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アーニャやルフィ、ちいかわもランクイン! 今年のくらしを明るくしてくれた“アニメ・漫画のキャラ”などが発表
2022.12.06 <PASH! PLUS>
PASH! PLUS
PGF生命は、2022年10月5日~10月6日の2日間、20~79歳の男女を対象に“くらしの総決算2022”をインターネットリサーチで実施し、2,000名の有効サンプルの集計結果を公開しました(調査協力会社:ネットエイジア)。
“くらしの総決算”が、皆さまにとって、今年の生活全般を振り返る機会や、来年より良い生活を送るためのヒントになれば幸いです。
調査タイトル:くらしの総決算2022
調査対象:ネットエイジアリサーチのモニター会員を母集団とする全国の20~79歳の男女
調査期間:2022年10月5日~10月6日
調査方法:インターネット調査
調査地域:全国
有効回答数:2,000サンプル(有効回答から性別×年代区分が均等になるように抽出)
※PGF生命調べ。
第1章:2022年のくらしを振り返り
20~79歳の男女2,000名(全回答者)に、2022年を100点満点で評価すると何点か質問しました。
“50点台”(22.0%)に最も多くの回答が集まったほか、“60点台”(12.3%)や“70点台”(15.1%)、“80点台”(19.2%)にも10%超の回答が集まり、平均は61.3点でした。
また、『80点以上』と高得点を付けた割合は32.2%となりました。昨年の調査結果と比較すると、2021年56.4点→2022年61.3点と、平均が4.9点上昇しました。
2021年対比でみると、男女とも20代で平均点の上昇幅が最も大きくなりました。20代の結果を男女別にみると、男性で9.7点の上昇(2021年52.6点→2022年62.3点)、女性では8.8点の上昇(2021年55.3点→2022年64.1点)となりました。
2022年、個人的にうれしかったこと
1位は“旅行に行けた”でした。新型コロナウイルス感染症対策の行動制限が全国的に緩和され、念願だった旅行に行くことができて、旅情や風光明媚な景観、旅グルメを久しぶりに満喫したという人が多いのではないでしょうか。
次いで、2位“子どもを授かった”、3位“健康でいられた”、4位“子どもの成長を感じた”“就職・転職した”となりました。
2022年、世の中の出来事でうれしかったこと
1位“新型コロナ流行が沈静化”、2位“大谷翔平がメジャーリーグで活躍”、3位“村上宗隆が56号ホームラン・三冠王達成”、4位“新型コロナ関連の制限緩和”、5位“オリックス・バファローズがパ・リーグ優勝”となりました。
新型コロナ関連以外では、メジャーリーグやプロ野球での活躍・偉業が上位に挙がりました。大谷翔平選手や村上宗隆選手の歴史的偉業達成の瞬間には、日本中が驚きとともに歓喜や感動に包まれたのではないでしょうか。
就業者(1,482名)に、今年1年、仕事でどのような変化があったか聞いたところ、“給料が増えた”(21.0%)が最も高く、“給料が減った”(14.7%)、“ワークライフバランスが改善した”(11.6%)が続きました。
年代別にみると、20代と30代の7人に1人が“ワークライフバランスが改善した”と回答。コロナ禍以降、テレワークの普及など働き方の多様化が進み、ワークスタイルの選択肢が増えたことで、ワークライフバランスが良くなったと感じている若年層が多いのではないでしょうか。
また、“給料が増えた”と回答した20代・30代も多く、全体と比べて5ポイント以上高くなりました(20代31.3%、30代26.3%)。職業別にみると、公務員・団体職員の18.9%が“ワークライフバランスが改善した”と回答し、他の層と比べて高くなりました。
今年1年を100点満点で評価した得点の状況別にみると、“給料が減った”(低得点層25.6%、中得点層14.8%、高得点層9.1%)や“ワークライフバランスが悪化した”(低得点層18.6%、中得点層7.5%、高得点層2.7%)は低い点数を付けた人ほど高くなりました。収入減やワークライフバランスの悪化が、生活満足度を下げている結果となりました。
