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上村祐翔、石川界人、斉藤壮馬らのインタビュー公開!新作ドラマCDシリーズ『青い春の音がきこえる』発売
2020.11.05 <PASH! PLUS>
PASH! PLUS
新レーベル『Spica(スピカ)』よりリリースとなる 記念すべき第一弾で、男子高校生×学園コメディドラマ×青春ミステリーをテーマにした完全新作ドラマCDシリーズ『青い春の音がきこえる(あおいはるのおとがきこえる)』= 通称『アオハル』が、2020年11月より4巻が連続リリースされる。
この度、本作に出演する上村祐翔、石川界人、斉藤壮馬、武内駿輔、中島ヨシキよりインタビューコメントが到着した。
■小嵐南央役・上村祐翔
――作品のコンセプトや物語について感じたことなどをお聞かせください。
高校三年生という将来への不安を抱えながらも笑い合ったりふざけあったりする様が微笑ましいと思う一方で、そんな登場人物にじわりじわりと忍び寄る脅威に恐れを感じました。そのコントラストが絶妙で、今後の展開が気になって仕方ありません。
――ご自身のキャラクターを演じる際に、難しいと感じた部分、または楽しかった部分があれば教えてください。
南央の飛び抜けて「普通」っぽい感じを演じるのは新鮮でした。大声でツッコミを入れたり遅刻ギリギリで猛ダッシュしたり、天真爛漫な南央の生き様を思いっきり演じられてすごく楽しい収録でした。エネルギーを出し切ったなあと我ながら思います。
――3年C組の4人グループ、南央・杁弥・蓮・伊吹の関係性はいかがでしたでしょうか?
南央を演じる身としてはどうしてもイケメン3人とフツメン1人という構図を描いてしまいますが…(笑) 南央がいることで空気が和らぐ瞬間が多くあって、にぎやかな4人組になっている気がします。個性豊かだけどなんとなく1つになれている関係性、とても羨ましいなと思いました。
――登場人物の中で最も印象的な人物はいらっしゃいましたか?
杁弥です。南央との掛け合いのシーンも多かったので特に印象的でした。南央が絢人をヒーローとして捉えている中、杁弥は南央をヒーローとして見ていて…。杁弥の生きてきた環境を考えると南央はある意味拠り所だと思うので、その2人の未来に何が待っているのか、早く続きを知りたいです。
――作品タイトル・グループ名にもある「青春=アオハル」という単語にちなんでの質問です。これまでの人生をふりかえってみて一番「アオハル」だった時代は、いつでしょうか?
中学生のときですね。部活に本格的に入れ込んでいたのは高校生のときでしたけど、毎日が楽しかったのは中学生でした。放課後、テスト勉強と題してちっとも勉強せず、友達とただ「だべっていた」時間が、思い返すと貴重な時間だったのだなと感じます。あー、あの頃に一回戻りたい!
――ファンの方にメッセージをお願い致します。
ナチュラルな高校生の雰囲気を存分に楽しんでいただける作品になっていると思います。収録後、キャスト間で「楽しかったね」と言い合いました。その空気感がきっと伝わると思います。それぞれの関係性に注目しながら、何度も何度も聴いてください!よろしくお願いします!!
■東山絢人役・石川界人
――作品のコンセプトや物語について感じたことなどをお聞かせください。
最初にコンセプトを拝見した際は、青春感が強く爽やかな印象でした。各キャラクターの詳細な設定資料がたくさんあり、ストーリーの幅が広いなと感じましたね。夏編・秋編・冬編・春編の4巻が発売されますが、もっとその先もいろいろな展開ができそうな気がします。物語もすごくおもしろかったですね。台本を読んでいて、くすっとしてしまうようなやりとりがあったり、第1巻目ということでキャラクターもわかりやすく描かれていました。そんな中で、作品の展開を引っ張っていくような重い事実があって……。僕自身、今後の展開がめちゃめちゃ楽しみです!
――本日のご収録の感想(ご自身のキャラクターを演じる際に、難しいと感じた部分、または楽しかった部分)があれば教えてください。
今回のドラマCD内では語られていませんが、絢人は今の状態になってもおかしくないような背景があり、それをふまえて母親とのシーンを演じるというのは難しかったですね。そういう意味では注目していただきたいシーンだと思っています。一方で、中学生時代の南央とのシーンは一番素になって演じられた気がします。笑い方などもデフォルメした笑い方ではなく、自分が普段だすような笑い声に寄せました。笑い方が安定していないほうがよりリアルな人間ぽいと思ったので、それをあえてやってみたりと、演じていてもすごく楽しいシーンでした。
――登場人物の中で最も印象的な人物はだれでしょうか?
杁弥です。杁弥が背負っているものがただでさえ重いのに、ストーリー内ではその重みをさらに追加させるような要素があって可哀想になりましたね……。もちろん絢人も可哀想ではあるのですが、他のキャラクターを見たときに、やっぱり杁弥が一番強く印象に残ってしまいました。
――作品タイトル・グループ名にもある「青春=アオハル」という単語にちなんでの質問です。これまでの人生をふりかえってみて一番「アオハル」だった時代は、いつでしょうか?
