interview
TVアニメ『浦島坂田船の日常』メインキャスト座談会「俺らはこんなに仲がいいんだぜ!というのを改めて観せられると思います」
2019.10.09 <PASH! PLUS>
PASH! PLUS
これまで動画投稿サイトでの活動を中心に着々と人気を集めてきた音楽グループ「浦島坂田船」の4人がTVアニメに初挑戦!TVアニメ『浦島坂田船の日常』のメインキャストのうらたぬきさん、志麻さん、となりの坂田。さん、センラさんによる賑やかな座談会をお届け!
※本インタビューはPASH!9月号に掲載した一部を抜粋したものです。
メインキャスト4名による座談会をお届け!!
――TVアニメ『浦島坂田船の日常』が制作されることになった経緯を教えてください。
うらたぬき 「アニメやってみませんか?」とお話をいただいたのがきっかけでしたね。
センラ お話をいただく前からみんなで「いつかアニメにも挑戦してみたいね」って話していたんですよ。そして、それを知り合いの方に伝えたところ、具現化していただけて。だから決まったときは嬉しかったです!
となりの坂田。 ビックリしました!
――先日アニメ化発表&キービジュアルが公開されましたが、本作は一体どんなストーリーが描かれていくのでしょう?
うらたぬき 簡単に言えば〝個性ある4人のドタバタ学園ストーリー〟ですかね。
センラ 詳しくは言えませんが、一人ひとりがフィーチャーされたり、普段CDなどでコラボすることが多い、うらさか(うらたぬき&となりの坂田。)、しません(志麻&センラ)がフィーチャーされたりする予定です。
志麻 特にファンの方が観たときに「あっ!」と思うようなシーンもありますね。
うらたぬき あとはゲスト声優さんも数人出演されます。
――ちなみに、みなさんは最初にアニメ化のお話をいただいた際、学園ものが描かれると聞いていましたか?
うらたぬき 僕たちが最初に出したアルバム『CRUISE TICKET』でのボイスドラマが学園ものだったんですけど、僕はチラッとそれを元にしたと聞いた気がします。
となりの坂田。 僕は特に聞いていませんでしたね。でもきっと学園ものになるんだろうな〜と予想していました。
志麻 まあ、おそらく自分たちのイメージが〝学生系〟が多いので、それ以外はあまり考えられませんでした。
となりの坂田。 ただもう僕らも歳だから、「まだ学生やっていいのかな?」ってちょ
っぴり心配になっちゃうな…(笑)。
センラ そうそう(笑)。
うらたぬき いや、声優やっていると30代でも高校生役を演じることもあるし、まだ大丈夫でしょ。
となりの坂田。 そっか! よかった!
――今回、本作のOP主題歌もみなさんが担当されるそうですね。
となりの坂田。 実はまだ収録していなくて、デモを聴いている段階なのですが(※本インタビューは6月末に実施しました)、自己紹介的な曲になっていますよ。
うらたぬき 自分たちの別の曲で、ライブ中にみなさんに「うらうらうらうら! しましましましま! さかさかさかさか!せーんら!」って名前を呼んでもらうところがあるんですけど、そういうのが今回のOPにも入っています。他にも、ラップを入れたりもしていて。終始飛び跳ねている印象ですね。
志麻 聴いていると楽しくなりそうな感じだよね。
センラ 『浦島坂田船の日常』にピッタリな楽曲になっているんじゃないのかな。
――これまでにもボイスドラマやゲームなどで本人役を何度も演じられてきましたが、改めて演じるうえで意識していることは?
うらたぬき 僕はいつも「画面の向こうのみなさんに届けよう!」と想いながら演じています。あとは本人役ということで、どんな声を出しても自分というのが保たれるから、毎回好き勝手やらせていただいて(笑)。多分他の3人もそうなんじゃないのかな?
となりの坂田。 自分らしくというところで、そんなに考えず自然に演じられたような気がします。
センラ 「俺だったらこうするだろうな」というのがそのままできたから、やりやすかったよね。ただ僕は、いつも物語上ではツッコミよりもボケたりする立ち位置になることが多くて、今回のアニメでもそれに即してもらいまして。リーダー(うらたぬき)のツッコミが映えるように間の抜けたボケをしようと意識しました。
志麻 自分は、今までのボイスドラマは声だけだったので、正直、拍やシーンの状況などあまり深く気にせずにできていたんですけど、今回はアニメということで、映像をチェックしたり台本をチェックしたりというのがけっこう大変でした。
――先ほどグループ結成してから6年経つとお話が上がりましたが、今後4人で新たに挑戦してみたいことや目標はありますか?