全回答者(2,000名)に、今年のくらしを明るくしてくれた有名人とアニメ・漫画のキャラクターを聞きました。
芸能人
2年連続で“明石家さんまさん”が1位となり、2位“錦鯉”、3位“サンドウィッチマン”、4位“Snow Man”、5位“川島明さん”と続きました。
挙げた理由をみると、1位の明石家さんまさんについては“いつも笑わせてくれ、気持ちが前向きになれる”(40代女性)や“見ているだけで明るくなれる”(50代女性)、“いつも明るくて面白い”(70代男性)など、元気をもらえたことで気持ちやくらしが明るくなったという実感が多く挙げられました。
2位の錦鯉については“売れない時代が長く続いても諦めずに頑張って花を咲かせた”(40代女性)や“長年苦労しており、元気をもらえた”(50代女性)など、長い下積み時代を経てブレイクした姿に励まされたといった回答がありました。
スポーツ選手
2年連続で“大谷翔平さん”がダントツとなり、2位“村上宗隆さん”、3位“羽生結弦さん”、4位“井上尚弥さん”“久保建英さん”と続きました。
挙げた理由をみると、1位の大谷翔平さんについては“大リーグでの活躍に、同じ日本人としてワクワクした”(30代男性)や“いつでもチャレンジしている姿を見て前向きになれた”(30代女性)、“たくさんの活躍でワクワクをもらえた”(60代女性)など、メジャーリーグの舞台で活躍している姿やチャレンジを続ける姿に元気やワクワクをもらえたという回答が多数みられました。
2位の村上宗隆さんについては“チームのリーグ優勝に貢献し、三冠王も獲得した。同年代で、見ていて元気をもらえる”(20代男性)や“プレッシャーをはねのけ、頑張ってホームランを打ち続けた”(50代女性)、“大記録達成に向けて毎日ドキドキさせてくれた”(20代女性)など、史上最年少での三冠王獲得に感動をもらったという回答がありました。
アニメ・漫画のキャラクター
1位“アーニャ・フォージャー(SPY×FAMILY)”、2位“モンキー・D・ルフィ(ONE PIECE)”、3位“ちいかわ(ちいかわ)”、4位“ドラえもん(ドラえもん)”、5位“スヌーピー(PEANUTS スヌーピー)”“フグ田サザエ(サザエさん)”“江戸川コナン(名探偵コナン)”となりました。
挙げた理由をみると、1位のアーニャ・フォージャーについては“見ているとかわいいし、元気が出た”(20代女性)、“かわいくて癒された”(20代男性)など、愛らしい姿に元気づけられたという回答や、癒されたという回答が多数みられました。
2位のモンキー・D・ルフィについては“見ていると悩みを忘れさせてくれる”(20代女性)や“元気にさせてくれるセリフが多い”(50代女性)、“揺るがない信念が見ていて気持ち良い”(30代女性)など、ルフィの明るく真っ直ぐなところに励ましや活力をもらったという回答がありました。
また、3位のちいかわについては“かわいくて元気をもらえる”(40代女性)や“癒される”(20代男性)、“ただただ、かわいい”(30代女性)など、キャラクターのかわいさに和んだという回答がありました。
第2章:2022年のお財布事情を振り返り
2今年1年のお財布事情について質問しました。全回答者(2,000名)に、今年1年の“お財布事情”を表す漢字(1字)を聞いたところ、1位“減”、2位“無”、3位“貧”、4位“苦”、5位“普”となりました。
挙げた理由をみると、1位の“減”については“値上げばかりでお金がどんどん減った”(60代女性)や“収入減と物価高のダブルパンチ”(60代女性)、“収入が減った”(30代女性)、“物価の上がり幅が大きく、家計支出が多くなり、おこづかいが減った”(60代男性)など、相次ぐ値上げや物価上昇の影響、おこづかいや収入の減少に関する回答が多数挙げられました。
