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前野智昭さんがジャイアンツ愛を語る前編・ジャイアンツを好きになったキッカケとその魅力とは?

2018.12.18 <PASH! PLUS>


PASH! PLUS

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 プロ野球球団「読売ジャイアンツ」を声優・前野智昭さんが応援する企画『前野智昭のGIANTS YELL!』。大のジャイアンツファンの前野さんが、ジャイアンツはもちろんプロ野球全般の魅力を全力でみなさまにお届けしています! 今回は前野さんがジャイアンツファンになったキッカケから魅力を語っていただきました。

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前野智昭さんがジャイアンツ愛を語る前編・ジャイアンツを好きになったキッカケと魅力とは?

――この企画のオファーがあったとき、どんなお気持ちでしたか?

 ずっとジャイアンツが好きで、個人的に応援させていただいていましたし、それが高じて年に1回『ニコニコ生放送』で、プロ野球を観戦しながら好きなようにしゃべるという番組にゲストで出演させていただいたり、いままでもお仕事というかたちでジャイアンツ愛を披露することはあったんです。ただ、まさか公式にジャイアンツさんとコラボできるチャンスがめぐってくるとは想像したこともなかったので、なんてありがたいお話なんだろう!と。単純にうれしかったのと同時に、少し迷いも感じましたね。

――引き受けるかどうかを迷われたんですか?

 一瞬ですけど(笑)。本当に好きだからこそ、それを仕事にしてしまっていいのだろうか?って不安が頭をよぎったんです。でもこれを逃したら、がっつりジャイアンツに携われる機会はもうないだろうなって思うと、「そんなもったいないことできるわけないだろっ!」って心が叫びまして(笑)。大喜びでやらせていただく決心をしました。

――そもそも前野さんがそこまでジャイアンツを好きになるキッカケは、何だったんですか?

 両親、とくに父が野球好きで、シーズン中は常にテレビで野球中継を見るのが当たり前って家庭環境で育ったんです。当時、僕の出身地の茨城県ではテレビのナイター中継はほぼほぼ巨人戦しかやっていなかったこともあって、自然とプロ野球=ジャイアンツって感覚が生まれて。その想いを家族全員で共有してジャイアンツを応援していたというのが、最大のキッカケですね。

――その頃の思い出で、いまも忘れられないものはありますか?

 小学生の頃から毎年一度は、家族みんなで東京ドームに巨人戦を見に行くのが恒例行事になっていて。ふだんはテレビで見ている野球を球場でナマで観戦するというのが、僕にとっても家族にとっても一大イベントだったんです。GWの『子どもの日』に連れて行ってもらうことが多かったので、毎年『子どもの日』が楽しみでしょうがなかったです。

――野球観戦のどんなところを「楽しいなあ」と感じられたんですか?

 ホームランを始め、プロ野球ってひとつひとつのプレーに華があるんですよね。それが少年だった僕の目にすごくカッコよく見えて。僕は10歳ぐらいと早い段階で声優という道を目指し始めたんですけど、声優って職業を知る前にはプロ野球選手になりたいって憧れを持っていましたし、もう少し体が大きくなったら自分も本格的に野球を始めるんだって考えたりしてましたね。

――なるほど。野球というスポーツ自体も好きだったと。

 その気持ちのまま、いまに至っている感じですね(笑)。「野球は9回裏ツーアウトから」なんて言葉もあるように、最後の最後に大逆転が起こりえるし、逆に、ここに投げれば必ず打たれずにすむという“絶対”も存在しない。それが野球というスポーツなんです。だから、何が起こるかわからないという点でドラマチックですし、いろいろな駆け引きが行われているのも、見てておもしろいところだなと思ってます。

――駆け引きというのは?

 たとえば、あえてピッチャーがキャッチャーのサインに首を振って、「どの球種を投げるんだろう?」とバッターを惑わせてみたり、前の打席でストレートを打たれているので、ここはカーブを投げるか、もしくはバッターもそう思ってカーブを待ってるだろうから、あえてもう一度ストレートを投げようとか、目に見えないところでけっこう心理戦も展開されてたりするんですよ。

――前野さんも、そういうことを考えながら観戦していらっしゃるんですか?

 考えますねー。自分だったらこの高さに、この球種を投げさせるなとか。もちろん僕の考えなんてゲーム感覚でしかないですけど(笑)。

――投げて、打って、走るというだけではない奥の深さが野球にはあると。

 それこそ、ひとつひとつのプレーすべてに意味があるというか。たとえばショートゴロでボールを捕球したショートが、ファーストに投げてアウトにしますよね? そのときセカンドの選手はショートの悪送球に備えて、必ずファーストの後ろにベースカバーに入るんです。プロの世界では悪送球なんて100回に1回あるかないかですけど、それでも「面倒くさいな」とか思わず、チームのために毎回、そういう決め事を守って動いているんですよね。

――まさにチームプレーですね!

 本当にそうだと思います。チームの勝利のために、チームメイトが力を合わせて戦う。それは、野球の大きな魅力のひとつですね。

――考えてみたら声優というお仕事も、いろんなキャストが協力して、ひとつの物語を紡ぐお仕事ですよね?

 たしかに。声優におけるマイクワークに近いものが、野球にはありますね。だから強い共感を感じている部分もあるのかもしれないです。

――そんななか、前野さんが感じる“ジャイアンツの魅力”は、どこにあるんでしょうか?

 僕がファンになった子供の頃、ジャイアンツは常に日本シリーズの優勝を争うぐらい最強なチームで、常勝軍団って言われてたんです。そのイメージはいまだに抜けていないところもあって、常に勝つことを求められているチームなんです。そのぶん、どうしても逆にアンチ巨人という人たちも多い球団ではあって、ただアンチの人たちでさえも、話を伺うと「ジャイアンツが強くないと野球界は盛りあがらないんだ」って言ってくれてたりする。そういう強いイメージがみんなのなかにあるというのが、すごく魅力的だなあって僕は思っています。

続きは後半公開までお楽しみに!

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