「おぱんちゅうさぎ」が「ちいかわ」を抑えて1位に！ “女子中高生の2023年トレンド調査”アンケート結果が発表

　GMOインターネットグループのGMOメディアは、運営するチャット型小説サービス「プリ小説 byGMO」のユーザーを対象に「2023年のトレンド」に関するアンケートを実施。もっとも多い割合を占める女子中高生1,062名のアンケート結果をランキング形式で公開しました。

　「プリ小説 byGMO」では、10代のユーザーが全体の約90％を占めており、10代を対象としたアンケート調査の依頼を受け付けています。2023年に流行った言葉や本(小説・マンガなど)、Youtuber、キャラクターなどが明らかになりました。

調査タイトル:「2023年のトレンド」に関するアンケート
集計対象:「プリ小説 byGMO」ユーザーの女子中高生1,062名
調査期間:2023年11月30日～12月4日
調査主体:GMOメディア

2023年に流行った言葉を教えてください。(複数選択可)

　第1位は、「ひき肉です(ちょんまげ小僧)」(74.1％)となりました。チャンネル開設から1年も経たずにチャンネル登録者数が150万人を突破した中学生6人組YouTuber「ちょんまげ小僧」のメンバー「ひき肉」の挨拶です。両手を広げる「ひき肉ポーズ」に合わせた独特なフレーズが中高生の間で大流行。この挨拶を編集した音源に合わせて「ひき肉ポーズ」を真似する動画もTikTokなどのSNSで数多く投稿され話題になりました。

　第2位には、同じくTikTokで流行した「なぁぜなぁぜ」(72.6％)というフレーズがランクイン。自身が疑問に思っていることや不満に思っていることを「〇〇なのなぁぜなぁぜ」という言い回しで、若者たちの会話で使われているようです。

　第3位にはお笑いコンビ「ラランド」のサーヤさんが母親のヒステリックな言動をラジオやYouTubeで紹介したことをきっかけに話題となった「ヒス構文」(53.8％)がランクインしました。

2023年に流行った食べ物を教えてください。(複数選択可)

　第1位は「10円パン」(59.0％)となりました。「10円パン」は、韓国で大流行した10ウォン硬貨をデザインした菓子パン「10ウォンパン」をアレンジしたもので、中には伸びるチーズが入っています。日本各地で行列を作り、長く伸びるチーズが映えると人気を集めSNSでも拡散されました。

　第2位には「ライスペーパー」(48.2％)がランクイン。ライスペーパーを使って生春巻きだけでなく、スイーツやピザなど幅広いオリジナルレシピを紹介するTikTokの動画が話題となり人気を集めました。第3位には、フランスの伝統的な焼き菓子の「カヌレ」(34.1％)がランクインしました。

2023年に流行った本(小説・マンガなど)を教えてください。(複数選択可)

　「推しの子」(84.4％)が第2位と28.7ポイントと圧倒的な差をつけて第1位となりました。主人公の青年が死後に前世の記憶を持ったまま、推していたアイドルの子どもとして生まれ変わるストーリーで人気となり、ことしの新語・流行語大賞にもノミネートされました。

　2023年4月にはアニメ化され、YOASOBIが歌う主題歌の「アイドル」は「オリコン週間ストリーミングランキング」やBillboardの「総合ソング・チャート“JAPAN Hot100”」などのランキングで首位を獲得し、両チャートにおいてチャートインしてから史上最速でストリーミング再生回数1億回を突破するなど、大ヒットとなりました。

　第2位には、後宮を舞台に「毒見役」の少女が様々な難事件を解決する、アニメ化もされているライトノベル小説「薬屋のひとりごと」(59.9％)がランクイン。第3位には、人間の負の感情から生まれる呪いと、それを呪術で祓う呪術師との闘いを描き、アニメ化もされているマンガ「呪術廻戦」(54.9％)がランクインしました。

2023年に流行ったYoutuberを教えてください。(複数選択可)

　第1位は中学生6人組YouTuberの「ちょんまげ小僧」(75.1％)が第2位に2倍以上のポイント差をつけて圧倒的第1位となりました。チャンネル開設から1年も経たずに登録者数は150万人を突破し、テレビCMにも起用され、Youtubeにとどまらず、2023年を象徴する「顔」となりました。

　第2位はグルメ系動画を投稿している「名前募集中」(32.9％)、第3位はゲーム実況グループでマインクラフトを主軸に様々なチャレンジを行う「カラフルピーチ」(31.7％)がランクインしました。

2023年に流行ったキャラクターを教えてください。(複数選択可)

　第1位は「おぱんちゅうさぎ」(75.2％)となりました。おぱんちゅうさぎは、「なかなか恵まれない。今にも泣きそうだが、ひたむきに健気に生きていく」をコンセプトに、人気イラストレーターの可哀想に！さんが手がけたキャラクターです。X(旧Twitter)では、おぱんちゅうさぎの「誰かのために健気に頑張っているが、報われない」日常が描かれており、フォロワー数は81万人を突破しています。

　第2位はイラストレーターのナガノさんが描く「ちいかわ」(74.2％)が第1位に僅差でランクインしました。同作品の「ハチワレ」(56.4％)、「うさぎ」(51.9％)が第3位と第4位にランクインしていて、「ちいかわ」人気の高さがうかがえる結果となりました。

2023年に流行ったスマホアプリを教えてください。(複数選択可)

　第1位は「X(旧Twitter)」(81.9％)となりました。実業家のイーロン・マスク氏がTwitter社を買収し、2023年7月24日に名称が「X」に変更され、アイコンの「青い鳥」も変更されたことで大きな話題となりました。

　第2位には、フルーツを上から落として箱に詰めていくゲーム「スイカゲーム」(72.5％)がランクインしました。人気のYouTuberやゲーム実況者が続々と取り上げることで注目を集め、シンプルながら中毒性のあるゲーム内容が多くのユーザーの心を掴んだようです。また、第3位には「TikTiok」(67.5％)がランクインしました。

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