16、17歳くらいじゃないでしょうか。声優になると決めてから、バイトを一生懸命やっている傍らで、部活にも出なければいけなくて。そんな中養成所に入り、学校外のコミュニティも手に入れることができて……。なにかに一生懸命になるという意味では、あの頃が一番青春していたと思います。
――ファンの方にメッセージをお願い致します。
今回は第1巻目ということで、こんなキャラクターがいるんだよという紹介もありながら、ある一定のキャラクターの隠したい部分も見え隠れしている物語になっています。個人的な予想だと、今回隠したい部分が見えたのは絢人と杁弥だったと感じています。もちろん他のキャラクターにもたくさんあると思うのですが……。18歳という年齢は一筋縄ではいかず、隠したい部分を隠せる年齢だと思うので、物語が進んでいくにつれて今後そういった部分が見えてくるのではないかと思います。それに対して南央がどう接していくのかに注目して聞いていただけたらと思います。みなさん、是非今後とも「アオハル」をよろしくお願い致します!
■吉宗杁弥役・斉藤壮馬
――作品のコンセプトや物語について感じたことなどをお聞かせください。
ドラマCDで、しかもオリジナルの作品を4巻リリースするというのは昨今なかなかないと思いますし、単なる等身大の高校生たちの青春ものにとどまらず、サスペンスの要素もある。とても面白い試みだと思いました。まだまだ物語は序盤に過ぎませんが、個人的にはこういうテイストの作品が大好きなので、早く続きが読みたいですね!
――ご自身のキャラクターを演じる際に、難しいと感じた部分、または楽しかった部分があれば教えてください。
杁弥は、1巻の段階でもかなり重いものを背負わされていることが明かされています。それでいて、ふだんは成績優秀、眉目秀麗かつ気取っていないいい人でもある。その二面性というか、彼の抱えている繊細な揺らぎを丁寧に感じ、お伝えできればと思いました。特にトラック中盤〜終盤の一連のシーンでは、自分も杁弥の気持ちにシンクロして、チェックのときも苦しかったし、泣いてしまいました。彼にとって、南央がどれだけ救いになっているのかが身に染みて感じられました。
――3年C組の4人グループ、南央・杁弥・蓮・伊吹の関係性はいかがでしたでしょうか?
南央のように底抜けに前向きな人もいれば、伊吹のようにドライで現実主義な人もいる。もちろん作品として、ある程度のデフォルメはあるにせよ、ああ、こういうグループっていただろうし、わかるなあ、と感じました。ただ、彼らはよくも悪くも現代的というか、南央はともかく、みんなきちんと踏み込まないラインを決めているような気がしていて。それが今後どうなっていくのか、楽しみな点のひとつですね。
――登場人物の中で最も印象的な人物はいらっしゃいましたか?
声を担当させていただいたこともあり、杁弥はやはり印象に残っています。ぼくは彼のような経験はしたことがないけれど、それでもどこか「わかる」と思ってしまう自分もいて。彼の2巻以降の物語が本当に気になります。あとは南央ですね。上にも書きましたが、杁弥の視点から見ると、なぜあんなにもふだんから南央を甘やかしているのかとてもよくわかりました。そして、蓮、伊吹、絢人が今後どう内面を見せていってくれるのかにも期待ですね(絢人はすでに辛いシーンもありましたが)。
――作品タイトル・グループ名にもある「青春=アオハル」という単語にちなんでの質問です。これまでの人生をふりかえってみて一番「アオハル」だった時代は、いつでしょうか?
大学時代でしょうか。今でも未熟な人間ですが、当時はさらに青く、若かったと思います。でも自分ではいっぱしの人間だと思い込んでいたりして。あの時間がいちばん自分の中ではきらきらしています。そのときの友人たちとは今でも仲がよくて、これからもそうあれればいいなと思います。でも、いつの時代でも戻れるなら全力で楽しみたいですね。もっと青春しておけばよかったです(笑)。
――ファンの方にメッセージをお願い致します。
仲良し高校生たちの日常と非日常が入り乱れる、身近で壮大な物語の幕開けとなっております。実際に年齢の近い皆さんと収録させていただいたので、その雰囲気が彼らの雰囲気に乗っていればいいなと思っています。まずは1巻を聴いて、2巻以降もぜひ楽しんでいただけましたら幸いです。よろしくお願いいたします!
■辻岡蓮役・武内駿輔
――作品のコンセプトや物語について感じたことなどをお聞かせください。
男子高校生が送るただの日常を、ボイスドラマに収めるという、非常に面白い試みだと思いました。何気ない内容の会話が、ものすごく煌びやかに見える。ただ、誇張して輝かせるのではなく、リアルな熱量で描くことに意味がある。そんなコンセプトが、他作品と違うこの作品一番の魅力なのではないでしょうか。
――ご自身のキャラクターを演じる際に、難しいと感じた部分、または楽しかった部分があれば教えてください。
蓮の声を吹き込むのは、楽しい時間でした(笑)。男女両方から憧れられる彼の魅力に、僕も翻弄されながら作業しました。
――3年C組の4人グループ、南央・杁弥・蓮・伊吹の関係性はいかがでしたでしょうか?
