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『男子高校生、はじめての』佐藤拓也さん、鈴木裕斗さん収録後インタビュー!少し大人になったふたりを演じた感想は?

2018.11.17 <PASH! PLUS>


PASH! PLUS

 11月22日に発売されるGINGER BERRYの人気オリジナルBLドラマ CD シリーズ『男子高校生、はじめての』に出演する佐藤拓也さん、鈴木裕斗さんよりインタビューが到着した。

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 『男子高校生、はじめての』シリーズ3周年企画として、シリーズ最初のカップル達のラブラブな日常をお送りするアフターディスク第2弾が登場! 高校時代を一緒に過ごし、大学生になって、自分や取り巻く環境が変化しても、変わらない恋がそこにある。年月を重ねるように想いを重ねていく彼らのアフターストーリーをお届けします。××シーンはもちろん、ノーカット! ノーフェード!  ノーBGM! で収録☆つきあいはじめて3年経っても、なおもラブラブな彼らをどうぞ見守ってください!

青海一樹役:佐藤拓也さん、山吹裕太役:鈴木裕斗さんインタビュー

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――収録のご感想をお願いいたします。

佐藤:青海一樹役の佐藤拓也です。それなりにボリュームがあったはずなんですけど、すごく早かったですね。会話のテンポがよかったのもありますし、ふたりで夢中になっちゃうシーンもそこそこ、いや、ままありましたので、録り始まったら、あっという間で楽しい時間でした。

鈴木:山吹裕太役の鈴木裕斗です。本当に久々という感じがしないくらい、すっとふたりの関係性に自分の感情がうつることができて、演じていて楽しかったです。一樹の欲望に「しょうがないなあ」と言いながら付き合う裕太っていうのが、「ああ、そうそう、このふたりのやりとりってこういう感じだった」とぱっと思い出せるところがあって、すごく嬉しく、楽しく収録させてもらいました。

――本編から年月がたち、少し大人になったふたりを演じるうえで、気をつけたことなどありますか?

佐藤:逆にことさらに変わらないように意識したところはあります。付き合った年数が長くなったとはいえ、変に馴れ馴れしくというか、このふたりの関係に慣れないというか。一樹くんはどこかで物足りなさを感じていたり、もっと裕太とああしたいこうしたいという気持ちが強い子なので、ふたりの仲が馴染んてきているとはいえ、……なんというか、満足しない感!?

鈴木:うん! 感じますね~。

佐藤:もっと楽しく、もっと気持ちよくなりたいという気持ちが、年数を経たことでより強くなっているのかなと思いますが、大きく変えたところはないですね。

鈴木:拓也さんがおっしゃったように、ちゃんと時を重ねて愛情とかも深まっているとは思いますけど、やっぱり『男子高校生、はじめての』とタイトルがついているだけあって、その年代の男の子たちらしいラフな会話を皆さんに楽しんでいただいているのかなと思うので、変に意識しすぎず、作りすぎず、自然なままでいこうと思いました。

 そういう、ふたりの幼なじみらしい楽しいやりとりは変わらず、Hなシーンとかは裕太の中で一樹に身を預けてみようかなと、ふとほどける瞬間ができてきていると思うので、そういうところは意識して、ふたりのいいバランスを感じながら演じました。

――お相手のキャラクターの印象を教えてください。

佐藤:裕太くんはすごく優しくて、一樹のことをよく見てくれてる子だなと思います。ふたりはお互い信頼し合っているとは思うんですが、一樹よりもすごく繊細で、色々慮ってくれるので、もっと甘えてくれてもいいのになというところはありながら、じゃあ裕太が一樹にしてくれるくらい、一樹が裕太をフォローしてあげられるかというと、まだ至らないところがあるのかなと。そのくらい、裕太はすごく包容力のあって、それがどんどん深まっていっているなと感じます。

