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TVアニメ『アイドリッシュセブン Third BEAT!』広瀬裕也さん&木村昴さん対談。来年開催されるライブへの意気込みも直撃!

2022.12.26 <PASH! PLUS>


PASH! PLUS

 先日全30話での放送決定が発表されたTVアニメ『アイドリッシュセブン Third BEAT!』。
本記事ではPASH!12月号に掲載された亥清悠役・広瀬裕也さん&狗丸トウマ役・木村昴さん対談インタビューの一部を特別に公開します!

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トウマがいなかったらŹOOĻは即解散!?

――広瀬さんが演じる亥清 悠の魅力を教えてください。
広瀬 悠は歌やパフォーマンスは一流なのですが、グループカラー的にもちょっと斜に構えた俺様気質な部分があります。ただ意外と純粋な心の持ち主でもあって、怒ったり泣いたり笑ったり感情の起伏がけっこう激しい。そういうところが可愛らしい男の子です。演じる際は彼が今も変わらず、根っこに悔しさを持っていることを意識しました。
木村 悠はいちばん子供っぽいというか、ムキになる感じが可愛く思えてくる子ですね。駄々っ子は言い過ぎかもしれないけれど、「こんなひどいことをされたから仕返ししてやる!」という感じが、何だか嫌いになれないんですよ。パフォーマーとしての才能はピカイチだけど、不幸にも切り捨てられた過去があり、反骨精神で張り切ってはいるけれど、やっぱりうまくいかないところがだんだん応援したくなってくる。いわゆる悪役なのに死なないでほしいみたいな、頼むから這い上がってくれ…!と願ってしまう感覚に近いのかなと思います。
広瀬 確かに。…昴さん、めっちゃいいこと言うじゃないですか?
木村 まあね?
広瀬木村 (爆笑)。
木村 いや最近めちゃくちゃ調子こいてるんですよ、コイツ! 自分で言うのもあれですけど、僕が少し先輩なのに、むちゃくちゃいじってくるんです!(笑) 8月にあった7周年記念イベント『アイドリッシュセブン 7th Anniversary Event “ONLY ONCE,ONLY 7TH. ”』の楽屋でも、僕が「今弁当食べたらデブになるぞ?」とか言ったら、「デブに言われたくねえ!」とか返してきて(笑)。それで「誰がデブじゃ!」ってツッコんだりして。
広瀬 違う違う、誤解されちゃう、これには流れがあって! 昔話題になった“失礼ツッコミ”について、元々昴さんと話していたんですよ。
木村 怒られないギリギリを攻めたツッコミを僕が先輩にやってみていたんですけど、それと同じことを裕也は俺で試してくるんです。笑えるし面白いから全然いい! まったくイラッとしないです。これも仲が深まった証拠ですね。

――本当に仲の良さが伝わってきます(笑)。木村さん演じる狗丸トウマの魅力はいかがでしょう?
木村 トウマはどうしてもヒールになりきれないところがすごく好きです。特に登場時はヒールに徹していて、でもこの先のストーリーが分かっている側からすると、トウマ頑張ってんな…と思います(笑)。ムキになって尖っていて、4人のなかでもいちばん人間臭いヤツだなと感じますね。
広瀬 ŹOOĻでいちばんいい人だと思います。トウマがいなかったら、たぶんŹOOĻは速攻解散してると思う(笑)。一緒にご飯食べようと誘ってくれるけど、悠とか「いい、帰る」みたいな。
木村 そうなんですよ〜、みんな冷たぁ…。
一同 (笑)。
広瀬 トウマがいるからギリ成り立っている。今のŹOOĻはそのギリギリを生きているところなんでしょうね。
木村 そうね。
広瀬 ほんとŹOOĻって、お互い足りない部分を持ち合わせた、絶妙なバランスでできているグループだと思います。そして根っこには、過去にうまくいかなかったり辛い思いをした負の感情があって、きっとそこを共有し合える4人なんでしょうね。
木村 パッと見は「何で組んだ?」というバラバラ感があるけど、実はスゴくバランスがいいよね。

――最後にメッセージを!
広瀬 演じる側としては悠の気持ちに寄り添い、どこまでも噛み付いて堂々と場を掻き回していきたいです。今までにないつらい物語ですが、TRIGGERが立ち上がるドラマチックな姿も含めて、どうぞ最後までご覧ください。
木村 今回ED主題歌を歌わせていただいたことで、間違いなくアニメ『アイドリッシュセブン』の世界の一員になれた気がして、本当に嬉しかったです。お前たちが歌うなよ!と思われる方もいるかもしれませんが、回が進むごとに楽曲から受け取る意味合いも変わってくると思います。来年2月にはついに単独ライブ『ŹOOĻ LIVE LEGACY “APOŹ”』を行う機会にも恵まれました。今から体調管理、ダイエット、ダンスのお稽古に励んでいきますので、観にきてよかった、ŹOOĻを応援していてよかったと思っていただけるライブがお届けできるよう、頑張ります!
広瀬 いい意味でアイドルらしくなくて、昨今の不安やモヤモヤを発散できる、暴れられるようなライブにできたらなと思っています。全力でオラついて、縦揺れマックスでいきたいなと!
木村 本当にライブが楽しみです。
広瀬 頑張っていきたいと思います!

(※PASH!2022年12月号より抜粋)

(C)BNOI/アイナナ製作委員会

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