高校生溢れる関係性が、非常に良いですよね。いつも一緒にいるけれども、実は相手の知らないこともたくさんある。自分の知らない相手の領域に、一歩踏み込んでいいのか、どうなのか。そんな各々の心持ちが非常にリアルで、魅力的です。
――登場人物の中で最も印象的な人物はいらっしゃいましたか?
まぁそれはもう、本作品をお聴きいただければみんなそうだとは思いますが……杁弥ですね。衝撃的なやり取りが見られましたよね。早く続きを見せてください。
――作品タイトル・グループ名にもある「青春=アオハル」という単語にちなんでの質問です。これまでの人生をふりかえってみて一番「アオハル」だった時代は、いつでしょうか?
こんなこと言ったら子どもっぽいですけど、今もずっとアオハルです(笑)。
――ファンの方にメッセージをお願い致します。
今までのティームエンタテインメントさんから出ている作品とは、一味違うラインの作品かと思います。何気ない日常が、だんだんと変化していく。その変化を感じるまでの時間が、非常にリアルな体感で感じられるかと思います。今回のCDは、まだまだ始まりに過ぎません。春夏秋冬の移り変わりに合わせ、長い期間をかけて本作品を楽しんで頂けますと幸いです。
■柳屋伊吹役・中島ヨシキ
――作品のコンセプトや物語について感じたことなどをお聞かせください。
「アオハル」ということで、タイトルからもキャラクターデザインからもとても爽やかな印象を受けました。台本を読み進めていくと「おや……?」「これは……?」と思う部分も大いにあり、ギャップもすごい作品になっているかと思います。等身大の高校生の弾ける感じもありつつ、仲の良い友達とダベっているまったりした感じもある会話劇になっていると思います。
――ご自身のキャラクターを演じる際に、難しいと感じた部分、または楽しかった部分があれば教えてください。
伊吹はキャラクターとして若干掴みどころがない感じがして、どこを軸にするか迷いました。いざ収録してみると、意外と仲良し4人組の中ではツッコミポジションで、テンション的には南央の次くらいには振り幅がある子だったので、演じていてすごく楽しかったです。今回明かされなかった彼の事情がどういったものなのか気になりますね。
――3年C組の4人グループ、南央・杁弥・蓮・伊吹の関係性はいかがでしたでしょうか?
どこか凸凹で、よくこの4人で仲良くやってるなぁと思う部分もありつつ(笑)、そんな4人だから息が合うというか、馬が合うという感じなのでしょうね。男同士って何も考えずに一緒にバカをやれると思うと途端に仲良くなれたりするものなので、そういう面では高校生でも大人でも変わらないのかなと思います。末長く仲良くしていてほしいです。
――登場人物の中で最も印象的な人物はいらっしゃいましたか?
今回は一切会話をすることがなかった絢人と、今後どういった絡みが出てくるのかが気になっています。今のところ伊吹の中での絢人の高感度はマックス最低値なので(笑) 仲良くなるのか、このまま他人になってしまうのか……(笑)。単純に4人の中にどう入ってくるのか、南央との関係など、気になるところの多いキャラですね。
――作品タイトル・グループ名にもある「青春=アオハル」という単語にちなんでの質問です。これまでの人生をふりかえってみて一番「アオハル」だった時代は、いつでしょうか?
専門学校に通っていた2年間がいちばん「アオハル」してたかなぁと思います。文化祭に向けてみんなで舞台をつくったり、卒業公演の準備のために休日返上で学校に行ったり……屋上で稽古なんてこともしました。もう二度とできない経験だろうなぁと思います。
――ファンの方にメッセージをお願い致します。
男子高校生のナチュラルな会話、という大前提でお芝居を組み立てて、彼らにしかない「青春」を作り始めました! 今を生きる若者を同年代の役者陣で演じ掛け合うという貴重な機会をいただいて嬉しく思います。彼らは自分たちの高校生活のクライマックスに、様々なことに翻弄され……ていくことになるのだと思います。ぜひ最後まで見逃すことのないよう、共に歩んでいただきたいです。
作品概要
■青い春の音がきこえる 第1巻 起点
キャスト:上村祐翔、石川界人、斉藤壮馬、武内駿輔、中島ヨシキ
品番:XFCD-0163
POS:4560372457230
価格:¥3,000+税
発売日:2020年11月4日(水)
発売元:ティームエンタテインメント
『青い春の音がきこえる』公式サイト:http://www.team-e.co.jp/spica/aoharu/
『青い春の音がきこえる』公式ツイッター:https://twitter.com/Aoharu_spica
Spica 公式ツイッター:https://twitter.com/label_Spica
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