鈴木:一樹は元々はすごく成熟してる部分もあって、身体的なものだけじゃなくて、物事に対しての考え方とか、寡黙なだけじゃなくて、実は色々考えていることもあるんだろうなと思います。そんな一樹が裕太の前だと真っすぐにストレートに気持ちをぶつけてくれて、そういう面は裕太にしか見せてくれない部分だと思いますし、きっと今後も自分にしかこの姿は見せないんだろうなという安心感が裕太にはあるんじゃないかな。

 一見、裕太が一樹を「コラ!」と怒ったり、大人びて見えますけど、一樹の変わらない普遍的なものに裕太は安心感を感じているし、一緒にいてすごく心地のいい相手なんだろうなと、裕太の気持ちになったときに思うので、一樹には裕太とこれからもずっと一緒にいて欲しいなと、ふたりの絆をすごく感じます。

――印象に残ったシーンを教えてください。

佐藤:実家に呼んどいて、寝てるっていうのはどうなんですかね!? 

鈴木:あー(笑)

――アニメイト限定盤のお話ですね(笑)。

佐藤:ちょっとお前、油断しすぎやろと。しかも鍵も開いてるし。で、なかなかの夢を見てますよね、一樹くん。本当に裕太のことが好きなんだなーって思うし。で、我慢しないで、やりたいことをやっていいよって言われたときに、オモチャを出すんですけど、セリフのところに「(ドヤ)」って書いてあって(笑)。

鈴木:書いてありましたね(笑)。

佐藤:そんなに嬉々としてだしてるんだな、一樹(笑)と思って、その絵を想像したらすごく楽しかったです。いい感じのドヤ感出てると思うので、ぜひ聴いてみてください(笑)。

鈴木:もう笑っちゃいますよね。聴いてくださってる皆さんもそうだと思うんですけど、端々に出る、真面目なんだけど面白い一樹の言動が僕もたまらなくツボで、好きですね。裕太の気持ちになると「何言ってんだよ」とツッコミつつ嬉しいみたいなところをぜひ聴いていただけると、よりふたりのことが愛おしくなると思います。

 あとはやっぱり、有との会話のシーンだったり、他のひとと対峙してるときに相手のことを思うことで、こんなに一樹のことを大事に思ってるんだなと感じられると思います。他のキャラクターとのやりとりもすごく繊細で、心が揺れ動いてる部分ですので、注目して聴いていただきたいですね。

――収録中の裏話的なエピソードがありましたら教えてください。

佐藤:僕の持っていた台本と、裕斗くんの持っていた台本が、プリンターの都合だと思うんですが、何行かずれていたんですね。で、途中からお芝居が「おや?なんか空気変わったな」と思った瞬間があったんですけど、それを裕斗くんがすぐ察知して、僕のお芝居にあわせて、台本の都合とかを調整してくれたので、「ああ、一樹と同じで俺も裕斗に助けられてるな」というありがたい気持ちと…。

鈴木:いえいえ、そんなことないです。

佐藤:それと「一応先輩なんだけどごめんね」という気持ちがない交ぜになったんですけど、結果滞りなく収録が進んだので、「ああ、これが所謂、続けてきたからこそのチームワークなのかしら」と、すごく嬉しい気持ちになりました。

鈴木:拓也さんは流れをすごく大事にしてくださいますし、その気持ちを途切れさせないようにと、自分でも気を付けようと思って……。そんなふうに、お互い空気を読み合うところですとか、あとタイトルコールとかの合わせのセリフでは、お互いの息や空気を感じながらできてるというところが、相手が拓也さんでよかったなと思います。

 拓也さんとは同じ東北出身だったりと共通するところがたくさんあって、今日は久々にお会いして色々お話できるなと楽しみにしていました。昔から本当にお世話になっていて、構えずに接することができる先輩なので、「ああ~、男はじいいな」って思いますね。

佐藤:そういう話になるんだ(笑)。

鈴木:僕と拓也さんを引き合わせてくれて、ずっとふたりで続けてこれて、ありがたいな、嬉しいなと感じながら収録させてもらいました。

――今回は修学旅行のお話でしたが、いまの自分が修学旅行にいくとしたら?

