『パレットパレード』キャラクター紹介第2回:クールベ【毎週連載】

2017.10.27 <PASH! PLUS>


PASH! PLUS

今週は妄想キライなリアリスト・クールベをフィーチャー!

 2018年夏、世界中の芸術家たちが一堂に会する育成ゲーム、『パレットパレード』が配信開始予定! 誰もが聞いたことのある偉人たちが、個性豊かなイケメン男子になっているということで、今からその全貌が気になる方も多いのではないでしょうか。

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 これまで何作ものゲームアプリやソーシャルゲームの開発・運営を行ってきた”シリコンスタジオ”が、初めて女性向けジャンルに携わることでも期待を寄せられる本作。

 このたびPASH!PLUSでは、そんな『パレパレ』ワールドに密着! 本作に登場する28人の芸術家男子を、毎週ひとりずつじっくりご紹介していきます♪ ゲーム配信スタートまで、ぜひこの連載で推しメンを見つけてみてくださいね!

 連載第2回に登場してもらうのは、パレット美術館屈指のリアリスト(現実主義者)・クールベくんです♪

【連載まとめ】28人の芸術家一覧はこちら(過去連載記事のリンクあり)!

『4コマcomicパレットパレード』連載ページはこちら

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『パレットパレード』って?

 物語の舞台となるのは“パレット美術館”。とある街で仕事を探していたプレイヤーのあなたは、受付係を募集するこの美術館に足を踏み入れます。しかしこのパレット美術館、外観だけは立派なものの、館内にはお客さんの姿がまったくない、超ガラガラの施設だったのです!

 ひょんなことからこの美術館の“館長代理”を任されてしまったあなたは、状況を打開すべく、芸術家たちとともに、芸術祭“パレットパレード”を構想することに……!?

・第1弾PV

“真面目”を絵に描いた系男子の主張は、“絶対!リアリスト宣言”★

「どいつもこいつも夢見がちで……現実を見るべきだ」

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【プロフィール】

名前:クールベ
本名:Gustave Courbet
主義・派閥名:写実主義
CV:逢坂良太
身長:174cm
誕生日:6月10日
好き:学術書、現実的な人
嫌い:妄想、暗い場所
趣味:読書

 寒色系でまとめたキッチリ系ファッションは、ベストやパンツのストライプ、エプロンにもまっすぐなラインが入っているのがポイント。まるで彼の人柄がそのまま表れているようです。サインにも生真面目さが出ていますね。

 頭の回転が速く、知識も豊富な頭脳派クールベくんは、いつでもクールな人物です。“真面目”を絵に描くとするならば、彼のような姿になるのかもしれません。

 リアリストと言うからには超理論派で、論理的でないムダなことは好まないタイプ。だから、妄想や非現実的な夢は大嫌い。神話画やフィクションをモチーフとした作品も肌に合いません。それだけでなく、そうした作風の芸術家や夢、妄想を語っている人を見ると、自身の理論で現実をみるよう説得を試みてしまうほど。ただし、その話がかなり長いため、まともに聴いてもらえることはほとんどないみたい…。頑張れクールベくん、負けるなクールベくん…!(涙)

 そんな彼のもうひとつ嫌いなものが「暗い場所」。果たして真っ暗闇で“非現実的なもの”と遭遇してしまったら、一体どうなってしまうのでしょうか…!?

■正反対なゴッホくん

 猪突猛進型で夢想家なゴッホくんは、クールベくんと真逆のタイプ。彼に作品を褒められることは嬉しくないとは言わないものの、論理的じゃない批評がちょっと不満みたい。正反対のふたりですから、何かと意見がぶつかることも少なくありません。

 ですが時折、互いの考えがぴったり一致することがあります。そんなときのふたりは、きっとみんなを大きく動かす原動力となるに違いありません。対極なようでいて、どこか似ている部分があるのかもしれませんね。

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■マネくんとは犬猿の仲…

 クールベくんのもうひとりのライバル、それは印象派のマネくんです。どうやらふたりは犬猿の仲らしいのですが、それは写実主義であるクールベくんと、印象派であるマネくんとの間で、“現実”に対する捉え方や描き方が異なることが理由のひとつみたい。ふたりが分かり合える日はくるのでしょうか…? 普段の様子も気になるところです。

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実際のクールベってどんな人?