2位の“無”については“お金が足りない”(20代男性)や“お金が貯まらない”(50代男性)、“お金がどんどんなくなった”(30代男性)、3位の“貧”については“収入が激減した”(70代男性)や“家計状態が悪くなった”(60代男性)、“お金の面で我慢することが多かった”(20代女性)など、金銭面で余裕がない1年だったと実感している回答がありました。
男女別にみると、男性では1位“無”、2位“貧”、3位“減”、女性では1位“減”、2位“貧”、3位“苦”となりました。
今年1年のお財布事情について質問しました。全回答者(2,000名)に、普段、お財布にいくらくらい入れているか聞いたところ、“10,000円~15,000円未満”(26.1%)に最も多くの回答が集まり、平均は14,980円でした。また、『10,000円未満』の割合は39.7%、『20,000円以上』の割合は29.8%となりました。
年代別にみると、『10,000円未満』の割合は、30代以上(30代42.4%、40代39.2%、50代34.5%、60代・70代29.4%)では半数を下回ったのに対し、20代(53.6%)では半数を超えました。他方、『20,000円以上』の割合は、20代(19.8%)では2割にとどまり、60代・70代(39.5%)と比べて約20ポイントの差が開きました。
昨年の調査結果と比較すると、お財布に入れているお金の平均は、2021年14,250円→2022年14,980円と730円の増加となりました。
男女・エリア別にみると、お財布に入れているお金の平均は、近畿の男性(21,610円)が突出しており、全体(14,980円)と比べて6,630円高くなりました。
では、お財布に入っていれば安心できるお金について、いくらくらいをイメージしている人が多いのでしょうか。全回答者(2,000名)に、普段、お財布にいくらくらい入っていれば安心か聞いたところ、“10,000円~15,000円未満”(30.3%)に最も多くの回答が集まったほか、“5,000円~10,000円未満”(17.2%)や“20,000円~30,000円未満”(14.1%)などの回答もみられ、平均は18,540円でした。また、『3,000円未満』の割合は9.2%となりました。
“普段、お財布に入れているお金の平均”(14,980円)と比較すると、“普段、お財布に入っていれば安心できるお金の平均”(18,540円)のほうが3,560円高くなりました。
男女・年代別にみると、『3,000円未満』と回答した人の割合は、20代男性(17.5%)が最も高くなり、20代女性(13.0%)、30代男性(12.0%)が続きました。
『3,000円未満』で安心と回答した理由をみると、20代男性では“基本、キャッシュレス決済”や“キャッシュレス派なので現金を持ち歩かない”、“普段、電子マネーを使用する”、20代女性では“ほとんどキャッシュレス決済”や“スマホやカードがあれば現金を使うことがあまりない”、30代男性では“コード決済とクレジットカードで十分”や“電子決済をメインに使っている”など、キャッシュレス決済の浸透がうかがえる回答が多数挙げられました。
全回答者(2,000名)に、今年、お金をかけたことで人生の満足度が上がったものを聞いたところ、“旅行”がダントツとなりました。旅行先で美しい景色を堪能したり、観光スポットを楽しんだり、美味しいものに舌鼓を打ったりして、充実した時間を過ごせた人が多いのではないでしょうか。次いで、2位“家電”、3位“車”、4位“洋服”、5位“食事”となりました。
かけた金額の平均をみると、1位の“旅行”は140,683円、2位の“家電”は294,115円、3位の“車”は3,515,317円、4位の“洋服”は62,579円、5位の“食事”は31,965円でした。
全回答者(2,000名)に、今年、家計において値上げの影響を実感したか聞いたところ、“実感した”は79.8%、“実感しなかった”は20.2%と、大多数の人が値上げの影響で家計にしわ寄せが来ていると感じていることがわかりました。