うらたぬき ここまできたからには10周年、15周年は目指したいですね。それと、浦島坂田船オリジナル楽曲で電波系の曲がまだなくて。「この人たち何を言っているんだろう?」って思うくらい早口な曲も歌ってみたいです。
志麻 今まで浦島坂田船はゲーム化(※『ハンサムB☆Y’~恋する君に死ぬほど夢中~』)され、アニメ化され…。
センラ 本当にすごいよね〜。
うらたぬき 次はアプリ化でしょ。
となりの坂田。 えっ、映画化は?
志麻 まあそれらもいいけど、僕は歌を歌ってきたり、アニメ化されたりしてきたからこそ、それを融合させたミュージカル系にも挑戦してみたいなと思うんですよ。朗読劇ではなく、きちんと台本を覚えて舞台に立ちたい。僕たちは本人役で出演しつつ、さまざまな俳優さんを誘ってやってみたいですね。ぜひとも完全オリジナルストーリーで。
となりの坂田。 個人的には、やっぱり歳を重ねてきたので、もう少し大人っぽい曲にどんどん挑戦してみたいです。『$HUFFLE』に収録されている楽曲も大人っぽいものが多かったけど、もっと歌いたい。この年齢になったからこそ出せる味みたいなものがあればそれを活かしていきたいと思います。
センラ 僕はアニメが好きなので、アニメ文化にもっと携わりたいなと思いますね。アニメ主題歌を4人で担当させていただく機会もあるんですけど、これからも任されるようになりたいです。
志麻 じゃあ今回の『浦島坂田船の日常』は1クール(全12話)予定だから、Season2も作ってもらえるように頑張らなきゃだね。
――最後に読者へおひとりずつメッセージをお願いします。
うらたぬき 『浦島坂田船の日常』では、きっと「俺らはこんなに仲がいいんだぜ!」というのを改めて観せられると思います。なので僕たちのことを知らない読者のみなさんは、まずこのアニメを観て知ってもらって、少しでも興味を持ったらライブに来てほしいし、普段僕たちがやっている生放送(※『浦島坂田船のげつようび。』など)にも来てほしい。ぜひcrewになっていただけると嬉しいです。僕個人、現状維持は退化と一緒だと思っているので、どんどん進化していく姿を見せたいですね。
志麻 この4人で声の仕事をして、自分たちが出てくるアニメが地上波に流れるというのは初めてで。おそらくcrewのみなさんのなかには戸惑っている方もいると思います。でも、僕たちが新しいものに挑戦していくことにどんどん興味を持ってもらい、これからも付いて来てほしいです。「お前ら何やってんねん(笑)」というような気軽な感じで観てください。
となりの坂田。 先ほどうらたさんが言っていた「進化していく姿を見せたい」という気持ちもありますが、僕は結局やりたいことはひとつで。みなさんと「楽しい」を共有したいんです。だから今回のアニメ化に対して心配とかは特にないし、一緒に「楽しい」を共有できたらいいなと思いますね。
センラ 僕ら浦島坂田船をアニメ化するということで、意味不明だと思う方もいると思います。でも、ドラマCDやゲームなど、自分たちがこれまでいろいろとやってきた際も楽しんできてもらえたと思うので、今回も自信を持ってみなさんに「楽しい」を提供できると思います。放送をお楽しみに!
<スタッフ>
原作:浦島坂田船
キャラクター原案:月森フユカ
シリーズ構成・脚本:内田裕基
アニメキャラクターデザイン・作画監督:横山紗弓(アニメアール)
音響監督:飯田里樹
音楽:高田雅史
監督・美術監督:池内翔
アニメーション制作:GAINAX京都
<キャスト>
うらた:うらたぬき
志麻:志麻
坂田:となりの坂田。
センラ:センラ
公式HP:http://nbcuni-music.com/urashimasakatasen/anime/
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