BUMP OF CHICKEN『ロストマン』＆安彦良和の線画で綴る！箱根駅伝CMメイキング公開

other_content

2018.12.26 <PASH! PLUS>

PASH! PLUS

　2019年1月2日・3日に日本テレビ系列で放送される第95回東京箱根間往復大学駅伝競走にて、オリジナルCM年始特別バージョン“第95回箱根駅伝箱根駅伝のその先へ”が放映。CM公開に先駆けて、12月26日よりCMに登場する大迫傑選手、設楽悠太選手のインタビュー映像と、メイキング映像が公開された。

　本CMでは、今年、マラソンの日本記録を立て続けに更新した2人の箱根駅伝OB、大迫傑選手・設楽悠太選手を起用。大学を卒業した後も挑戦し続ける彼らにとって、箱根駅伝とはなんだったのか─。実際に取材して伺った話をもとにナレーションを構成し、陸上、箱根駅伝に対する思いを紐解いた内容となっている。

　CMの楽曲には、BUMP OF CHICKENの『ロストマン』が採用され、大迫選手・設楽選手の過去シーンは『機動戦士ガンダム』を生み出したアニメーター・安彦良和さんが線画で描き下ろしている。安彦さんが手がけるCM作品は自身初。

　CMの公開を記念し、CM場面カット画像が公開されるほか、アニメーションを手掛けた安彦さんのテキストインタビューも公開となった。

■第95回箱根駅伝箱根駅伝のその先へ大迫篇／60秒
■第95回箱根駅伝箱根駅伝のその先へ設楽篇／60秒
※サッポロビールのホームページでも上記オリジナルCMが公開される。
サイトURL：http://www.sapporobeer.jp/hakone/index.html
※オリジナルCMは、2019年1月2日7:00公開予定。

CM“第95回箱根駅伝箱根駅伝のその先へ”メイキング動画

第95回箱根駅伝スペシャルインタビュー大迫傑（ナイキ・オレゴン・プロジェクト）

第95回箱根駅伝スペシャルインタビュー設楽悠太（Honda）

安彦良和コメント

──駅伝のイメージ、魅力を教えてください。

　走るって孤独なイメージですよね。マラソンが特にそうで。それはそれでドラマ性がある。でも駅伝はチームスポーツだから“熱い”。そして時に残酷。その辺に魅せられるのかな…。

──CM で特に見てほしいポイントを教えてください。

　“走り”って、アニメーションでは基本だけど実はとてもムズかしいんですよ。“レベルが高いアニメは走りがいい”と言ってもいいくらい。だから老体にムチ打ってそれに挑戦してみました。実写がベースになっているところはちょっと勉強になりました。なるべく“アタリ”なんかも入れて。いい経験させて貰いました。

──安彦先生が思う今回の箱根駅伝の見どころを教えてください。

　やはり青山学院大学の連覇が止まるかってことかな。青山学院大学には悪いけどそろそろどこかが止めて欲しいな。その方が面白い。やっぱり一校だけ強いのはどうもな。

──全国の箱根駅伝ファンに一言お願いします。

　現役時代にも一度もやらなかった CM を今回やってしまいました。（「やらない」って決めていたんですよ。じつは。）それが何故っていえばやはり「あの“箱根駅伝”で、正月に全国に流れる」っていうことの魅力かな。それと、幸いちょっと時間があったこと。「線画でいく」っていわれたこと。『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』というアニメをやったことで気持ちがちょっとアニメに帰って来ていて、家に用紙とかが一揃いあったこと・・・そんなことがいろいろ重なりました。やって良かったと思います。実写の大迫君や設楽君が格好いいですがアニメも邪魔していないと思います。お楽しみ下さい。