性年代別にみると、値上げの影響を実感した人の割合は、男女とも60代・70代が最も高くなり、男性では89.5%、女性では91.0%でした。
今年、家計において値上げの影響を実感した人(1,597名)に、値上げの影響を実感したものを聞いたところ、“食費(外食費、酒代含む)”(78.0%)がダントツとなりました。現在、急激な円安の進行や原材料・エネルギー価格の高騰などの影響で、値上げラッシュが続いています。
小売店や飲食店の利用の際に、食費増加による家計圧迫を実感している人が多いのではないでしょうか。次いで高くなったのは、“水道光熱費”(52.6%)、“日用品費(シャンプー、ティッシュペーパーなど)”(39.4%)、“交通費”(13.2%)、“通信費”(8.1%)でした。
続いて、家計について質問しました。全回答者(2,000名)に、今年、家計を見直したか聞いたところ、“見直した”は58.3%、“見直さなかった”は41.7%となりました。
昨年の調査結果と比較すると、家計を見直した人の割合は、2021年50.4%→2022年58.3%と、7.9ポイント上昇しました。男女・年代別にみると、家計を見直した人の割合は、男性では20代(2021年48.0%→2022年69.5%、15.5ポイント上昇)で上昇幅が最も大きくなりました。
今年、家計を見直した人(1,167名)に、何を見直したか聞いたところ、“食費(外食費、酒代含む)”(47.0%)が最も高くなり、“通信費”(34.2%)、“水道光熱費”(23.9%)、“日用品費(シャンプー、ティッシュペーパーなど)”(21.7%)、“被服費(アクセサリー含む)”(19.0%)が続きました。
第3章:来年の予想と目標
来年の目標や予想について質問しました。全回答者(2,000名)に、来年、実現したい目標を聞いたところ、1位“旅行”、2位“ダイエット”、3位“貯蓄”、4位“健康維持・健康づくり”、5位“就職・転職”となりました。
男女別にみると、男女とも“旅行”が1位となり、男性では2位“貯蓄”、3位“健康維持・健康づくり”、女性では2位“ダイエット”、3位“貯蓄”でした。
性年代別に1位をみると、男性では20代は“就職・転職”、30代は“貯蓄”、40代は“健康維持・健康づくり”、50代と60代・70代は“旅行”でした。他方、女性では20代は“結婚”“就職・転職”“貯蓄”、30代と40代は“ダイエット”、50代と60代・70代は“旅行”でした。
最後に、来年のトレンドについて質問しました。全回答者(2,000名)に、来年のトレンドワードになると思うものを聞いたところ、“値上げ”(39.4%)が最も高くなりました。
今年続いた値上げラッシュが来年も継続すると予想する人が多いようです。次いで高くなったのは、“円安”(28.9%)、“コロナ第8波・第9波”(23.5%)、“ノーマスク”(19.5%)、“コロナ収束”(18.3%)と、コロナ関連ワードが上位に複数挙がりました。
性年代別にみると、30代女性では“産後パパ育休(子どもが生まれてから8週間までの間に合計4週間の育休を男性が取得できる制度)”(20.0%)、60代・70代女性では“オミクロン株対応ワクチン”(31.0%)が全体と比べて10ポイント以上高くなりました。また、20代女性・30代女性では“ノーマスク”(順に24.5%、25.5%)と“SDGs”(23.0%、25.0%)、30代男性では“メタバース”(19.0%)が全体と比べて5ポイント以上高くなりました。
今年1年を100点満点で評価した得点の状況別にみると、“ノーマスク”(低得点層13.7%、中得点層20.1%、高得点層21.8%)や“コロナ収束”(低得点層12.4%、中得点層18.2%、高得点層21.8%)は高得点層ほど高くなりました。今年1年に高得点を付けた人は、来年はコロナ禍が落ち着きを見せ、マスクなしの生活に戻ることを期待する人が多いのかもしれません。
※PGF生命調べ。
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