早くボンプたちのグッズが出て欲しいです……。
本作にはほかにもミニゲームが遊べるゲームセンターや、バトルコンテンツなど、いろいろなやりこみ要素が用意されています。これから新エリー都に入り浸る日々を送ってしまいそうで、楽しみであり、怖くもあります。
そんな本作の物語は7月4日に始まったばかり! 今が“プロキシ”生活をスタートする最高のタイミングですので、ぜひ皆さんも新エリー都を訪れてみてくださいね。
DATA:『ゼンレスゾーンゼロ』
価格:基本無料※アイテム課金あり
対応機種:PS5/iOS/Android/PC
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(C) COGNOSPHERE
Text:佐々木怜佳
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