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「舞台『弱虫ペダル』〜箱根学園新生代、始動〜」河原田巧也&秋元龍太郎、PASH!PLUS特別対談!

2016.10.08 <PASH! PLUS>


PASH! PLUS

「箱根学園新世代」を支える両輪

新しい仲間たちとも

チームワークはばっちり!

 

――本誌では新開悠斗役の飯山裕太さん、真波山岳役の谷水力さんについても伺いました。3年生キャストの方々についてはいかがですか。

河原田 僕は(荒北靖友役の木戸)邑弥と出会ったのは、ミュージカル『テニスの王子様』シリーズでした。ダブルキャストで同じ役を演じたんですけど、それが今回は泉田と荒北というまったく違うキャラになって、ふたり並ぶと不思議な気分(笑)。その時は2チームでダブルキャストを演じていて、「自分のチームが一番いい」とおたがい信じてやっていたから、当時はあまり口をきかなかったんです。でも時が経ち大人になって、今回同じ舞台に立って「ああ、邑弥のいいところ、いっぱいあるな」と改めて気づいて。芝居に関してもまじめに理解しようとしているのが伝わるし、わからないところは「わからない」とちゃんと言ってくれるから、すごくやりやすい。僕が教えられるのはライディングの技術ぐらいですが、しっかり芝居のできる(荒北)先輩で、頼もしい存在です。

秋元 そうですね。僕が合流した立ち稽古で見た時、荒北がすごくしっかり作り込まれていて、「ああ、荒北だ!」って強く感じましたね。だから追い出しレースのシーンも信頼して演じられるし、「この人を抜かなければ僕の成長はない」と最初から思えたな。

 

――新キャストでいうと、東堂尽八役の佐藤祐吾さんも初参加ですね。

秋元 祐吾くんは、とにかく体格がいい。この前、稽古終わりに「おっ、今日、腹筋くっきり出てるな」と思って、服を脱いで秋人くんに見せたんですよ。「オレの体、かっこよくないですか?」「うるさいよ(笑)」って。そうしたら、「オレはどうですか?」「オレは?」って何人かが次々に脱ぎだして、最後に祐吾くんがスッて脱いだら、一番いい体してるの(笑)。そこでその場が一気にワッと盛り上がって、仲良くなって。

河原田 どんなトレーニングをしたらあんなふうになれるんだろう。うらやましい体してる。

秋元 僕、同い年(22歳)なんですよね。今度から「祐吾」って呼ぼう(笑)。

河原田 同い年や年齢の近い人が、意外と多いんじゃない、龍は。

秋元 とんちゃんと(青八木一役の八島)諒くん同士が同い年で、僕の1歳下かな。

河原田 あとはりっきー(谷永力さん)と裕太も同い年同士だね。

 

――今回は、総北高校からは「チーム2人」が登場しますね。

秋元 僕は(手嶋純太役の鯨井)康介くんも諒くんも、今回が初共演なんです。稽古に合流したその日から康介くんがたくさん話してくれて、場にスッとなじめました。その日にたーちゃんやとんちゃん、りっきー、諒とごはんを食べに行ったんです。

河原田 諒もおもしろい人だよね。

秋元 年上からすごくかわいがられるタイプ。

河原田 そうだね。あと諒ととんちゃんは、相づちが基本、“イエス”だよね。

秋元 諒は「ですね」「そうですね」って、いつも言ってますね(笑)。

河原田 とんちゃんは、「僕もそう思った」「そう思ってた!」(笑)。

秋元 そうそう!(笑) この同い年コンビはおもしろいですね。

河原田 康介さんは、現場の精神的支柱。たくさんの芸歴を重ねてこられて、語る言葉にも説得力がある。前作が初参加とは思えないほど、みんなからの信頼度は抜群です。

秋元 今作は総北はこの2人だけだけど、見ていてすごく楽しいし、安心感がありますね。康介くんと諒の関係性が、そのまま手嶋と青八木へつながっているから。

河原田 康介さんは舞台の上でもそれ以外でも、さりげなく諒をフォローしてるよね。それも、楽しみながら。レスポンスも早いしね。

秋元 そうですね。「ああ、純太」だけの会話をあんなに面白くできるなんてすごい(笑)。

 

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