“見たことのないもの”は描けない、描かない

 実際のクールベも、徹底的な現実主義者でした。それをよく表す彼の言葉が、「自分は天使を描くことができない」です。その理由は「見たことがないから」。

 1819年にフランス(正確には当時のフランス王国)で生まれた彼は、それまで主流であった理想化や荘厳化といった流れに逆らい、主題をありのままに描く作品を制作しました。1855年、パリ開催の万博に出展しようとするも、これに落選してしまうと、会場近くで個展を開きます。これが世界初の個展と言われています。

 またこのとき発表した文章が、のちに“レアリスム宣言”と呼ばれ、新たな潮流「写実主義」を築く一因となりました。ちなみに落選した作品は、今では彼の代表作として知られる『オルナンの埋葬』と『画家のアトリエ』。当時にしてはかなり大きなサイズの作品で、こうしたところにも彼の型破りな人柄が見えます。

 その後19世紀後半に入ると、写実主義はマネが切り開いたとされる印象派誕生に大きな影響を与えることとなっていきます。

 なお、彼の現実主義的思想は父親譲りのものと言われています。その一方で、法律家にさせたかった父の意に反して、クールベは画家として生きる道を選んだのでした。

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▲クールベくんの描いた絵。

 ガラガラな美術館にお客さんを集め、美術を理解してもらう…そんなことは「現実的に考えて、うまくいくわけがない」と考えているクールベくん。しかしその心の奥底では、何か違う想いがあるのかもしれません。冷静かつ論理的な頭脳で、『パレパレ』成功にもきっと力を貸してくれるはず…! 彼が描いていく“リアル”にもぜひ期待しましょう!

【ライターの気になるひと言】
クール系男子にはその表情が崩れるときのギャップがつきもの。彼のそんな一面が見られるのは、一体いつ、どんなとき、誰の前で…なのでしょうか…!?

★ 次回の芸術家男子は、“微笑みの天才少年”ダ・ヴィンチくんです! どうぞお楽しみに♪♪

連載開始記念プレゼントキャンペーン

 PASH!PLUSでの連載開始を記念して、“東京ゲームショウ2017(TGS)”で配布されたクリアファイルを抽選で15名にプレゼント!

 今後『パレットパレード』に期待することや応援のメッセージ、PASH!またはPASH!PLUSでやってみてほしい企画などを自由に書いて応募してください♪

 応募期間は2017年10月20日~11月6日!

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DATA
■『パレットパレード』
公式サイト:http://paletteparade.siliconstudio.co.jp
公式Twitter:@Palette_Parade
ジャンル:育成ゲーム
メーカー:シリコンスタジオ
価格:無料(アプリ内課金あり)
配信開始予定:2018年夏

CAST:
ゴッホ=内田雄馬
クールベ=逢坂良太
ダ・ヴィンチ=井口祐一
ルノワール=柿原徹也
レンブラント=花江夏樹
ミケランジェロ=KENN
ラファエロ=浪川大輔
ジョット=武内駿輔
ヤン=代永 翼
フーベルト=阿部 敦
モネ=羽多野 渉
バジール=増田俊樹
ミレー=赤羽根健治
ドラクロワ=中島ヨシキ
黒田清輝=平川大輔
ベラスケス=小野友樹
ヴァン・ダイク=鈴木裕斗
シスレー=ランズベリー・アーサー
歌川広重=白井悠介
マネ=新垣樽助
葛飾北斎=前野智昭
ヴァトー=岡本信彦
ミュシャ=梶 裕貴
ルーベンス=深町寿成
館長=津田健次郎

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