鈴木:僕、高校のときはオーストラリアでした。

佐藤:へぇ~、羨ましいな。

鈴木:結構大変でした。行ったのが2月で、向こうは真夏なんですけど、スコールがすごくて、しかも酸性雨なので、雨に濡れると柄物の服が真っ白になっちゃって…。

佐藤:マジで!? そんなに!?

鈴木:ホントに(笑)。カバンのプリントがない!? とか。すごくケアンズの海は綺麗だし、楽しかったんですけど、この季節は大変だなと。でも夏だから海に潜ったり、色々な体験もできて、高校生で贅沢だったなと今は思いますね。

――その経験を経て、いま行ってみたいところはありますか?

鈴木:今は逆に国内に行ってみたいですね。国内でも行ったことのないところがたくさんありますし、ここ最近やっと夏がいいなと思えるようになって。前は夏がすごく苦手だったんですけど。

佐藤:へぇ、そうだったんだ。

鈴木:いまは、暑い夏を感じられるような、今回のお話でもありましたけど、沖縄に行ってみたいですね。ご飯とか、お酒を飲みながら、歌を歌ったり、島のあったかさを感じてみたいですね。拓也さんはどうですか?

佐藤:僕は高校時代の修学旅行は国内だったので、いまなら海外に行ってみたいですね。ただ、自由行動のときに僕ひとりだった場合はたぶんホテルから一歩もでないでしょうね。

鈴木:あら! なんでですか!? 出ましょうよ!

佐藤:僕、個人行動苦手だし。怖いし。

鈴木:知らない地ではね(笑)。

佐藤:言葉も通じないし。僕に冒険してみようという気持ちがあれば楽しめるんでしょうけど、何分臆病なので、ひとりだったら引きこもるでしょうね。

鈴木:もったいない…!

――最後に楽しみにお待ちいただいている皆様にメッセージをお願いします。

佐藤:我々にとっても年中行事というか、毎年恒例のアフレコをさせていただいておりまして、3年も続けられて嬉しいなという気持ちでいっぱいです。これを収録しているのは真夏なんですけど、夏にイベントがあるということで。こういったオリジナルのドラマCDでイベントをやれるというのはすごいことだなと、本当に皆さんの応援の気持ちと、『男子高校生、はじめての』というシリーズを楽しんでもらえてるのだなと実感しています。また末永くお付き合いいただけたらと思いますので、これからもどうぞよろしくお願いいたします。

鈴木:たくさんのひとに愛されて、こうして長く続いているシリーズの1作目に関わらせていただいたことを誇りに思います。新作が発表されるたびに、今度はこういう組み合わせが来たのかと、僕自身楽しみに続報を待たせていただいてます。会話ひとつひとつが、キャラクター同士の寄り添いを感じられるCDになっていて、「BGMなし、フェードアウトなし」というのがすごく効果的で、ふたりのやりとりを身近に感じられるのが、このCDのいいところだなと感じます。応援してくださる皆さんと同じように、僕も一緒に一樹と裕太のやりとりを見守り続けて、楽しさを共有したいなと思っているので、これからもシリーズを好きでいてくれると嬉しいです。

■『男子高校生、はじめての  after Disc ~First Blessing~』
出演:佐藤拓也、鈴木裕斗、立花慎之介、田丸篤志、竹内良太、興津和幸
発売日:2018年11月22日
価格:通常盤 3000円+税/アニメイト限定盤 3,700円+税

・一樹×裕太編:Let’ go on a journey
高校2年の秋、沖縄への修学旅行。クラスが違う一樹と裕太は離れ離れの四日間。楽しい修学旅行のはずなのに、裕太はどこか寂しくて……。

・二見×志馬編:on your mark
高校最後の夏。インターハイを終えた志馬が選んだ未来の姿とは? SSをベースに川井家総出演&ラブラブエッチを大大大追加!

・参納×エイチ編:sweetness
高校を卒業し、同棲生活をはじめたふたり。甘く蕩けるような彼らの日々を、濃厚エッチとともにお贈りします。

オリジナルボーイズラブドラマCDレーベル
GINGER BERRY:http://ginger-records.jp/berry/

©GINGER BERRY

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