『まほやく』ヒースクリフ役・河本啓佑さんにインタビュー！好きなキャラや印象に残るシーンを聞いてみた

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『まほやく』ヒースクリフ役・河本啓佑さんにインタビュー！好きなキャラや印象に残るシーンを聞いてみた

2022.06.27 <PASH! PLUS>

PASH! PLUS

　colyより配信中のiOS/Android用アプリ『魔法使いの約束』。本記事では『PASH!』7月号に掲載された、ヒースクリフ役・河本啓佑さんへのインタビューの一部を特別に掲載します！

　大貴族の子息でありながら、引っ込み思案で心優しいヒースクリフ。彼を演じる河本さんに、メインストーリーからボイス未収録のイベントの感想まで、たくさん語っていただきました！

『魔法使いの約束』ヒースクリフ役・河本啓佑さんインタビュー

――演じられているヒースクリフの魅力や好きなところを教えてください。

　ヒースクリフは、何といってもとても優しいところが好きです。どんなときも「自分が」というより「周りがどうか」を考えています。

　いざというときにはちゃんと真価を発揮できるので、もっと自信を持てばいいのにと思いますが、普段は引っ込み思案なので、調子に乗ることもない。そのバランスがヒースクリフの良さです。

　貴族ということもあって立場や生い立ちは普通の人と異なる部分もありますが、他人とのコミュニケーションの仕方や抱えている悩みには僕自身共感できる部分もあるので、親しみやすさも感じています。

――収録の際に受けた印象的なディレクションやエピソードはありますか？

　ストーリーを読むたびに彼の成長を感じるので演技が大人びてしまって、「もう少し少年らしく」と指摘されることがあります。

　なので、今回こそ少年っぽく、と意気込んで収録した日に、「可愛らしくなりすぎているので、もう少し大人にしてください」と言われ、バランスが難しいなと思いました（笑）。

――収録したストーリーのなかで、印象に残っている話を教えてください。

　第1・5部「きみに花を、空に魔法を」は濃厚な内容でしたね。シノに対して「主人として在るか友人として在るか、心を決めなさい、それがシノのためだ」とファウスト先生に言われて、ヒースクリフはすごく悩みます。

　シノとずっと友達でいたいけど、自分が主人として毅然と振る舞うことがシノの喜びに繋がることも、第1・5部を経て少しくみ取ってあげられるようになったのではないかと思います。

　シノに「ヒースクリフ・ブランシェットの名において命じる」と言ったシーンは演じていても印象に残りました。

――あのシーンはとてもカッコよかったですね。

　一時的なものであったと思いますが、世間体や周りの目は一切気にせず、がむしゃらに必死になっているときだからこそできた決断だったので、よりカッコよさがありましたね。シノもボロボロになりながら、ふたりで目の前のことに立ち向かうところが素敵でした。

――今回ともに表紙を飾ったクロエ、ルチルに対する印象を教えてください。

　クロエは感受性が豊かでとても明るいけど、そのぶん繊細で悪意にダメージを受けやすい子。なんだかんだ魔法舎の魔法使いたちはみんな優しさを持っているので、彼の過去を考えると、今の環境があって本当に良かったなと思います。彼が着る相手のことを考えながら、自分の好きな衣装を作っていると思うと尊敬できますし、次はどんな衣装なんだろうとわくわくします。

　ルチルは物腰やわらかで、みんなが慌てるような場面でもあまり慌てているようには見えないおおらかさがありますね。ポジティブな考え方と柔軟な思考を持っているので、皮肉を言われてもカチンとくるポイントが少なそうだし、マイナスな言葉もプラスに捉えられるすごい人です。

――ヒースクリフ以外に、好きなキャラクターや気になっているキャラクターはいますか？

　いっぱいいますが、ひとりに絞るならカインです。ずっと太陽みたいな温かい光を放っていて、何を言われてもずっとポジティブ。この人、コミュニケーションにおいて無敵だなと。なので、登場すると嬉しくなるキャラクターです。